ホシミスト3013の天体撮影記

ホシミスト3013の天体撮影記

2016年11月29日
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カテゴリ: 星雲
 改造カメラだったEOS Kiss X4が、
 ミラーアップ機構の摩耗により故障し、修理のため入院していました。
 このたびめでたく退院してきましたが
 当然赤外線カットフィルターを取り外す改造をしていたのでは
 修理はしてもらえません・・・

 帰ってきたのは、赤外線カットフィルターを外していない、
 無改造カメラとして、です。

 さて、改造前にM42なんて撮影する腕はありませんでしたので
 改造カメラとの違いを見るなら今がチャンス。


 望遠鏡とカメラだけだったら、こんな風に写る、という画像です。

2016.11/28 M42 (IMG_2934)
2016.11/28 M42 (IMG_2934) posted by (C)ホシミスト_3013

Canon EOS Kiss X4(無改造) ISO1600 60秒×25
Takahashi EM100 NoTouch
2016.11/28自宅庭より
DSS(L25D12F20DF20B30) KappaSigma Sat17%
StellarImageでトーンカーブ調整、カブリ補正
NeatImage
AdobePSEで色調補正


 いつものホシミストの画風じゃないなぁ・・・
 なんて思って下さる方がいるでしょうか??(*≧m≦*)

 無改造カメラだと、赤外線Hα領域の写りが落ちる代わりに、
 青い星雲が相対的に強調されますね。
 M42のほのかな赤さは、改造カメラではかなりきつい色になってしまうので
 やはりこんな色合いがM42の良さだよなぁ~~、と思うのです。

 実は、CMOSセンサーも丸ごと新品に交換しましたので
 FlatもBiasもすべて撮り直し。
 CLSフィルターを装着しないフラットは、何故だかなかなかうまくいきません。


 さて、いつもと違うなぁ、とは、私自身でさえなかなか分かりにくいもの。
 過去撮影したM42を並べてみるとしますか・・・

赤外線カットフィルターを取り外す改造 をしたのは、
 春に赤道儀を購入し、その直後の夏。


 自宅から、 望遠鏡でM42を初めて撮影したのは、2012.11/11
 CLSフィルターなしで撮影していて、しかもこのころはRAWではなくJPEG、
 そのうえ加算平均ではなく比較明でやってますから、
 淡い部分は全く見えていませんね。

20121111-M42_9710
20121111-M42_9710 posted by (C)ホシミスト_3013


2013.02/10にくじゅうに行って撮影した時 が、これ。
 このころもまだJPEG画像ですが、
 このころにはたぶんmartind35さんに加算平均コンポジットを教わったころ
 じゃなかったかなぁ・・・

20130210M42-SKY90_5696-1440
20130210M42-SKY90_5696-1440 posted by (C)ホシミスト_3013


2013.10/13には、CLS-CCDフィルターを通しての、初M42 ・・・
 真っ赤・・・画像も、私の顔も(処理のつたなさに赤面してしまいます)

まっかっかのM42(IMG_9990)
まっかっかのM42(IMG_9990) posted by (C)ホシミスト_3013


2013.12/23には、ISOを1600に落として、8分露光に挑戦。

2013.12/23M42オリオン大星雲(IMG_0855)差し替え希望(笑)
2013.12/23M42オリオン大星雲(IMG_0855)差し替え希望(笑) posted by (C)ホシミスト_3013

 DeepSkyStackerというソフトと出会い、撮影方法が激変した2014年
12/27に自宅から、CLS-CCDフィルターあり、30秒露光×80コマ、で撮影したのがこれ

30秒露光のM42
30秒露光のM42 posted by (C)ホシミスト_3013


 こうなるとCLS-CCDを使わずに暗い所で撮ってみたい!
 ようやく実現したのが 2015年12/12、くじゅうでCLSなし

M42オリオン星雲 2015.12/12
M42オリオン星雲 2015.12/12 posted by (C)ホシミスト_3013


 さてさて、画像処理の拙さが目立ちまするが、
 多少なりとも進歩がうかがえますかね???

 紹介した過去画像は、いずれも赤外線カットフィルター除去改造機での撮影。
 今回は自宅から、ノーマル機、光害カットフィルターなし。

 色合いの自然さをもう一度(*≧m≦*)

2016.11/28 M42 (IMG_2934)
2016.11/28 M42 (IMG_2934) posted by (C)ホシミスト_3013





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最終更新日  2016年11月29日 20時10分37秒
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Re:X4 祝退院(11/29)  
martind35  さん
>このころにはたぶんmartind35さんに加算平均コンポジットを教わったころじゃなかったかなぁ・・・

(゜o゜;)
すすすっすみませんっ、釈迦に教えを説くようなそんな失礼なことを言ってましたか<m(__)m>。
ホシミスト_3013さんは今でも新しい方法を導入されてどんどん新しい表現法を使われているところに、私なんて相も変わらずトーナメント方式くらいで何枚写しても昔のままですし…。

