私の根幹を支えて頂いた11人の恩人 0
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 若き日の「仕事大変」の思い出 [1] <Renewal> 実は私ですね……、30才を過ぎた頃なんですが、部長・課長・係長・担当者といった、いわゆるピラミッド型の組織ではなくて、まあ、ソフト組織といいますか……フラットに近い組織の中で、仕事をしたことがあります。そして、二人の上司(指示命令者)が存在する形になったんです。 これって、結構大変なんですよ。といっても……家庭では、父と母という二人の上司が居るようなもんですが……ね。この場合は、二人の間に少なくとも愛がありますからね。そして、殆どが、共に子供を愛しています。 会社という激烈な競争社会では、ちょっとばかり異なります。この時は、二人の上司がライバルだったんです。 随分と大変な思いをしました。自らが、まだまだ未熟な頃ですから……、大げさに言えば必死で、気を使いましたよ。 上司が一人ですと指示がはっきりしておりまして、それが強い指示の場合ですと、無条件に従わなければならないわけですから、考えようによっては、かえって楽なんですよね。 ところが、二人からの指示や意見という事になってきますと、これが、かなりややこしいのです。相当に……混乱します。 同僚の中には面倒くさくなって、組織上の正式な上司(人事権を持っている側)の指示だけを、聞く事にして、もう一方の指示者には『甚だ迷惑である』等と、宣言した者もおりました。 私の場合は、敢えてそうしなかったんです……。何故かと言いますと……、もう一方の上司というのが、なかなかのやり手でしてね。二人の上司は、地位の上では同格の課長なんですが、部長からの評価は、こちらが高かいように見えたし、何にも増してその発言に、大きな説得力がありました。 なかなかに魅力的で……捨て難い面があった訳です。(上司に対して「捨て難い」とは不謹慎ですが……(^_^;)) 割り切るにはもったいない……と考えました。 これは……ひとつに絞るよりも、両方の良い面を吸収した方が良いぞ……と考えて、敢えて板挟みになるアクションに出たわけです。 ……そりゃ、大変でした……。(;一_一)しかし、自分で掘った穴です……。大変でしたけど、まあまあ、そこそこやれたんじゃないかとも……思います。 ところが、人の評判というものは勝手なものです……。私は、あっという間に『カメレオン』とか……、『風見鶏』とか……『日和見主義』とか……、『要領居士』等と噂される様になりました。 職場の雀の騒々しさは気が滅入る程でした。確かに、周りから見れば、そういう風に見えたのかもしれませんが……。人の苦労も知らないで、私が最も嫌う、卑怯者的な評価を頂いたわけです。頭にきましたねぇ………………。<`ヘ´> <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/05/01
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 【再び・愛犬パズーの思い出綴り<3>】 <2013年2月1日>お祝いに頂いたお花の前で、ハイ! パチリ! 今日は、パズーの14歳の誕生日です。 あれっ、 パズーくん、照れてますねーー。 (^-^) オメデト!!パズー『ねぇねぇ、父さん、 これって 何なの (・・?』 『………………(誕生日記念撮影なんだけど(-.-))』 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/04/28
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 【再び・愛犬パズーの思い出綴り<2>】 <2012年3月27日> パズー・・・・・そろそろ寝なさい。 何かちょうだい! もう、遅いよ!! いんや 何かちょうだい もう、寝なさい!! <`ヘ´> くれるまで 寝ない!! もうーー、毎晩・・・・(;一_一) 宵っ張りのママが甘やかした結果です。 結局、ママは何とかかんとか言いながら、 パズーの好物を、与えていました。 (>_<) 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/04/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 【再び・愛犬パズーの思い出綴り<1>】 < パズーの旅立ち > 平成29年(2017年)1月9日(月)成人の日の朝、家族に見守られて、パズーが静かに眠りました。 (……もう、6年も経つのかと……しんみりです(-_-))17歳11ヶ月と9日、あと22日で18歳でした。