FREEDOM

FREEDOM

最高級♪


 ぎこちない時間だけが
 僕たちの周りを取り囲んでいた。
 ここから見える高い空も、
 どこか色褪せて見えるんだ。
 あのころふたりで見た
 眩しいほどの青空は、
 今はもう見えない・・・・・・。

○僕を傷つけまいと
 自分自身を責めた君。
 それがきっと、僕の愛した
 君のやさしさなんだよね。
 だけど、今はそのやさしさが
 僕を余計に切なくさせる。
 だって、もうこの部屋に君の笑顔が
 帰ってくることはないんだから。

○忙しい日々の中で
 少しずつ君を思い出にしていく。
 そう、それはきっとこれからの
 僕の幸せのため、君の幸せのため。
 そしてこれから出会うであろう、
 僕の最後の恋人のために。


○ここから見える景色が
 好きだと、君がいくから
 車を飛ばして
 ふたりでよく来たよね。
 でもねいつからだったろう、
 僕がみつめる景色が、未来が、
 少しずつ違っていることに
 気がついたのは・・・・・・。

○ごめんね。これ以上自分が傷つくことがこわくて
 君に正直になれずにいたんだ。
 きっと僕は君の望む未来の中にいられない。
 だって、僕は君のすべてを奪ってしまうから。
 でも「愛している」。
 今も変わらずに、君だけを。

○恋をくり返す度に願う、
 これが最後の恋になるように、と。
 不器用だから、
 傷つけて傷つけられる
 恋しかできないけれど、
 いつかきっと出会えると信じたい。
 運命の人、
 あなたは今どこにいますか?

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