それにしても下の3枚はどれも凄いですね。昔…たって学生の頃ですが、M42のイメージは2枚目のお写真のように星雲の下側がくっついていないものでした。

それが冷却フィルムの登場で下の部分も星雲が広がっている写真を初めて見たときにはそれはたまげたものです。

X4はフィルターが付いて一般タイプになったのでしょうか?。私はノーマルカメラでのM42はそこそこ色も出てくれて写すのが楽しい対象と思っていますが、特に夏の天の川を写すと赤がねえ…(-_-)と感じてしまいます。

それをホシミスト_3013さんがどのように処理をされるか、楽しみもあるところですが、やっぱりまた外されますか?。

どちらにしてもこれからもホシミスト_3013さんのお写真を私のひとつの目標地点として勉強させていただきますね。


(2016年11月30日 09時38分17秒)

Re:X4 祝退院(11/29)  
放浪の達人  さん
ホシミストさんの写真はどんどん進化していて素晴らしいです。
(2016年11月30日 23時54分49秒)

Re[1]:X4 祝退院(11/29)  
martind35さん、いやぁ、その節はお世話になりました。
比較明合成だなんて、おおよそノイズリダクション効果のないコンポジットから
一気に転換した、大きな大きなコメントでしたよ!
ちなみに今でも、オートスタックを利用しないときは
手動でトーナメント、やってますよ~~!!

できればX7iの方のフィルターを外したいと思っているのですが、
こちらも今入院中なので、診断結果を待ってから
ですね~~

赤外線カットフィルターを装着していても、
透過率は0になるわけではなく、10-20倍の露出時間で
赤も出る、と聞きましたが、
やってられませんから(^^ゞ

昨年の冬から今年の夏にかけて、
改造X4で星雲を、非改造X7iで天の川を、撮影したりしていましたが
結論としては
そもそも写っていないものをいくら画像処理しても無理!
でした。
やはり赤い星雲が散在する天の川を写そうと思うなら、
赤に感度があるカメラでないと無理だと思っています。

Nik○nさん であれば、aがついた、astronomyカメラ
(D810aのaは、そういう意味だそうですね)
あるいは、富士山のカメラは赤外線のカットが元より甘い
(つまり赤外線が写る)と聞きます・笑

最近巨匠さんたちの画像を目にする機会が増えまして、
デジタル天体写真って奥が深すぎだろ~~!!
と、思っています。

M42の下の方どころか、プレアデスの周りまでつながってしまってますから
(*≧m≦*)


>>このころにはたぶんmartind35さんに加算平均コンポジットを教わったころじゃなかったかなぁ・・・

>(゜o゜;)
>すすすっすみませんっ、釈迦に教えを説くようなそんな失礼なことを言ってましたか&lt;m(__)m&gt;。
>ホシミスト_3013さんは今でも新しい方法を導入されてどんどん新しい表現法を使われているところに、私なんて相も変わらずトーナメント方式くらいで何枚写しても昔のままですし…。

>それにしても下の3枚はどれも凄いですね。昔…たって学生の頃ですが、M42のイメージは2枚目のお写真のように星雲の下側がくっついていないものでした。

>それが冷却フィルムの登場で下の部分も星雲が広がっている写真を初めて見たときにはそれはたまげたものです。

>X4はフィルターが付いて一般タイプになったのでしょうか?。私はノーマルカメラでのM42はそこそこ色も出てくれて写すのが楽しい対象と思っていますが、特に夏の天の川を写すと赤がねえ…(-_-)と感じてしまいます。

>それをホシミスト_3013さんがどのように処理をされるか、楽しみもあるところですが、やっぱりまた外されますか?。

>どちらにしてもこれからもホシミスト_3013さんのお写真を私のひとつの目標地点として勉強させていただきますね。



-----
(2016年12月01日 13時20分08秒)

Re[1]:X4 祝退院(11/29)  
放浪の達人さん、いえいえいえいえ・・・
「写真」としての進歩は、ぜんぜんないに等しいんですよ・・・
すべてコンピューターの中の出来事なんですよね・・・
トーンカーブがどうの、コンポジットがどうの、
周辺減光キャンセル処理がどうの・・・

おおよそ、自分が天体写真を始めたころの、
サクラカラー400がいいとか、フジクロームがいいとか
トライXに限るとか、テクニカルパン2415 しかないでしょ
と言っていた時代とは別世界になっています(^^ゞ

>ホシミストさんの写真はどんどん進化していて素晴らしいです。

-----
(2016年12月01日 13時24分58秒)

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15年ぶりに趣味の世界に帰ってまいりました。はたして天体写真の腕が上達するのか?その足跡を残しておきたいと思ってはじめたブログです。
最近は、DeepSkyStackerというフリーソフトを使えるようになり、画像が格段によくなってきましたが、その分庭からでなくなってしまいました。暗いとはいえ住宅地からどれくらい星が写せるのか、も見ていただけたら、と思います。
なお、梅雨など、星が写せないときには遠景や花など、節操無くアップしますのでご容赦を。
(^^ゞ

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