さて、やはり原題の "Stoned" について語らなければなりませんよね。・・・などと勝手に決めつけてますけど。 もちろんこの単語は、辞典でも "adjective SLANG experiencing the effects of a drug, such as cannabis: (Cambridge Advanced Learner's Dictionary)" と定義づけられているとおりで、ドラッグとブライアン、あるいはもっとおおざっぱに言えば、ドラッグと当時のロックミュージシャンとの関係を端的に言い表しているだろう。 さらに "Stoned" という字面から、もちろん Rolling Stones も咄嗟に連想される。 実にシンプルで良い。 そういえば、"Back Beat" というタイトルにも、随分感心したものだ。ビートルズのメジャーデビュー前のロックンロール・バンドとしての勢いとか戸惑いとかを、見事に一言で表しているではないか。まさに、"♪ Back beat you can't lose it...(Rock'n'Roll Music)" ですよ。
ところが、"Stoned" にはもう一つ無視できない事実があるんです。ローリング・ストーンズが好きな人はお分かりでしょう。 "I Wanna Be Your Man (邦題:『彼氏になりたい』)" のシングル盤の B 面がインストの "Stoned" でした。 オールド・ビートルズファンならご存じのように、"I Wanna Be Your Man" は、ストーンズがカヴァーした唯一のビートルズ・ナンバーですよ。その B 面ですから、そこのお若いビートル・フリークの方も記憶にとどめておくとよろしいかも。