ふぁんふぁんふぁ-ましぃ

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morgue





帰り私が友達と別れた後…
衝撃を受けた。

何故って?近所幼馴染の紅耶(こうや)と尚哉(なおや)君がキスをしてたから…
男同士が何やってるのさ…
私は、まるでストーカーの様に隠れて一部始終を見ていた。

自分でも何見てるの?と思ったんだけど…

それどころか私は紅耶が羨ましくなっていた。


恥ずかしい…


尚哉君は目を点にして、しばらく固まっていた。
とゆうか…長すぎやしない?
私が見ている限りじゃ~1,2分はしている?

こいつ等

ホモか?


やっぱり苛立たしい…何てたって…私は尚哉君に片思いしていたから

いい加減に辞めろ、この変態男。
私は言葉では言わず紅耶に言った

でもチョット興奮してる私も可笑しい。


ドラマの観過ぎ(?)

ちょっと控えなければ…


「はっっ」
尚哉君の顔は一瞬女の子の様に赤くなった。
やっと終わった…(汗
これ以上やってたら…私キレる所だったかも?否…乱入騒ぎか?

そして制服のすそで尚哉君は口を拭いた
紅耶は笑った。

「じゃぁな」

軽く手を振ると帰っていった。


             何て奴だ!何て奴だ!私の青春を奪いやがって!!あのホモ男め!


また立ち尽くす尚哉君を見て何だか…気の毒になった。

「何だよ…あいつ…」
そう言い、しばらくすると尚哉君は帰っていった。


「あ”~…凄いモン見ちゃったよ~私の脳よ…あの馬鹿男どうするべき?」

何て、独り言を言っていた私…

色々考えてみた…

友達に言いふらかす?
あ…でも、皆信じないし~

思い切って紅耶に切り出して脅してみる?
アイツぁ~しらばっくれるな…(今までもそうだったし


でも、このまま黙っているのは嫌!絶対嫌!
私の性格では許さない!!
どれだけ好きなのか奴には解らない!!

この一年間…
直哉君の事色々調べたし…
放課後椅子にだって座った(ぇ
写真だって…私も撮ったし…友達にも男子にも頼んで撮ってもらった…
のに!

あの馬鹿チン…
でも結構前から色々やってたりして?

あ”~あ”~…殺したい…殺してやりたい…
乙女の心を踏みにじりやがって
どうなるか解ってるのか?


本人達は多分、絶対私が見ていたことなんて知らないだろうけど…

あ…そうだ!
紅耶に意地悪してやろう!!
私は低レベルの意地悪を色々考えてみた
画鋲に~
石に~
それと…泥?
上履きに入れてやろう!それから~

何だか胸がドキドキしてきた…
紅耶が、どんな反応をおこすか…

これで尚哉君に変な事しなくなるだろう?
と思っていた
その夜布団の中で一杯考えた。
ドキドキワクワク興奮が止まらない!

でも…

上手くいくかな?

成功する様、また色々考えた…

気が付くともう、夜中の2時になってた。
もう寝よう

しばらくすると私は深い眠りについた…


朝…目が覚めると綺麗な光が私を包んだ。
何か成功する気がする。

私が成功させてやろう!

意気揚々、制服の襟が折れているのにも気付かず家を出た

放課後が勝負だ!
待ってろ~ホモの紅耶!

あまりにも気をとり過ぎて階段から落ちてこけた

「あ!痛ぁ…」


勢い良すぎてパンツが見えた


こんにゃろ~!!

血も出てきたし…最悪だ。


私は今気付いた…
これまた最悪!

「馬鹿じゃね~の?!」

紅耶が近くでそう言った。


「五月蝿い!アンタのせいだ!」
あ…

「あん?俺のせいだって?」
「そう!(もうヤケクソ)アンタが全部悪い!」
「?」
「あ”~アンタが変な事するからだよ!!」

嗚呼…

紅耶は私を横目に薄笑を浮べた。
何てイヤミな男何だろう…

「見ろよ、尚哉、アイツの格好!」

すると紅耶の後ろから何と尚哉君が出てきた
私は、あまりにも焦っていて自分の格好に気付いて無かった…


「はは、パンツ見えてる」


きゃあぁああぁぁああ!!!
何だか鼻も痛くなってきた…
鼻のてっぺんから血が出てきて~

私は思わず泣いてしまった

もう最悪…
初めて尚哉君が私に言ってくれた言葉は「パンツ見えてる」


それに、この格好、この顔

最悪…

すると二人は私に駆け寄ってきた
「おい、大丈夫かよ~高2にもなって転んで泣くなよ~」
「紅耶…この子知り合い?」

「ああ~幼馴染みたいなモン。千沙(ちさ)ってんだ」
「千沙ちゃん?大丈夫?」

二人がブツブツ言っているのは私には聞こえてなかった…

今朝のあの光は絶対私のためだったのに!
それどころではない

てか…なんで?昨日あんな事あったのに
この二人こんなにも仲良いのよ?!
やっぱり二人はホモだったの?!

そんなはずない!尚哉君は絶対!