人の年齢に例えると90歳は越えているとの事……長寿でした。 そしてこの日は期せずして、名付け親で戌年の次男の47歳の誕生日でもありました。……深き縁を感じます。 実は大晦日の深夜に、パズーの呼吸が止まりました。なじみ深い息子達家族が帰って来るのを待っていたのか……と、……一瞬思いました。 家内と二人で、足を撫で、背中をたたき、名前を叫び……と、数分間、苦闘しました……ら、なんと、呼吸を始めまして復活してくれました。 医師の話では……、もう、老衰の年齢なので、このような事が起こってもおかしくない……とのこと。それから9日目……正月の喧騒もおさまり、息子達家族も帰り、孫娘の中学受験も終わり、家内の新年の舞台行事も終わったその翌朝、……静かに旅立ちました。(-.-) ホントに最後までよく頑張ってくれました。今でも、時々、外出から帰ってきたり、広間から居間に移動してきたりした時、「ああ……、もう、居ないんだ…………」と感じしんみりします。いつまでも哀しみは消えるものではありませんが、パズーから貰った数々の思い出を大切にしていきたいと思います。…………パズー、ありがとう…………。 パズーが旅立った後、家内が心臓発作で倒れ……手術。その翌年には、今度は、脳溢血で倒れ……、医師も深刻な表情を見せる事態となりました。 それから5年、家内も後遺症こそ残りましたが、奇跡の復活……記憶も戻り、施設で車いす生活をしています。 最近は、笑ってパズーの思い出話もできる状況になりました。家族の気持ちもかなり落ち着いてきたので、過去に綴った思い出話を少しずつ、再掲載していこうと思います。よろしくお願いします。 <m(__)m>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/04/14
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 新幹線で携帯を忘れました(^_^;) <Revival> はっと目を覚ました。列車は博多駅に止まっている。小倉から乗った……新幹線。周りに人が居るので、到着した直後に目を覚ましたと……判断。……気分はゆっくりだ。…………ところが……!!! (゜_゜ )「次は南福岡です」……のアナウンスに「ええっ!」っと、大慌てで脱いでいたスーツと鞄を持ってドアに駆け足……。「終点じゃないんだ……なんだこれ」複雑な心境…………。「……そうか、博多が終点の便と南福岡まで行く便が あったっけ……」……ということは、小倉方面から乗って来た人がみんな降りて、南福岡に行く人が乗ってくるまで……眠っていたことになる。「危ない、危ない……」今日は、客先に、かなりギリギリの時間で向かっている……。 改札を出て……スーツを着て……「……ん?……軽い……」スーツが心なしか……軽いのだ……。慌てて、内ポケットを探ったが……やっぱり、携帯電話がない。「しまった……」確か、電話を手に持ったまま眠ったような……そんな気がする。……体中に電気が走った……。「大変だ!」 (>_<) 大急ぎで、改札の職員にその旨を伝える。「南福岡に着いてからの調査になりますが……」「うわーーー、これは客先、大幅に遅れる……」それよりも、無事に手元に戻ってくる保証もない……。「もう発車しましたか?」すがるような気持ちで聞いてみた。「あっ、まだ停車しています。走って下さい……」と職員。入場券を貰って、久方ぶりの全力疾走だ。エスカレーターも、駆け上がって……、止まっている車内に飛び込んだ。仮に動いても……電話が見つかる方が良いとの……思い。 座っていた座席……。誰も座っていない。……しかし……無い。携帯電話が無い。焦りが全身を駆け巡る……。次の瞬間……、「あった!」中央のひじ掛けの下に隠れていた。握って、踵を返して車内を全力疾走。「ドアが閉まります」アナウンスを背に……下車。……後ろで、ドアが……バターン。危機一髪……「良かったーー」汗が、どっと噴き出てくる。顔もびっしょりだ……。「あーーあ、……でも、良かった」 改札口で、職員に丁寧に礼を言って……客先に急ぐ。10分程遅れたが、事情を話したら「……年だね……」と冷やかしながら、快く許していただいた。「ほっ (^。^)」暑い日の……真昼の……悪夢一歩前……でした。(;一_一)人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/04/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 三國連太郎さんとの思い出 (^。^) ご縁があって今は亡き三國連太郎さんと、相対してお話をするチャンスを頂いたことがあります。 その事をご存知の方から、必ずと言ってよい程「どんな方だった?」