読書と杉サマと浅井長政が好きです

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一心太助



山田太郎さんの「一心太助」

初めに「一心太助」をあげたのは、私が初めてはまった時代劇が山田太郎さん主演の「彦左と一心太助」だからです。随分と長い間、放送していたように記憶していましたが、約一年の放送だったようです。どんな話があったかは忘れてしまいましたが、最終回のシーンだけはちょっと覚えています。
めでたく恋仲だったお中ちゃんと祝言を挙げた翌日、太助はおまぬけにも「お中ちゃん、なんで、おまえこんなところにいるんぜぃ?」子供の頃はそのままスルーしていたのですが、後から考えるとおい、おい、・・ってセリフですね。
大久保彦左衛門を親分と慕い、夢は天下一の魚屋になること。腕に一心如鏡の彫り物をしている。なぜか金太というしっかりものの孤児と同居しています。金太も太助と同じくぼてふりをして働いています。この金太役の子役さんが後に声優としても活躍する堀川りょうさんです。金太と私は記憶していたのですが、インターネットでは金太郎となっていました。大久保彦左衛門は新藤栄太郎さんです。ちなみに私のこの番組の主題歌、今でも覚えています。ここで、あげてしまうと著作権の侵害になってしまうかもしれないので割愛しますが。
この作品は1969年11月3日から1970年10月26日 までTBS系列で放送されました。

杉良太郎さんの「一心太助」

実は、私の住んでいるW県A郡Y町ってド田舎なんです。なので、私の子供の頃はVHS局のNHKと四国放送しか映りませんでした。お金持ちの家はUHFのアンテナを立てて沢山のチャンネルを見ることができました。
だから、杉良太郎さんの「一心太助」はリアルでは見られませんでした。全世帯にUHF局が映るようになって再放送で観ました。しかし、午後3時からの放送だったので学校が終わると大急ぎで帰りました。それでもおしまいの方の15分くらいしか見られなかったのですけどね。
この作品では杉良太郎さんの三枚目ぶりが楽しい。お中役の音無美紀子さんとドジョウ掬いを踊ったりしている。伊東四朗さんとのかけあいも面白かった。大久保彦左衛門は、志村喬さんです。最終回、太助に子供ができたことをお中が告げて、ハッピーエンドです。私はこの番組でねぎまのまがまぐろだということを初めて知りました。それまではやきとりとねぎを交互に串ざしにしたものだと思っていました。後年、職場で、この話をすると「一心太助」って何?でした・・・
この番組は杉良太郎は「一心太助」がいいとコンピューターがはじき出したと杉良太郎さん自身が語っておられました。冬でもはだしで、ハッピ姿なので、でしもやけに悩まされたとも・・・杉良太郎さん自身は松平長七郎を演じたかったようです。
この作品は1971年10月3日から1972年3月26日までフジテレビ系列で放送されました。DVDも発売されているのですが全話収録されていません。


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舟木一夫さんの「一心太助」

もうひとつ紹介したいのは舟木一夫さんの「一心太助」
昔は、よく、「~邦画劇場」と銘打って古い時代劇映画を放送してくれていたのです。おそらく、この舟木一夫さんの「一心太助・江戸っ子祭り」は舟木一夫さんの人気が全盛の頃に撮られたものだと思います。
で、話の内容はよく覚えていないのですが、妙に忘れられないシーンがあります。ある武家屋敷で皿を一枚割った腰元が、手打ちになりそうになり、それをかばって一心太助が中に入ります。そこで、その皿が10枚組だと知った太助は残りの皿も全部割ってしまいます。
「おいらの命ひとつで後9人の命が助かるなら未練はねえ・・さあ、すっぱりやってもらおうっじゃないか」いせいのいいタンカをきります。
この映画の内容も主題歌も忘れてしまいましたが、最後の「~あの子かわいや駿河台」のフレーズだけ妙に頭に残っています。
この作品は1967年4月20日公開されました。DVDにもなっています。





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