すると私の体がヒョイと上がった


「?!」

「ったく世話の焼ける女だなぁ~」
紅耶が私を背負った

「………………」

よく解らないけど紅耶の背中は大きかった
隣には私と紅耶のカバンを持った尚哉君がいた。

何なのよ~行き成り優しくなったし…女は好きじゃないはず(?)なのに

「あ~重た、テメェ一体何キロある?」
「五月蝿い!何で言わなきゃなんないのよ!」

まだ泣き顔言った

これじゃぁ意地悪がやりにくいし…
皆…見てる!

私は紅耶の背中に顔を押し付けた。

「千沙ちゃんは何組?」


~!もしかして…私に聞いてる?(笑

「3組」

 へ?

「そうか~3組なんだね、俺は5組だよ」

知ってます。
って!何で紅耶が言うのさ!!

「なんで紅耶が言うのさ!!」

「テメェが泣いてるからだろ~が、てか限界かも…おい、降りろ」
「はぁ?!」
「俺の二倍あるぞ絶対」
「はぁ?!」

「はは」

また笑われたし…
紅耶はウザイし…
何より…怖いのは…

「ってゆーか、この子誰ぇ?!」
「顔見えないし~」
「紅耶の背中良いな」
「ずるい~!」

紅耶と尚哉君に群がる女達(同い年)…怖い

化粧してるし…

スカート短くて、これまたパンツ見えそう…

髪も茶髪で…

胸元強調…


私とは正反対。

「あ~ウッサイさぁ~、あっち行けよ」
降ろすに降ろせなくなって(私が重いのは事実だ
かなり我慢している

私も私でバレたら何されるか解らないし怖くて顔を隠していた。

「何~?この子顔押し付けてるよ~?」
「もしかして彼女?」
「マジ~?!顔見てぇ!」
「ねぇ顔見せてよ~!」

私はゆっくり進む紅耶の背中で、また泣きそうになった。

「あ~のさ、俺たち忙しいからさ、後にして」
「そう、後で(大汗)」

尚哉君紅耶は言った。


「ってかさぁ~?!紅耶!血ぃ付いてんよ~!大丈夫?!」
「あ~ホントだ!」

私はチラッと紅耶の白い制服を見た


あ…本当だ…私の血が付いてる…

あとでクリーニング代渡しておこう。
その前に…この女達だ!


女達って言うのも失礼かも…


「ホント、ウッセーなぁ」

紅耶もキレてる…

尚哉君はどっちかって言うと女子とは話さないタイプだから、さっきから黙っている。
でもこちらを見てはくれる…

はぁ…情けない。


男に萌える男の背中におぶさってる何て…



ストン…

「?」

紅耶は後ろを向いて私を見た


「あ!この子3組の千沙?じゃねー?」
一人が言った

「誰だよー!」


嗚呼…やっちゃった(汗






「ね~千沙って紅耶君と仲良いの??」
友達の藍子が聞いてきた

全く…さっきから皆そればかり…

飯食ってる時位静かに食わせろ。


「いや~ただの幼馴染だって言ったでしょ!」

半ばキレ気味。

「だってさぁ~ただの幼馴染だけじゃオンブして貰えないよー?」
「それは私がこけたから」
「だから、鼻の頭絆創膏してあるんだ~w」

朝っぱらから最悪ばかり…

クラスの皆にはいつもでは有り得ないほど話しかけられるし…


凄いぞ…ホモの紅耶パワー。


でもホント飯不味くなるわ

内心ちょっと驚いた
あの意地悪紅耶が…
ちょっとカッコ良く見えた?
きっと気のせいだ。

やっぱ尚哉君が一番w



その時クラスがざわめいた。

「?」
私はその時おにぎりを銜えていた
藍子は私の後ろを見てオドオドとして私を見た。

「千沙~ぁ…後ろ後ろ」

小声で言うのが聞こえた


「あ?」


間抜けな顔をして私は後ろを見た




「紅耶…?」






次にある記憶ではクラスの皆がドアから私と紅耶を覗いていて

「どうゆー関係だ?」
とか
「付き合ってるんでしょ~?」
とか
「女の見方が悪いんだきっと」
とか…

こいつ等も低レベルな事をぬかしてた。


紅耶が私を呼んだのだ。



一体何の様だろう?まだ悪戯はやっていないし
まさか昨日の事見ていたこと気付かれてた?

いやいやぁ…まさかぁ~

あれは絶対気付いてないぞ…?

それにしても激しかったなぁ…
私あんなの初めて見たよ。
って言うか気持ち悪かった

ショックだよなぁ~
尚哉君の唇を奪ったのは幼馴染の馬鹿男だし…

そうだよ~幼馴染がホモなんて情けねぇ~なぁ


あれこれ考えていると
紅耶は屋上へと向かっていることを気付いた。


「ねぇ、紅耶どこ行くの?」

階段を昇って動悸をおぼえている私は息が荒い
と言うか、もう昇りたくない。

「屋上」

「そりゃぁ~解ってるけど…」
「なら聞くなよ」

「何で?」

「は?」

「だって高校に入ってから久しぶりに喋って…クラスまで呼びに来るなんて3年ぶりくらいだよ?」


「テメェのせいで制服に血が染み付いた」


「クリーニング代払やぁ~良いでしょ?」

私はポケットから財布を出した。


「いい」
「は?」
「いらねぇってんだよ」

何故怒る?

