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◇新品DVD◇ 【081217_dvd】 【お買物マラソンDVD_081217】 1222PUP5F 嫌われ松子の一生 【通常版】
今日は、 嫌われ松子の一生 を観て泣いちゃいました。もう皆さんは御覧になったでしょうか?男で人生を転落している女の話だと偏見を持っていました。それに、プロモーションでかかる映像がなんかふざけていたような思い出があったし・・・。
でもでも、泣いちゃいました。こんな人生を歩んだ松子が不憫で不憫で。
松子の父は市役所に勤める堅物で、3歳の時に重病を患った妹を大事にしていた。松子は父に好かれたくて、父の思うような学生時代を過ごし中学の教師となる。ところが、修学旅行中に起こった、クラスの男の子が旅館のお金を取り、それを取り繕うために自分もお金を盗んでしまう。
教師を止めさせられ、町を出てから、松子の転落人生が始まる。書けない作家、作家の友人、ひも、自殺を止めた床屋、中学の教え子と男を変えながら転落の人生を送り、最後には川原で殺される。
彼女の死後、部屋を片付けることを任された甥の川尻笙は、松子の昔の男や友人から話を聞くうちに、松子がどんな人生を歩きどんな人間だったかを知る。
松子は、父に求めて満たされなかった愛情を男に求め続けたのだ。松子はあまりにもいつも真剣に愛した。それが、あまりにも強くて、周りの男の人生も変えていった。松子のことを真剣に愛していたのは誰だったのだろう?
映画では、中学の教え子が松子の死に慟哭していたが、松子を本当に愛していたのだろか?ロビンソンには?だ。
さて、松子は父親の愛情を感じ取ることができず、転落の人生を歩むが、父親は本当は松子のことをすごく心配していたのだ。これが悲しいすれ違いだ。
松子が、良かろうと思って万引きの身代わりになったり、妹にデートの話をしたりすることがいつも裏目にでる。松子は、かなり状況が読めないKYタイプの人であったようだ。
また、不祥事を起こしたにせよ、家族のつながりがすごく冷たい気がした。父や母の松子への態度とか、弟の松子への態度とか。家族同士が心のつながりができてないから、松子に帰るところがなくなってしまったんじゃないのかな?
それと、松子の一生を観て、瀬戸内寂聴や宇野千代を連想した。彼女たちの奔放な人生の前半がにているかも。
もう一つ連想したのは、下妻物語と撮り方がそっくりということだ。あとで調べたら、同じ監督だった!登場人物一人ひとりのキャラクター設定が浅くて、場面場面がドタバタしていた。これが新しい作り方なのかなぁ。同じような作りでも、『木更津キャッツアイ』は面白かったけどなぁ。キャラ設定がしっかりしてるからかな?
ロビンソンが泣いたのは、映画の作りが良かったからではなく、 松子という人の人生について可哀そうで泣いてしまったのだ 。家族はどうしていたのか?だれか、松子の心から話せる友だちはいなかったんだろうか?男たちは松子のことを本当に愛してなんかいなかったんではないのだろう。それが悲しかった。
映画の作り方については、もっと大人の作り方があるんじゃないのかなぁと思った。山田洋二監督なら、この小説の松子をどうやって表現しただろうと思ってしまった。愛を求めながら、男たちに愛を与え続けた松子の神の心が見えてきたと思う。そう、松子には、マリア様の姿がどこかに見えるのだが。
ふっと思ったんだが、松子は父親へすごく愛情を注いでいたが、父親はそれに気がつかない人だった。父親もKYタイプだったのだ。障害のある妹を気にしていたが、松子で救われていたのは父親の方だったかも?だから、松子がいなくなってから毎日日記に松子のことを書いていたのだ。そして、松子出奔のあと3ヶ月後に亡くなったのだ。松子も父親も愛情表現が不器用なタイプの人間だったのだ。
そうそう、中学の時の教え子で最後の愛人も、人から愛情をかけられたことがない男で、本当は松子先生が大好きだったのに先生を罪に陥れたり、松子に愛されているの逃げ出してしまう。
愛を受けずに育った人は、愛することも苦手で、愛を受けることも苦手になってしまうんだ。愛を受けて育った監督は、つらい立場にある人も愛情いっぱいに描くことができ、愛に不信感を持っている監督は、つい悲観的な未来を想像してしまうのかもしれない。
すべてロビンソンの単なる思いつきだが・・・。原作と映画とはかなり設定が違うようだ。また機会があったら、山田宗樹さんの原作を読んでみたい。
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