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濱田酒造-隠蔵/薩摩白波



浜田酒造  薩摩金山蔵

古来より金鉱山とマグロ遠洋漁業の町として全国にその名を知られ,日本三大砂丘に数えられる吹上浜北端に位置する鹿児島県いちき串木野市。 薩摩金山蔵は,いちき串木野市の中心部から程なく山手に進んだ自然の中にあります。



 薩摩藩の財政を支え,かつては日本一の金を産出した串木野金山の坑道跡で,焼酎を造っているのが,「 浜田酒造金山蔵 」。敷地はこんもりとした緑に囲まれ,蔵は地底にあります。





◆トロッコで坑道を下って蔵へ

トロッコに乗って地底の蔵へ向かうと8分ほどで,坑道内に設けられた焼酎蔵に着きます。坑道はひんやりとして,岩盤から水滴が垂れている所もあります。蔵の中には入れませんが,随所にのぞき窓があって仕込み場などを見学できます。



 仕込みは,米麹とサツマイモ,水,酵母を同時に仕込む“どんぶり仕込み”。外気温に左右されない坑内という好条件を生かした製法である。蒸留は“カブト釜式蒸留”という江戸時代の焼酎づくりを再現しています。



  地上には鉱泉水の温浴施設や食事どころ,売店などもあり,ゆったりくつろげます。



・所在地:いちき串木野市下名13665

・電話 : 0996(21)2110

・工場見学:10時-17時(トロッコ料金 大人700円,小人300円) 年中無休


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薩摩酒造  明治蔵

 当社は昭和11年薩摩合同酒精株式会社として鹿児島県枕崎市に創業。当時は「薩摩乙女」という銘柄を主に生産し、昭和24年薩摩酒造の現社名に改称。昭和28年より現在も主力銘柄として製造している「さつま白波」の販売を開始し当時鹿児島県外ではあまり親しまれていなかった芋焼酎を「ロクヨンのお湯割」「酔い覚めさわやか」といったキャッチコピーで芋焼酎の飲み方や魅力をアピールし,全国ブランドに高めた。

◆花渡川蒸溜所 明治蔵 (枕崎市 立神本町26番地)
 1992(平成4)年、『さつま白波』の蔵元・薩摩酒造は、花渡川のほとりに立つ創業以来の本社工場を、見学ができる資料館「明治蔵」として一般に公開した。銀ねずみの和瓦に白い漆喰壁、百年を越す梁や桁そして石の床、ここでは麹やもろみと同じように、建物やかめ壺や木桶も生きている。ここでは,百年以上も使い込まれているという仕込み甕(がめ)や社員手作りの木桶(きおけ)蒸留器、石造りの貯蔵庫などを使って、黒瀬杜氏による昔ながらの焼酎造りが行われている。



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