「後でくださいって言ってもやらないからね」


何で怒ってるの?
やっぱり今朝の制服に付いた血のせい?
それとも私が重たかったから?

何だかこっちまで苛々してきた。

ちょっと怒っていると主張したくて無理にポケットの財布を入れようとしたら入らなかった

でも…クリーニング代のお金…無いや。

後で気付いた


屋上は自殺防止(?)のネットが張ってある

私は前、アレを壊そうとした
何故壊そうとしたのか解らないけど。

屋上には青空が見えて…

風が心地よい

それにしても疲れた。


1階から4階まで結構キツイ


私はドアを閉め

「用は何?」
と聞いた。


紅耶は相変わらず、こちらを見ない。


「もう…・・・・・・・・

風が声を消した

「は?」

声も小さくてよく聞こえなかった
ったくいつもはギャーギャー五月蝿いのに…
私の前ではこうかよ

そんなに嫌なのか?

嗚呼、昔は良い子だったのに…
いつの間にか

私とは違う居場所を見つけて
そこに適応し
私とは正反対の生き物になってしまった…

何故か過去の事を思い出した。



「で?」

「オマエ、尚哉好きなんだろ?」


行き成り何言い出すかと思ったら…

何処から聞いたんだろう?藍子か…?

あ…もしかして、彼氏が取られないように警告している…?

でも、どっちにしろ私は相手にされないだろう?


「だったらどうなのよ?」
私は「そう」「違う」とも捉えにくい返事をした。

「何でだよ」
「はぁ?」

「何で尚哉が好きなんだよ」

まだ、こっちを向かずに問う


「そんなの人の勝手じゃん」

コイツは何言い出すかと思ったら…

そんなの、決まってるじゃない…

れ?


「何で俺じゃねーんだよ」








今なんて言った?

私の聞き間違いだろう…


大体紅耶はホモだぞ?
一応私は女だけど…男じゃないぞ

何で…だ?


私は一歩後ろにさがった



その瞬間

紅耶が後ろを、私の方を向いた。


右手は私の頬を優しく包んで

左手はお世辞でも綺麗とは言えない髪を撫ぜた


黒い瞳は私を見つめてる



やめてよ…

やめてよ…


そんな瞳で見ないでよ…



やめて

やめて

やめて!!


私は心の中で叫んだ


何でよ?

唇は唇に触れた

にゃぁあああ!


何でよ!?

あんたは一体何なのよ!!


よく解らなくなって…私は紅耶の頬を叩いた





もう目の前がクラクラになってた。





                   +続く+


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                  +一言+

morgueとは訳すと「死体置場」と言う意味ありげな無さそうな意味がある。
渡瀬からしてみると…
初めて誰も死なない恋愛小説かもしれない。
だけど題がコレじゃぁねぇ…

内容もはじめっからホモのキスシーンで始まるし…最悪にも程がある。

ホモの意味が解らない人は居ないと思うけど一応説明しておきましょう!
所謂「同性愛」(男バージョンです)
よく同人のお方たちが描く(やおい)だと思います。(思っています

私からしてみると…
ホントにいたら気持ち悪いかもしれません…
てか現実にも一杯いるんだろうが…
まぁ愛し合っているならしょうがない。
これの反対「レズ」(女バージョン)も有りますが…
まだこっちの方が理解しやすいかも?
(強制終了)

私の元中では、こうゆうお方たちが多かった。
その現場を見たこともあるし
それでチョッピシショックをうけた(´Д))
その気持ちが出ているのかも?

主人公の片思い中の男の子に幼馴染の男の子がキスしてるの見たら(そんな奴では無いが
それまたショックだ。
こりゃぁ渡瀬が見たらカウンターパンチだw
でも最初は影で見ていそう…

コメディタッチ…
とまで行きませんが楽しんでもらえたら光栄なのですがUu

渡瀬は純粋で上手く出来上がった話が大嫌いなので…(知り合いなら解るはず…
それと渡瀬の周りの環境が色々変わったからだろう…

付き合ったり…
別れたり…
デートしたり…
愛し合ったり…

そんなエピソードだけ渡瀬は聞いているので、渡瀬の頭の中では…
何か妖しい、もう一つの話が出来上がっているのです。

それが、ゴチャマゼになって…
この話が出来たのかも…知れん。

これから主人公の気持ち
また回りの人たちの複雑な気持ちが空回りしてきます
それもまた面白いんですがね(笑

でもまぁ、ここまで飽きずに読んでくれたお方にカナリ感謝します。
一言って言ったくせに長々と書き続けている私を、どうか許してください。
後、もし良ければ感想などもらえると本人喜びます

ではでは、続きを書かれるのを楽しみに(?)待っていてくださいね?


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