と聞かれます。そして答はいつも一言です。 「エレガントで爽やかな紳士でした(^-^)」 もう20年近く前の事になりますが……、映画のエキストラを体験したことがあります。通行人と野球場の観客の役です。 (^◇^) 作品は『北辰斜めにさすところ』といいます。反戦派 神山征二郎監督が教育の原点、人間の心の原点を、平成の世に問うた野心作です。 そして、主演は三國連太郎さん。脇を、緒方直人、林隆三、佐々木愛、神山繁、坂上次郎、北村和夫、犬塚弘、滝田祐介らのベテラン陣が固め、いかんなく持味を発揮した感動の映画でした。(既に亡くなられた方も含まれていますが……) 私は、沢山の友人知人と、博多の中州の夜の場面、そして熊本の人吉の野球場の場面に協力しました。 撮影も無事完了して数ヶ月後に、関係者が集まっての試写会が行われ、その終了後に監督と三國さんが舞台のイスに腰掛けて、トークがありました。とても充実したひと時でしたよ。(^-^) その後で、会場をホテルに移して懇親会です。関係した30人程のメンバーが集まっています。神山監督と、三國さんが出席されるという事で、待っている間もドキドキです。(^v^) 少し遅れて御両人が登場されました。監督はカジュアルスーツですが、三國さんはジーンズで格好良いです。お二人のご希望に沿って、これといったセレモニーはせずに、静かに飲食懇談が始まりました。暫くして気付いたのですが、お二人が登場される迄は心の底から待ちに待っていたはずの沢山の人たちが、不思議な事に、誰も三國さんと話に行かないのです。こんなもんなんですかね……。 (^○^) お尋ねしたい事があったので、三國さんの傍に近づいた時、主催者側の司会をしていた女性が、「三國さん、ひとことご挨拶されますか?」と尋ねました。「スミマセンねー、私は人様に作って頂いたセリフを喋る商売 でしてね……。自分の言葉で……喋るのは……ちょっと……、 ゴメンナサイねーーー。(^_^;)」もじもじされながら、何とも可愛らしいソフトな応対でした。 そして、すぐに壁際のソファーの方に行かれたので、ついて行きました。 「少し、お話させて頂いて良いですか?」「ああ、もちろん良いですよ、どうぞお座り下さい」「ありがとうございます……」「今回は色々とお世話になりました(^。^)」「いえいえ、エキストラは初めてでしたが楽しかったです……」「そうですか……それは良かった……」「あのー、試写会を見せて頂いて感じたんですが……」「えっ、何でしょうねぇ……」「実は、2~3か月前にテレビで、三國さんが主役のドラマを 見せて頂いたんです……」「それはありがとうございます。見て頂いたんですね……」「はい『松本喜三郎一家物語<おじいさんの台所>』って番組 でした……」「ああ……あれを見て頂いたんですか?ありがとうございます」「実は、今日『北辰……』の試写会を見せて頂いて、何ケ所かで あのテレビドラマの三國さんと、重なったんですよ……」「…………!!!」「凄く雰囲気が似ている箇所がありましてね……」「…………」「あっ、申し遅れました。私、下田と申します。失礼しました」「いえいえ、下田さん、丁寧に見て頂いてありがたいですねぇ。 それは、きっとこんな事かもしれませんねぇ。 勿論両方の作品の登場人物は違う人なんですけどね。 もしかしたら……こんなことかもしれませんねぇ……。 両方ともですね、私の役の年齢設定が今の私の年齢なんです。 自分と同じ年の人を演じていると、ところどころに自分自身が 出て来るのかもしれません。自然にですね。ふふふふっ……。 勉強が足りませんねぇ……。下田さん、ありがとうございます」「いえいえ恐縮です……(^。^)」 ここで、何人かの方が、三國さんと写真に写りたいという事で来られたので、話はここで終わったのですが、私にとっては、感動の会話でした。全く、普通にそして丁寧に話される三國さんに、一層の好感を持った瞬間だったのです。 今は、天国で昔の仲間と、役者を続けておられるのでしょうかね。(^-^) 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/02/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 命削った激烈職場 …… 31ヶ月の体験に学んだもの <Renewal> 若い頃……、胃潰瘍になって、十二指腸潰瘍なって……、家族に心配かけ、会社を休み休みしながらも、何とか3年未満で卒業した激烈な職場があります。 大変でしたが……、そこで学んだものは、その後のビジネス人生のみならず、あらゆる側面で私を支えてくれました。……体験とは……誠に凄いものです。 1.したくない、より重要な仕事から逃れる為に、 つまらない仕事に時間を潰そうとする誘惑が常にあります。 