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2008.09.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
“Love Letters”by Ketty Lester 1962


 9月23日は何の日だったでしょうか。
 お彼岸の中日。秋分の日。昼と夜の長さが同じ日。・・・まあ、いずれも正解ですよ。
 ただ、僕はなぜか「23日だから、ふみの日だ」というのが頭に浮かんだら、それが離れなくて・・・。というのも、例のビッグマン君の訃報をいただいたのに、まだ返事を出していなかったから。
 えっ!3ヶ月も返事出さなかったんですかっ!
 そうなんですよ。もう、ただただ呆れてしまうばかりでしょ。
 そこで思いついたのが「ふみの日だから、今日書こう」だったんですよ。実際には一日遅れて24日に書いたんですけどね。
 言い訳するのもみっともないですけど、最近はどんな連絡でもほとんど eメールでしょ。手紙を書く機会は本当に減りました。

 そもそも「ふみの日」なんて、20年ぐらい前に当時の郵政省の主導で始まったわけで、それほど国民に浸透しているものでもなさそうだけど、どんなことにかこつけてでもいいから返事を出さなくちゃと思うあまり、とっさにしがみついたような次第です。

       ********************* 

 古今東西、手紙の歌はたくさんあるけど、僕が一番好きな手紙の歌と言えば、"Love Letters (邦題:ラブレター)"。それも、Ketty Lester (ケティ・レスター) のやつが最高だね。
 いろんな人にカヴァーされていて、親しみやすい素敵な曲だから、知っている人も多いね、きっと。
 一番最初に聴いたのがいつのことなのかはぜんぜん覚えていないけど、プレスリーのカヴァーより前からケティ・レスター版は耳にしていた。もちろんラジオから聞こえていたんだろうと思う。 でも、ケティ・レスターの名前はずいぶん後になって FM の番組か何かでようやく覚えて、エアチェックしたカセットにやっと名前を書けたのを記憶している。 

 2~3年前こと、インターネットでケティ・レスターのことを調べていたら、この歌が彼女のオリジナルではないということがわかった。ちなみにオリジナルは Dick Haymes (ディック・ヘイムズ) で、作曲はあの Victor Young (ビクター・ヤング) だった。

 問1:このことを知ったとき僕のとった行動を推察しなさい。 
 答え:何ぃ!ケティ・レスターがオリジナルじゃないだとぉ? と叫んで、さっそく Amazon で Dick Haymes を検索し、CD を2枚注文した。

 問2:届いた Dick Haymes の CD で、真っ先に正調 "Love Letters" を聴いた穴ジョー君の反応は?


 オーケストラをバックに、ソフトボイスで語るように歌うディック・ヘイムズは、まさに40年代を代表するクルーナーだ。しかし、やっぱりピンと来ない。どこか物足りなさが残ってしまう。
 ソウルフルに歌い上げるケティが声で勝っているとかそういう話ではない。どちらの声もそれぞれに素晴らしい。

 では、ディック・ヘイムズのオリジナルとケティ・レスターのカヴァーの一番の違いはどこでしょうか。
 これはあまりにもはっきりしているなあ。
 つまりアレンジですよ。

 その後いろんな人がカヴァーしているが、皆このケティ版を踏襲していて、イントロのメロディーもそのまま使っているのも興味深い。

 そうだ、そういえばペギー・リーのベスト盤にも入っていたっけ。アレはどんなアレンジだったろうと思って、久しぶりに聴いてみた。
 ほーら、やっぱりね。ケティ・レスター以前は、ディック・ヘイムズと同じで4拍子なんだ。だからあまりピンと来なくて、いつも聴いていたいと思わなかったから、忘れていたんだね。
 もう1枚、ジュリー・ロンドンのベスト盤に入っているのは8分の6で (というよりジャズワルツというべきか)、こちらは好きで、良く聴いているなあ。やっぱ、8分の6がいいよ、この曲は。

 あ、そうそう、ジュリー・ロンドンのはケティ・レスター同様1962年の録音なんだけど、そういえば、この曲の作詞をした Edward Heyman (エドワード・ヘイマン) がジュリー・ロンドンの夫だったって、どこかで以前読んだことがあるぞ。
 ということは、あれかい。つまり、ケティの名アレンジ盤を聴いたエドワード・ヘイマンが、ジュリーに「おい、Love Letters 8分の6で歌いなよ」とか言って、「ええ、わかったわ」ってなことになって、その名も "Love Letters" という LP が出来ちまったのかい。
 いや、これは当たらずといえども遠からずかもしれないなあ。
 まあ、真相究明はいずれ暇が出来たら、ゆっくりさせてもらいましょう。

 ♪ あなたの心から直接届く愛の手紙
   離れていても二人をこんなに近づける
   夜もひとりぼっちじゃない
   あなたの書いた愛の言葉があるから

 この「手紙」を携帯やパソコンに届いた「メール」に置き換えれば、今時の "Love Letters" なんだろうか。でも、もし置き換え可能だとしても、これはあくまで1番についてだけ言えることで、2番を読んでみると、この歌が手紙時代のものだと言うことがよく分かる。

 ♪ 一行残らず暗記しちゃうよ
   それからあなたの署名に口づける
   そしたらもう一度最初から読み返す
   あなたの心から直接届く愛の手紙をね

 この2行目ね。♪ And I kiss the name that you sign...
 やっぱ、口づけるのは手紙じゃないとね!もちろん直筆の署名だからね。つまり、ダイレクト便だね。♪ ...straight from your heart だからね。
 メールって、ほら、手書きじゃないわけだし、プリントアウトでもしない限り、画面というかハードディスクというか、そういうものの中に保存されることになるでしょ。タイプライターで一文字ずつ打ち出して行くっていうのとも違うしね。
 それに、プロバイダが間に入ってるし、何となく誰かの手を経由して来るみたいな感じがするっていうか、誰かに見られてるんじゃないかって思ってしまうことはないかい。監視されているっていうかさ。
 でも、いろいろ言ったって、手紙時代は去ったね。これからはハードディスクさんとどうやってつきあって行くかだね。けど、手紙という手段が完全になくなったわけではないから、場合に応じて使い分けも可能ということで・・・。

 ところで、この "Love Letters" という歌は、そもそも男性が歌ったわけだけど、ディック・ヘイムズやプレスリーよりも、ケティ・レスターやジュリー・ロンドン、アリソン・モイエなんかの女性陣の歌の方が断然心に響くのは、なぜかいな。・・・単に僕が男だからだろうか。
 みなさんは「手紙」の歌っていうと、どんなの思い浮かべますか。教えてください。
                (文中訳:穴沢)

       ********************* 

 先日「ねんきん特別便」っていうやつが届きましたよ。でもあれって、結局自分で全部調べ直さない限り、向こうでは何も分かっていないっていうことですよね。僕のような波乱にとんだ (?) 生き方してると、思い出すのも無理な部分が多すぎて・・・。職場も住所も転々としてるからなあ。記録というのも苦手だったしなあ。
 それと、わざわざひらがなで「ねんきん」って、なんでしょう。目立たせているつもりでしょうか。「ゆうちょ銀行」みたいで、あまり好きになれません。あれも「郵便局」のままでいいのにねえ。





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Last updated  2008.09.29 09:05:00
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