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世の中吠えたきこと多々あれど(あっぱれ前川くん)
ドビー、23歳。
こちらの言ってることはだいぶわかっています。
ドビー、今日は前にお泊りした空飛ぶ馬さんのところで
ひとりで泊まる練習をします。 ペン次兄は一人で暮らしてるでしょう?
ペン太兄も時々泊まってるでしょう?(ほんとは夜勤だけど)
ドビーもパパとママがいなくなったときに困らないよう、
一人で寝られないといけないんだよ。
できるかな?
(は~い、というつもりで挙手するドビー)
えらいね~!
空飛ぶ馬さんは夕食が18時、消灯は20時、朝食は8時、お風呂は16時。
入所してる方々は結構年配の方ばかり。
うちのドビーを預かってくださることが信じられないような、、
落ち着いたメンバーさんばかりの入所施設です。
前回は初めてのお泊まりでした。
施設の中にはいったあと、一緒に帰る、とさんざんごねて、
私を居室までつれていき、一緒に寝る、と大騒ぎ。
8時に行ったけど、さんざん暴れて、ドアの外には野次馬が(笑)
自傷行為で左目のあたりに青あざをつくる始末、、
私が施設を引き払ったのは9時半を過ぎていました。
あまり騒がしかったら途中で呼び出します、と言われて、
私はほぼ徹夜(4時に寝落ちしました、、)した4月のお泊りでした。
先月と同じ事があったら辛いので、長男ペン太に付き添ってもらって出発。
20時じゃ寝るには早すぎるので、事前に21時してもらうように頼んでいました。
5分前に到着、、2分待って、もう行こうか、と車を出ました。
自分から車を降りなかったものの、カバンを渡すとさっと持ち、
先頭にたって中へ入っていきます。
記憶力は抜群にいいドビーです。
ありがたいことに前回対応してくださった女性職員が真っ先に目に入りました。
こんばんは(と声をかけたのは私です)と同時に、
彼女と腕を組んでさっさと中に入ってしまいました。
入口に残された私と長男と前回手を焼いてくださった男性職員さん、三人目を合わせて狐につままれたようにしばし黙り込んでしまいました。
職 ここに来るのを嫌がっていませんでしたか?
私 あ、、正直言うと、道中ちょっと不穏な声を出していましたが、
お泊り頑張ろうね~と声をかけてから、持ち直しました。
着いたら、駐車場から先頭で歩いてきました。
職 よかった、嫌なところ、と記憶してたらどうしようと思っていました。
私 職員さんが同じだったのは運がよかったんですよね?
職 そうです、残念ながら次も彼女、と指名するわけにはいかないので、
次回が心配ですが、、
私 そうですね、でも一歩進んで二歩下がる、を繰り返しさせてください、
よろしくお願いしますm(__)mm(__)m
次の朝、8時に迎えにいったら、得意げな顔をして出てきたドビーです。
靴下ははけてなかったけど、、まだまだ、まだまだ、ですが、、
少しずつ、手を離す準備をしていきます。