さて、アルファベット順に並べた「古いロックの CD 21枚」の4枚目から6枚目は、バッキンガムズ (The Buckinghams)、シカゴ(Chicago)、ディープ・パープル (Deep Purple) の3枚です。
No. 4 "バッキンガムス マーシー・マーシー・マーシー(コレクション)/Mercy, Mercy, Mercy: A Collection by The Buckinghams" (日本盤) チェック完了。全曲問題なし。原盤リリースは1991年なので、つまり CD のための編集盤ということ。 改めて聴いてみて、バッキンガムス、とってもいいです。
No. 6 "ディープ・パープル「ハッシュ」/SHADES OF DEEP PURPLE" (日本盤) チェック完了。全曲問題なし。原盤リリース1968。 ディープ・パープルとはいっても、1st ですからね。これは昔よくロック喫茶で聴いたから懐かしいですけど、"Help" をカヴァーしていたのは覚えていなかったなあ。 日本盤アルバム・タイトル曲の『ハッシュ(Hush)』は当時ラジオでもよくかかったけど、あの「♪ ラーララッラー ララッラー ララッラー・・・」はどう考えても "A Day in the Life" のパクリだな・・・と思ったもんですね。もちろん、アップテンポにして曲に取り入れただけの「確信犯」であるという可能性も十分ありますけど。
ちなみに今回初めての10曲は、3. I've Been Wrong Before 5. I Call Your Name 6. Makin' up and Breakin' Up 12. You Misunderstand Me 13. Where Did You Come From 14. This Is How Much I Love You 15. It's a Beautiful Day (For Lovin') 16. Difference of Opinion 17. I Got a Feelin' 18. You ですが、中におなじみの曲があるでしょ。ほら、5. ですよ。ビートルズの "I Call Your Name" ですよ。 この曲はママズ・アンド・パパスのカヴァーは持っているけど、バッキンガムスもやっていたとは! ビートルズのオリジナルについて興味のある人には、以前に書いた日記(ビートルズ『アイ・コール・ユア・ネーム』)を読んでいただくとして、さっそくバッキンガムスの "I Call Your Name" を聴く。 ママズ・アンド・パパスもバッキンガムスもちゃんとコーラスをつけて自分たちのカラーを全面に出しているから、これはこれでいいんでしょうね。ディープ・パープルの『ヘルプ』にも同じことは言えますね。
この CD 全体を通して言えることは、バッキンガムスには名曲が多いということ。特にあまり凝っていない初期のポップ・チューンには好きな曲がたくさんあります。日本でも流行った『マーシー・マーシー・マーシー』のようなカヴァー曲のアレンジがとてもいいのは言うまでもありませんしね。 次回は No.7~ No.9 ですよ。ここにはまたすごいのがあります。