負けたらお終いですよ。2.報告しないミスこそが最悪のミスなんです。3.いやいや仕事をしてはいけない。いやならば辞めなさい。 4.無知を怖れることはありません。偽りの知識をこそ 怖れるべきです。5.単純なことを複雑に考え、複雑なことを単純に割切る方が 良いですよ。6.あっしには、かかわりのねえ事でござんす。 (何でもかんでも首を突っ込むもんじゃありません。 己の力の限界を知りなさい) 7.気付いているんでしょう? 何故、ほったらかすんですか?8.逃げたくなった? また、逃げるの? 一体何処に? (この世は限りがあります。あの世に行っちゃダメですよ)9.言い訳はいらないよ。日記にでも書いときなさい。10.人の知恵を借りなさい。 ひとりの知恵なんてたかが知れてますよ。 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/08/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 夢で見た謎の景色に遭遇しました <RENEWAL> それは角を曲がった時だ。奇妙な感覚が体中を走った (゜_゜>)そして、2、3歩……歩いて、そして……立ち止まって……しまった。( ̄_ ̄)なんなんだ……これは……一体。……この景色……この色彩……。登り道があって……先の方で右に曲がっていて、右横に小川……。川底が段になっていて……そして、小さな橋……。……ん????……。(゜_゜ )周りの木々も……。なにか懐かしい。そうだ、そうだ!!夢だ!!……よく夢に出てくる光景ではないか……。確かにそうだ…………。(゜-゜ )時々見る夢に出てくる光景……そのものだ。……全く……その光景ではないか……。夕方なのに、先の方がやけに明るいのも……夢の通り。 一人で知らない土地に迷い込んだ様なイメージで見るあの夢の光景だ……。……何度も見た……。ウォーキングの途中……。ちょっと、遠くまで足を延ばした時の事である……。過去に何度か行った事のある旧跡『馬頭観音』を目指していてこの光景に出合った訳だ……。この道は、過去に何度か来る事は来たが、殆ど車で来たので、この道を歩いた事といえば……、40年も前に皆で遠足の企画で来た時以来である…………。…………景色など覚えても居ない。しかし、正しくこの景色が夢によく出て来ていたわけだ……。 何だろう……。なんなんだろう……これって。……不思議な感じだ。先を曲がると、4、5分で……古い歴史のある『馬頭観音』だ。その隣には、ツツジと藤棚で有名な……宗生寺もある。 何となく……神秘的とまでは言わないが……、それなりの場所なのだ……。暫く、その場所を動けなかった。……というのが、一瞬だが、今この現在が夢なのか現なのか分からないような錯覚を覚えたからである……。知らない土地に初めて行って、ふと、いつか以前に来たことがあるような気になる経験は、……何回もしたが……、謎だった夢の光景に出合ったのは……初めて……。 丁寧に、お寺にお参りをして帰途に就いたが、不思議な感覚が、暫く体から去らなかった……。なにか意味のあることなのだろうか……?また、夢に出てくるのだろうか?……それとも。 ( ^ - ^ )人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/07/27
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 一輪の野バラの思い出…… 誰も知らない街の片隅に 真っ赤な野バラが 咲いていた ふぅっと…… しゃがんで眺めていたら 幼い思い出 笑って飛んだ 誰も知らない街の片隅に 可憐な野バラが光ってた そぉーと 花びら触ろうとしたら 風に震えて ゆら~りと揺れた 誰も知らない街の片隅に 小さな野バラはもう居ない 大っきな 機怪に踏み潰されて 工事現場に 埋ずもれちゃった…………人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 子供の前で信号無視はできません <Revival> 昼休みにウォーキングしますが、あらかじめゴール地点を決めて、大体、30分ほど歩きます。……それから昼食を取る訳です。 いつぞやの事です……。路地を抜け大通りを渡れば、今日のゴールはすぐです。 有酸素運動量を測れる歩数計を付けて歩いています。それで……出来るだけ連続して歩きたいので、信号では止まりたくないというのが希望です。最後の大通りもスイスイと渡れることを期待します。角を曲って…………50m程向こうに大通りが見えてきました。 丁度今、信号が赤に変わったところ…………です。このリズムだと着く頃に丁度、再び赤に変わるタイミングです。