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倉本裕基2005&2006コンサート


オータム ピアノ・コンサート2006

昨年の12月にサントリーホールで倉本裕基のコンサートを聴いた。今や韓国と日本を中心に破竹の勢いをもって邁進するスーパースターの姿がここにある。沸き出でる名曲の数々、美しい調べに纏い、年の瀬を締めくくる満天の星のように輝いて見える。トークにも華を咲かせ、話術の巧みな導きは会場を笑いの渦と化すほど和やかな笑みに変身させる。この日もまた、ニューインストル・メンタル・ミュージックの頂点を垣間見る素晴らしいコンサートに、聴きに来られた人達は思う存分に倉本江ワールドを体験し酔いしれたのである。
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今年はデビュー20周年、先だって宇都宮で倉本裕基のコンサートを聴く機会があった。倉本にとっては実質上の故郷コンサートといって良いだろうか、昨年に続き、宇都宮市文化会館大ホールでのコンサートである。
地元のコンサートというのは演奏家にとって特別な郷愁の想いと、それにも増して不思議な緊張感が漂うのとが往々にして見受けられる。演奏し易いようで実にしづらいものであろう。どんなに慣れたベテラン演奏家でも、最初の一音には驚くほどの集中度をもって公的抑圧とでも呼べる重圧感に立ち向かうものである。

颯爽とステージに姿を見せた倉本に、ファンの熱い歓迎の拍手が木魂する。第一部プロローグから「希望の明日」を弾き始めた。それからトークを交えた間合いの挨拶、それに輪を掛けたユーモアたっぷりの解説で彼のプロローグはすでに今日の成功を確約したといえた。ここからのコンサート運びは適度の緊張とユーモアから倉本も聴衆も自ずと一体化し、名曲に耳を傾ける姿がよく見えた。今日聴きにこられた人達も、少なくとも今日のプログラムを新曲を除き、知らない人はいないであろう。それだけ普段からよく耳にしている曲集だろうと思われる。あらためて聴ける名曲の素晴らしさと、倉本の人間味溢れるその魅力を満喫したであろう。実に楽しいエンターティメントなコンサートであった。この12月、オーチャード・ホールでのコンサートで2006年を締めくくり、更なる21年目に向けて不動の位置を確立していくことだろう。私もまた胸を高鳴らせ、足を運びたい。
倉本

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