『アガルタ通信』

『アガルタ通信』

『続・アガルタ通信2008』ライナーノート



ファーストセットをすでにお聴きの皆さんは判ると思いますが、凄いです(笑)
しばらくはこのCD-Rだけで過ごせます(本当か?!)

札幌の超マイナーなバンドの限られたお客さんの前での壮絶な演奏を聴け!!

録音データ
録音日:2008年8月24日
録音場所:『くう』
録音者:長谷川YUMI

収録曲
1.Masada Jam (濱雅寛)
2.Ife  (Miles)
3.Sleepwalk (Santo&Johnny)
4.Black Satin  (Miles)
5.In A Sentimental Mood (Ellington)

演奏者:横山裕太(tp)奥野義典(as,fl)西條史宣(tb)武内宏峰(bs)
    濱雅寛(g)山田賢(g)南山雅樹(key)瀬尾高志(b)樋口千里(ds)

*収録曲の順番は実際の演奏とは違いますが、私の独断で流れを作りました。1度はこのままの曲順で聴いてやってください。(本来は2.1.3.4.5)

セカンドセットはオリジナルが1曲だけである。最初に出てくる『MasadaJam』がそうだ。これはジョン・ゾーンのエレクトリック・マサダにインスパイアされて俺が作った曲(というかリズム・パターン)だ。最初に妖しいソロを展開するのが南山(key)である。もうこのキーボード・ソロで一瞬のうちに我々のペースになる。ジワジワと高みに達する快感が『もう、タマリマセン!!』の世界なのだ。
それに続く奥野のアルトがこれまた凄い! さらに盛り上がるのだ。しかし奥野のサックスの音が最高だな!
次に出てくるのがこのライブ、唯一の俺のギター・ソロである。ま、普通に盛り上がりました(笑)このあとの裕太(tp)のソロも鋭くなって来ている。皆、ファーストセットよりも余裕が出てきているのか良い演奏になっている。

2曲目からは普段、我々がよく演奏するレパートリーが続く。奥野にとっては2度目の演奏になるが、さすがにこの人は何回やろうが初めての曲だろうが全部が凄い演奏に持っていく!! この辺は北海道を代表するサックス奏者である事を再度、思い知らされた。本当に凄い!!
で、2曲目はその奥野のフルートが聴ける。最近は奥野自身のバンドでもよくフルートは吹いているようだが、ここでのフルート演奏も実に雰囲気があって、とても暖かい気持ちにさせてくれる(人間性がでるのだろうなあ~!)

3曲目は『アガルタ通信』ライブのショー・タイム・・・『山田賢とパイプライン』の演奏するエレキ・インストである(笑)
山田賢のルーツであるエレキをたっぷりと堪能してもらおうと数年前からライブに組み込んでいる企画である。今回は名曲『Sleepwalk』 ここでお客さんは一旦リラックス出来る(ハズである)

4曲目の『BlackSatin』がこの日の盛り上がり度最強、最高の演奏である。もう、これは出来るだけ大音量で聴いてもらうしかない!!
誰のソロがいいとか悪いとかの話ではないのだ。
バンドの一体感、バンドの搾り出す音、全部を身体で感じて欲しい。
これだけはライブで感じて欲しいのだが・・・実際の音はこれの数倍凄かったです!!

最後の曲はアンコール曲である。BlackSatin で、いいだけ盛り上げてしまったのでこのあとはもう奥野と南山のデュオしかないと思い、2人に『2人でイン・ナ・センチやってよ』と頼んだのだ。
で、この演奏が最後になったことでこの日のライブは完璧になったのだと今でも思う。これも聴いてもらうしか書きようがない。本当に心に響く演奏である。
恐らくこの曲だけを何度も聴いてしまう人もいるだろう・・・しょうがねえな~

というわけです! 出来るだけ大音量で聴いて下さい!!!!

奥野義典に!!
メンバーに!! 
CD-Rを買ってくれた人に!!
最大級の感謝を!!!

 にんげんだもの・・・・まさひろ

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