何度も通っている道だからしっかり学習しています。スピード調整しょうか……?……とも、思いましたが、……否、その必要はありません。この通りは比較的大きな通りですが、車の通りが少ないのです。特に、昼休みの時間帯は車が少ないのが特徴です。 (これも……学習しています(^。^)) つまりは、信号無視でも安全に渡れるというわけです。おっと…………信号無視とは、人聞きが悪いですね。「自己の完結的責任下に於ける、道路交通法の一部弾力的運用」 ……というわけです。(^。^)ややあって、大通りに差し掛かりました。……案の定、横断歩道の信号は「赤」です。……しかし、右も左も……200m向こうまで、車は一台も来ておりません。……正に、予測通りです。これで、渡ってしまえば……今日のウォーキングも、ほぼ計画通りに終わります。 ……と、その時、後ろから、パタパタという音が迫って来ました。……悪い予感……。そして…………当たりです。一人の小学生の男の子が全力疾走で、ランドセルをパタパタといわせながら、追いついて来たのです……。あ~~~あ……。これで、信号無視……いや、規則の弾力的運用はできません。小学生の手前、大人としてルール順守を見せねばなりません。仕方なく立ち止まって、赤信号を恨めしそうに眺めている私のすぐ傍にその少年は走ってきました。しかし、パタパタという音が止まりません。見ると止まった地点でかけ足、足踏みをしています。……ん?ちょっと、異常な感じもしたので、「どうした?」というような顔で、覗きこみましたら……、「シッコ、シッコ……」と言ってるじゃありませんか……。「あそこか……?」通りの向こうのマンションを指さしました。足踏みを止めず「シッコ、シッコ」と言いながら少年が、何度も頷きました。 「よし、渡してあげよう……」さっと、右手を出すとすかさず、その手を握ってきたので……、「右良し、左良し、行くぞーー」って言って、手を引っ張って、大通りを走りました。こんな風に書くと長々となりますが、ほんの一瞬の出来事です。向こうに渡り終えると「ありがとうございまーす」といって、その少年は見向きもせずに、一目散に前のマンションに飛び込んで行きました。早い事……早いこと。結局、私も比較的長い赤信号に邪魔されず渡れた事になります。なんか……可笑しくて……。(>_<)一人で笑いながら、ゴール地点に歩を進めました。(^.^)予定通りの到着です。(一_一)Vメデタシ……メデタシ……。人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/08
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 一年に360日お酒を呑む95才の先輩 <Renewal>ー 6年ほど前の話 ー「お元気ですね……失礼ですが、お幾つですか……?」「……ん?……酉年ですがね…………( ゚Д゚)」「……えっ……?……といいますと、 えーと……昭和8年ですかね……お生まれは……。 天皇陛下と、ご一緒の歳ですね。 すると……83歳ですか……。 いやー…………、そんなに見えませんねぇ……(^-^)」「…………(-_-)」「……ホント、お若いですよ(^-^)」「ありがとう。あのね、もう一つ前の酉年なんですがね……」「ええっ!!!……と言いますと、えーと……あのう……」「ははははっ、大正10年生まれですよ。 今年で95歳です」「……!!!!!!!!! (゜-゜ )」 「ははははっ……、まだまだ、これからですよ……」「し、し、信じられません………。お酒もお強いし……」「酒はね、一年に360日呑みますよ。焼酎が良いですねぇ」「……!!(゜_゜ )」「ははははははははっ……(^○^)」「……!!!!」「あのね、ちょっとあなた、そこまで聞いたらね……、 一年の内、後の5日は飲まないんですね……位、 突っ込んで下さいよ……(^。^)」「あっ、スミマセン……。どうされているんですか?」「私ね、年に一回だけどね。 2泊3日の、人間ドック入りしてるんですよ。 だから、その3日間は呑めませんね……」 「ああ……、ちゃんと健康チェックされてるんですね」「さぁさぁ……、次、次……ほら、(・へ・)」「あっ……?スミマセン……、どうも……、 えーー、……で、 残りの2日はどうして飲まれないんですか…?」「あのね……、 あなたねぇ……、 人間…………1年に2日位はね……、 お酒……呑みたくない日がありますよ……。 そりゃーーねぇ……ははははっ……( "⌒∇⌒" )」「…………ナルホド……ははははっ。(^_^;) ……でしょうね」 ある宴席で、隣の方とその前の方との会話だが…………、とても楽しかった。本当にお元気そのものの隣席の大先輩は、当時、大企業の相談役を務めておられる元気人……。見かけも若ければ、体も柔らかく、身も軽い。何といっても酒がお強い。ピッチもほとんど我々と変わらない。会話も、軽妙で、粋で、ちょっとお茶目で、ユーモアがあり、……実に、楽しい。時々、同席させて頂いたが…………、お会いする度に元気を頂いた…………次第。(^。^)人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/04/01
