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“I Can’t Explain” by The Who 1965
5月19日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。
1 . #54 When I Get Thru’ with You (Patsy Cline) 2 . #45 夢の渚 ( エルビス・プレスリー ) 3 . #35 涙ながらに (ジョニー・ティロットソン)4 . I Can’t Explain5 . Barbara Ann (以上、The Who)6 . ワイルドで行こう (ステッペン・ウルフ) 7 . Puppy Love (ポール・アンカ) 8. 霧の中の二人 (マッシュ・マッカーン) 9. #32 Playboy (マーヴェレッツ) 10. #30 セコハン・ラブ (コニー・フランシス) 11. #9 愛さずにはいられない (レイ・チャールズ) 12. #1 白い渚のブルース (アッカー・ビルク)
6.~7.がリクエスト曲。6.シュガーさん。7.ミスターコーラさん。8.座波ソーメンさん。リクエストありがとうございました。
上記以外は、穴沢選曲。4.&5.はピートタウンゼントの誕生日(1945.5.19.生、73歳)に合わせて。残りは全て1962年の5月19日付 Cash Box Top 100 の中から赤丸急上昇曲とNo.1 の曲をお届けしました。曲名の前に順位を記してあります。
以上、次回もお楽しみに。
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いつ頃からか、知らないうちにテレビのスポーツ解説者が平気で「有効的」と言うのを耳にするようになって、近頃では何度も耳について気になって仕方ありません。
最初、「ゆうこうてきなパスを出した」というような言い方をサッカーの解説者がした時、一瞬、相手チームに「友好的な」パスを出したんかい?と、思ってしまった。
響きからしてすでに変だと分かるわけだけれど、なぜ「効果的」と言わなかったのか、その方が不思議だった。
「有効」はそれ自体形容動詞だから、「的」を付けたらおかしいでしょうに。
「静か」に「的」を付けるとおかしいのとおんなしですよ。
「効果的」と言いなさい。
以前はいわゆる「ら抜き言葉」がずいぶん気になったものでした。
僕は今でも自分ではこの「ら抜き言葉」は使わないことにしていますが、テレビに出てくる人の半数くらいの人が平気で「見れる」「居れる」「着れる」「起きれる」などと言っていますね。
今となっては市民権を得た言葉遣いだという人もいるようですが、馴染めません。
そういえば、若い頃勤め先にアルバイトで来ていた大学生が、「来る」の否定を「こない」ではなく常に「きない」と言っていて、これは方言なんだなと勝手に思っていました。何しろ大学生ですから、正しい言い方を知らないはずはありませんからね。
で、どこの出身か聞いてみたら、東京都北区でした。しばらく混乱してしまいましたが、北区の方言だとすれば問題ないわけだと思った次第です。
後に、埼玉県では「きない」と言うのだと知り、北区も荒川越えれば埼玉だから、言葉の相互乗り入れはあったんだろうと、納得しました。
もう一つ。鼻濁音ですが、これはもう関西の人たちには説明しても無駄かもしれませんね。
初めて吉田拓郎の歌を聴いた時に、助詞の「が」の音が耳について仕方ありませんでした。
そもそも、日本列島のある地域を境にして、そこから西の方面には鼻濁音は存在しないのだとその頃知ったわけです。
でもね、鼻濁音は鼻濁音で、どんな時でも使ってしまうのは、やはり一種の方言というべきなんでしょうか。
たとえば、アフガニスタンの「ガ」を、僕は子供の頃から鼻濁音で発音していたので、今でも気が付くと鼻濁音になっていることがある。ニューギニアの「ギ」とか、シカゴの「ゴ」なんかもそうだ。
やっぱ、外来語の「ガギクゲゴ」はほとんどが鼻濁音にはならないですよね。
でも、周りが皆そうだったので、何の抵抗もなく使っていましたね。
言葉は変遷するのが世の常だということはわかっているつもりですが、使い慣れない言葉遣いが増えて来たのが、自分が年をとったせいだと割り切らないことにしています。
こんなことばかり考えていたらキリがないです。