読書と杉サマと浅井長政が好きです

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徳川家光



二番目に徳川家光を持ってきたのは、前出「彦左と一心太助」で山田太郎さんが一心太助と徳川家光の二役をしていたから、そのつながりです。杉良太郎さんの「一心太助」では中尾彬さんが演じておられました。

仲雅美さんの「徳川家光」

最近といっても、かなり前になりますが「爆報! THE フライデー」仲雅美さんがオファーを待ってオーディションを受ける日々なんてことを放送していましたが、私が子供の頃は「ポーリュシカ・ポーレ」や「涙のジャニィ」などのヒット曲も飛ばすアイドルでした。この仲雅美さんが演じた徳川家光は城を飛び出し、身分を隠し、「竹さん」とよばれ市井をうろつくのです。どんな話があったのかは忘れてしまったが、覚えているシーンを一つ、魚を焼きだした竹さん、焼き方がわからず、けむりだらけになり「ゴホッゴホッ、源兵衛・・」と出てくる。脇を目黒祐樹さんや吉沢京子さんが固めていました。
この作品「家光が行く」は1972年10月5日から12月28日まで日本テレビ系で放送されました。

中村嘉葎雄さんの「徳川家光」

徳川家光を演じた俳優として、私は中村嘉葎雄さんをあげたい。家光が主人公ではないのですが、吉屋信子先生原作「徳川の夫人たち」です。この番組の主題歌も全部覚えているのですが例によって割愛します。
平日の午後からの放送だったので、夏休みにしかみられなかったため、話の前後が飛んでしまっているのですが・・・
オープニングはお鈴廊下に徳川家光が入ってくる。ゆっくりと歩いてゆく嘉葎雄家光。さて、この家光ですが、生田悦子さん演じるお万の方に惚れている。なのに、なぜか、お万の方は子供が産むことができない設定になっている。徳川家には後継ぎが必要と周りに諫められ、家光は何人かの女性と関係を持ちますが心はお万の方にある。
やがて、幼い子供たちの行く末を案じつつ家光は死んでしまう。家光が死んで、家光と関係のあった多くの女性は髪をおろすが、お万の方大奥総取締まりとして大奥に残る。家光の御台所とは和解するが、家綱の乳母の矢島の局と対立するようになる。お万の方は家綱には御台所一人を守ってほしいと思うが、家綱は腰元の一人を愛するようになる。ここまで観たのですが、学校が始まってしまい、結末はわかりません。
おふとんの中で、やさしく家光が女性に手を添えるオープニング・・これだけでも当時の私としては「わぁ~」って感じで見ていました。
お万の方役の生田悦子さんは、この後「金ドン」の良いOL役でブレイクします。
この作品は1974年の作だそうです。



沖雅也さんの「徳川家光」

「大奥」で沖雅也さんが演じた徳川家光の特筆すべきは、その死の間際の演技だと思います。正室を愛しながら、他の女性と関係を持ち、正室を顧みない。最後に言うのである。「許せ・・」と・・人気絶頂の時に「涅槃で待つ」という言葉を残した彼に何か暗示させるものがあるようでもあります。正室役の坂口良子さんもお亡くなりになってしまいさみしい限りです。
この作品は。フジテレビ系列で1983年4月5日から1984年3月27日まで放送されました。












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