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 体験したことを言葉に出来ない……なぜ?? <Revival> 約15年前に鹿児島の「知覧特攻平和会館」を初めて訪れた時の思い出です。 今でもあの感覚を忘れる事が出来ません。(一_一)----------------------------------------------------- 生まれて初めての経験をしました。体験を言葉にできません。だから……当然……書けません。……ふとした機会があって……鹿児島の知覧に行ってきました。有名な「知覧特攻平和会館」です……。 以前から、行ったことのある人達から、何度も……何度も、話を聞いていて、機会があれば、一度は行ってみたいと、心から、そう思っていました…………。やっと実現しましたが…………。……着く前まで……は、この体験をブログに……、……書こうと思っていました。……着いて…………、二時間弱の時間、会館に居て…………。 涙が枯れそうでした……。息が苦しかったです。ここまでの気持ちになったのも……過去に思いあたりません。悔しい……気持ちに似ていますが…………違います。その日…………、帰って来て……夜……PC画面に向かいました……。手が動きません。言葉が出てきません……。正確に言うと…………、何と書いても、何と表現しても……違うような気がして……。書く事ができません…………。こんなことは…………、こんな経験は初めてです。……書けません。 どうか……行かれたことの無い方は、一度、「知覧特攻平和会館」を訪れて下さい。書けない事をこんなに長々と書いたのも……初めてです。でも…………、やっぱり…………言葉が浮かびません……。------------------------------------------------------- 途中で、足が動かなくなって30分以上立ち止まっていた箇所があります。遺品がガラスケースに収められていて、巡回して見れるようになっている所でした。 そこには、1枚の半紙が収められており……。こう、書いてありました。 『 死んでこい 父は一言 言ったきり 』 我が子にこう言った時の、父の無念が…………。被ってしまいました。 戦争は、本当に悲惨です………………。(ー_ー)人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/14
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 偉大なる女傑……元大料亭の女将さんへの手紙 <Renewal> 今や懐かしき……料亭福岡家の女将さん!!益々お元気で米寿を迎えられ、誠におめでとうございます。女将さんの素晴らしさは、政財官をはじめ多くの方々から言い尽くされておりますが、私も折に触れて女将さんの素晴らしさに接して参りました。その中で胸を打った忘れられない想い出があります。今からその光景を再現します。 ―― 些細な事にも全力を尽くす女将さん ――「みんな聞きなさい。大きな芸も良いけれど、こういう小さな 芸にも目を向けなきゃいかん!!」 全てはこの言葉から始まりました。福岡屋での四季の移ろいに因んだ酒宴の折に、60名を越えるお客様に向かって女将さんが放った言葉です。私はステージに上がり、おしぼりで作った小さな人形を懸命に踊らせました。勿論、女将さんが唄う「明治一代女」に合わせての踊りです。会場からは拍手喝采でおひねりが沢山飛んできましたね……。(^。^) 幕の後、女将さんは私に聞きました。「私の歌、どうやったね?」「良かったですよ」と応えると「そうね……」とちょっと怪訝な顔……。 一瞬、歌詞の真ん中辺りのことかなと思いました……。この歌に慣れておられない様子で、テンポが少し揺れた個所があったのです。しかし踊りには何の支障も無く、観客も女将が直々に唄っている事に興奮している状況でしたから何の問題も無かったのです……。 数ヵ月後女将さんから電話です。「来月、宴を開くから、又、あの人形をやってくれんね」「了解しました。歌は女将さんですよ」 当日になって……、「今日もお人形されるんですね。ウチの社長、張り切って稽古されてましたよ……」と福岡家の奉行の一人が言われるのです。