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暑さに強い人の3態は
(1)スーパーなど冷房の行き届いた場所では長袖の上着を必ず着用する人。夏、無冷房の部屋にいても、熱く感じない人。年配者に多い。(2)室内で身体の体感温度が下がりすぎないようにエアコンの温度を頻繁に調節する人。若い人に多く見られます。
(3)老若男女にかかわらず、暑い盛りでもスーツ着用でネクタイをきちんと絞め、颯爽と歩いている人。
(1)(2)は暑さに強いと言えるかは問題ありますが、冷え症です。(3)は猛暑日にもかかわらず、あまり暑さを感じない人です。同じ人間なのになぜこのような差がでるのかを解説していきます。
日陰のない草原で真夏に獲物を追うライオン、また追われる動物たちは全身体毛に覆われていて暑くないのかと思われるでしょうが、彼らの表情から察するにあまり暑さを感じていないようですね。
エアコン付属のリモコンには暖房・冷房・除湿など切り替えスイッチがありますが、動物には自動で冷房・暖房の切り替えをする、体温調節機能があります。
人間と室内で飼われている犬、猫などのペット類を除いた動物には例外なく、確実に動作する体温調節機能が備わっています。
人間の体温調節機能は、頭(脳)、上半身、下半身の三カ所を個別に調整しています。冬に下肢が冷える人は下半身の体温調節機能が悪く、夏に上半身は適度な暑さを感じますが、下半身は冷え気味になります。遮熱機能が麻痺しているので、頭はボーッとしているかもしれません。
体温調整は暖・冷の自動切り替えですが、寒いときは着衣である程度の防寒ができるので、暑さ対策が主となります。 パソコンの頭脳部であるCPUなどの半導体素子は熱に弱く、ファン(扇風機)で強制冷却しなければならないように、それよりももっとデリケートな人間の脳にも強制冷却の機能が備わっています。人の強制冷却装置を遮熱機能といいますが体温調節機能が正常なときに働きます。
冒頭に揚げた(1)の人を冷え症A(2)を冷え症Bとします。
この人達は体温調整機能が麻痺しています。(1)は体温調節機能のダークエネルギーが満杯になった人。(2)の人は体温調節機能が壊状態になっています。
これらの人は、熱・冷を感じる皮膚感覚や内臓痛を伝える投射神経が鈍っています。
(1)(2)冷え症A、B以外の人は体温調節機能が正常に働いています。
遮熱機能は数値で表すことが出来ます。
(1)の暑さに強い人は数値(5,000)で遮熱機能が正常に働いています。
数値(10,000)の人は少し高めの冷房室内ではスーツ着用できますが、外ではスーツを暑くて着れない人。
数値(15,000)は強い冷房が効いていなければ身体が持たない人、暑い室外では多量の汗をかく人で、暑さのため頭がボーッとします。
室内でも台所の熱気に圧倒され、時間短縮のため、ついつい簡単な料理になりがちなようです。足が暑くて寝るときに足を冷やさなければ眠れない人もいます。火照り症と言われます。
数値(20,000)は夏は仕事をするのがいやで仕事を辞めたいと思っています。涼しい土地に引っ越したいと思うほどで、どこにいても不快で、頭がいつもボーッとしているのは、脳がオーバーヒートしているからです。倉庫などの仕事でも熱中症になります。
上半身も熱のため心臓がオーバーヒートして、グッタリしています。
人間の脳は平熱より1度ほど上がるだけで機能が麻痺し、頭痛がして思考力、集中力、記憶力、判断力が鈍るようです。
遮熱機能も頭(頭脳)、上半身、下半身の三カ所で個別に機能しています。
今月に入って発見した機能なので、まだ20人ほどの人の遮熱機能を高めただけですが、嘘みたいに涼しく過ごせて、猛暑何のそのと大変好評をいただいております。
究極のエコです。
冷え症のかたは、体温調節機能を回復して、汗をたっぷりかいて暑さを満喫していただいてから、遮熱機能を正常の数値(5000)に戻しています。皆さん異口同音に「冬が楽しみ」と言っています。