園芸家の一年「あべいち徒然日記」

園芸家の一年「あべいち徒然日記」

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2021/03/24
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カテゴリ: 食べ物
この時期、庭に出ると、庭はもちろん、鉢の中にもたくさんの「タネツケバナ」が咲いています。



小さな花ですが、良く見ると、きれいな花なので、雑草として抜くには惜しいものです。

なんでも、この花が咲くころになったら、「稲のタネを発芽させる準備をする目印」

という事で、この名前がついたのだとか。

実は、このタネツケバナは食べることが出来、とても美味しいものです。

お近くにある方は、是非食べることをお勧めします。

味は、菜の花など、アブラナ科特有の味ですが、それほど辛みは無く、食べやすいものです。

私はクレソンが大好きで、いくらでも食べたいのですが、最近はスーパーでも買えるようになって、

喜んでおりますが、クレソンの味にも似ています。クレソンもアブラナ科ですから。



道端のものは、犬のおしっこの心配がありますが、庭のものは、ほぼ無農薬ですし、

春一番の野菜と思っています。

ただし、虫はついている可能性があるので、やはり必ず洗ってから食べましょう。

虫が何かしらのウィルスを持っている可能性はあると思います。

こういう時代ですから、何でも口の中に入れてしまうのは、良く無いですね。

フランスでは、春になると「タンポポ」を食べるとの事。誰かのエッセイに書かれていました。

今度食べてみようかなあと思っています。





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Last updated  2021/03/26 10:55:55 AM
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