(社長とは女将、奉行とは従業員の事)稽古とは?……詳しく聞いてみると……、何と、知り合いの音楽の先生に頼んで「明治一代女」を稽古されたとのこと。 一瞬、絶句しました。80歳に近い超有名な女将であり、政財官の著名人から尊敬を集める大先輩が、たかが小さな余興の一つにすぎないことに……。「もっと、ちゃんと唄わんといかん……」と呟かれていた女将さんの言葉が、脳裏に蘇ってきました。 ホントに凄い人やなぁーーと感動しました。小さな事も決して疎かにせず、常に自分が納得できるものを追求されるのですね。年輩の方は手を抜かれてもそれが貫禄と見える時もあります。しかし、女将さんは徹底的に追及される。これは本当に凄い事です。「大業を為す者、小事侮らず」 感激し、心からの尊敬の念を抱いた私でした。その日の踊りに一段と熱が入った事は言うまでもありません。そして満足げな女将さんの笑顔を今も忘れる事ができません。本当に、ありがとうございます。どう見ても、20歳以上は若く見える女将さんです。(^。^)これからもまだまだ、お元気で第一線でご活躍下さい。 80歳----------------------------------------------------------------------平成22年8月1日の誕生日が、米寿の祝賀会でしたから、このお手紙を書いたのは12年も前の事です。平成23年5月に行われたこの女傑大野さんの、出版記念パーティにお祝いに行ってきました。「倫と輝く」という著書も頂きました。 サインも……。 そして……、その本の250頁に、私からの手紙の一節が掲載されていて、驚きと共に感動いたしました。有難いことです。 米寿の祝いの日の舞台での挨拶ご存命であれば、100歳の女傑、今は天国でご活躍かと……。人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/02/25
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 会った事の無い人に車の中から呼び止められて <Renewal> 相談があるとのリクエストを頂いたので、隣の市の神興東地域『郷づくり推進協議会』に行くことになりました。お会いするのは福祉部会の会長さんです。高齢者の活性化をテーマに、地域で様々な活動しておられます。 たまたま私の趣味の芸が、先週、読売新聞に掲載されまして、それをお読みになっての、私へのリクエストです。普段から、趣味を生かして、高齢者福祉施設の慰問などもしていますので、快くご相談に応じたわけです。(^-^) 土曜日……天気も良い事だし、自宅から5Kmくらいの距離でしたので歩いて行きました。畑には様々の綺麗な花、そして畔には、菜の花が咲いています。 道の傍の斜面にはツクシが密集して生えています。桜の時節の少し前に、毎年見られる楽しい景色です。 少し、早めに現地に着いたので、近隣の集落を散策していたのですが…………。 ……とっ。後方から私の名前を呼ぶ大きな女性の声がします。振り返りますと……、たった今すれ違った軽自動車が止まっていまして、運転席から女性がこっちに向かって叫んでいました。 「知り合いかな?」と思い「はい、そうです」と車の方に……。彼女もドアを開けて、社外に出てこっちに歩いて来ています。うん……? 知らないご婦人です。「明智です。こんにちは」と、ニッコリ。あっ、本日お会いする会長さんの事を連絡してこられた方です。 「こんにちは……、初めまして」「こんにちは、本日は、ありがとうございます」「しかし……、よく私が分かりましたね?」「だって、新聞でお写真見てますもの……(^-^)」……と。 全く偶然の出会いでしたが、かなりびっくりしました。走っている車の中から、分かるもんなんですね。(一_一)恐いような驚きと共に、少し感動した出来事でした。(^○^)人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/12/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ♪ 男ならやってみなー ♪ 唄いつづけて55年 <Revival> 昔、日本酒好きだった岳父が、ほろ酔い気分になると、どこでも、いつでも、口にしていたのが……『男なら』……私もよく唄った。最近は、酔うと口をついて出てくるようになった。(^-^)------------------------------------------------------------------ 西岡水朗作詞 草笛圭三作曲 曲名『男なら』 1963(昭和38)年の春頃に、 マヒナスターズ歌で発表された曲。 元々は、軍国歌謡だったらしい。 