プチレポ14:連絡が取れない落札者さま問題こぼれ話 年明けからいきなりマジめな問題ですが、年末にこれに絡んだ出品を見たものでして。いろいろ考えましたよ。ネットオークションで落札してもらったのはいいけど、落札者さまと連絡がつかなくて泣く泣く再出品…っていうのはよく聞く話です。某リサーチ会社の調査によると、どこのネットオークションでも一番多い苦情がこの問題だそうな。となると、これから出品を続ける人にとってはこの問題に遅かれ早かれ遭遇するってことが十分考えられます。つまり、「落札者さまと連絡が取れないという事態をおそれているだけではダメ」であり「落札者さまと連絡が取れない場合、どのように対応するか」という心の準備をしておいて損はないってことになりますよね。出品者の紹介のコーナーではみなさん対応に苦慮されているのが窺えます。「最近、連絡が取れない方が多く困っています。」「3日以内に連絡をいただける方だけ入札してください。」「○日以内に連絡がとれない場合はキャンセルさせていただきます。」などなど。連絡が全然つかないとはいえ、自分からキャンセルするってなんとも割り切れない気分で嫌だもんねぇ。誰だってやりたくないです。予防の意味も若干込めて、自己紹介のところに連絡が取れない場合のことを書いておいた方がいいかもしれませんね。その方が出品者側の割り切りもできていいかも。結果的に何ヶ月もそのままになったあげく、再出品しようとしたときにはシーズンはずれ…ってなことにもなりかねないです。で、その再出品をするときの商品説明にもいろいろ難しいものがあるようです。「連絡がとれなかった人がまた入札してきたらどうしよう」とか「また連絡がとれないという事態は避けたい」とか。猛烈に怒ってる再出品も多分皆さん見たことあると思います。「ひやかしの入札なんてふざけすぎです!」「いいかげんな入札者のために再出品になりました。」などなどこれもいろいろな書き方があります。怒るのも無理はありません。連絡が取れないほうがこの場合どう考えたって悪いです。でも、あんまり怒ってる出品には(気持ちは分かるとしても)私としては入札するの避けちゃいます。なんかコワイもん。で、見つけたお手本。 「以前出品した際には、落札していただいた方と連絡が取れず今回の再出品となりました。確実にご連絡が取れる方とのお取引を希望しています。入札制限は特別設けておりませんが、連絡が取れなかった方とは、大変残念ですが、ご縁が切れたと思っております。」何ていうか、特別なことは何も書いてないのですが、丁寧だけど毅然とした感じがしていて傍観者としての私にも好感がもてたのでありました。この出品者の方の商品説明は大変おもしろくて(ここでの「おもしろい」は大笑いできるって意味です)、私は大ファンなのです(この方の話題も去年書き損なったことの一つなんですよ)。その方が書いてるこの再出品文は興味深いと思って読ませていただきました。それにしても、実際どのくらいの期間が連絡待ちの限度でしょうね。出品した方にしてみれば半日でも長く感じるけど。その辺も統計とってみるとおもしろいかな?。 プチレポトップへ ホームへ