昭和12年のキング盤は、林伊佐諸、樋口静雄、近衛八郎の3人で歌われたものだった。1965(昭和40)年2月にも水原弘の歌で発売されており、こちらも評判を呼んだ。カラオケで歌うと、ほぼ、水原弘盤が出てくる。------------------------------------------------------------------ 1. 男なら 男なら 未練のこすな 昔の夢に もとをただせば裸じゃないか 度胸ひとつで 押して行け 男なら やってみな 2. 男なら 男なら 七つころんで 八つで起きる 思い直せば愉快な世界 若い心は デカク持て 男なら やってみな 3. 男なら 男なら あの娘(こ)一人にくよくよするな 花の日本だ 眼(まなこ)を変えて 見ればいずこも 花ざかり 男なら やってみな 4. 男なら 男なら お洒落(しゃれ)する間に 腕(かいな)を磨け 磨きゃ前途(ゆくて)が 楽にもなるが お洒落するのは 楽じゃない 男なら やってみな人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/12/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 懐かしいお宮掃除の思い出 先日、ウォーキングの途中で近隣の矢房宮に立ち寄りました。小学生の頃、毎週日曜日に「お宮掃除」をしていた神社です。 今は、開発されて日の里団地の一部になっていまして、一番上のこの石段しかありませんが、昔はこの下の方に、100段程の石段がありました。 現在そこには家が建っていますが、下の方に見える家辺りから、3つの踊り場を経て、長い石段が続いていました。 山中でしたから落ち葉掃除が、結構大変だったのを思い出します。14~5人の学団でしたが、学団長のテキパキとした指示で、掃除は2時間ほどでした。学団長は、近年で云う子供会会長で、6年生の代表者が務めていました。 それぞれの段に在った鳥居は全て境内に移築されています。子供の頃怖かった狛犬も、昔の儘に座っています。(^。^) 週に一日だけ、大人たちから「ご苦労さん」と言って頂ける日曜日だったのです。(^-^) 今でも、一瞬、時が半世紀以上逆戻りしそうな空間です。人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 <日露戦争の記念碑>=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/09/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 遺書の様なレコード<戦死した叔父の出征記念> <Renewal> 平成の初期のこと……だったと記憶している……。当時、既に隠居されていた近所のおじさんから、「来て欲しい」という連絡で……、何事ならんと行ってみた。そして……びっくり仰天した。 蔵の奥から戦死した叔父が残していった「レコード」が出てきたとの事……。当然、戦時中(昭和17年位?)の物だ……。 叔父が出征の記念にレコーディングして、親しい後輩に残していった物だった。テープレコーダーが無かった時代の知恵である。 相当に朽ちていて、ホント今にも壊れそう……。 そっと持ち帰りプレーヤーにかけようとしたが、一度針が通ったら砕けてしまいそう……。……なので、録音する事にした。 ガガガッと雑音が入った「名月赤城山」が聞こえてきた。初めて聞く叔父の声……プロ並みに上手い唄だ。テープに取り、色々と工夫して雑音を減らし、また回転数の違いを補正して聞きやすくしてから……、父に聞かせた。 20歳で出征し、23歳にフィリピンのルソン島で戦死した叔父は、父の一番下の弟にあたる。末の弟の50年振りの声である。「正人は歌と絵がうまかった……」と……呟く父。戦争から戻ってきたら、画家か音楽家になるはずだったと、他の叔父や、叔母からも聞いたことがある……。 父は曲が流れ始めると目を瞑り天を仰いで聞いていた。 その父の顔が今でも思い出される。微笑むような、悲しむような表情だった。 存命であれば今年99歳の叔父。今は、26年前に他界した父と、他の叔父叔母たちと、皆で仲良く、ご浄土で酒でも酌み交わしているのだろうか? < 74年間飾ってある 叔父の 遺影 > 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/08/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ シルバーシートの淑女に向けられた誤解の視線 <Renewal> 忘れもしません……。鬱陶しい梅雨の頃の、昼下がりでした。バスで、到津の森公園から小倉へ向いました。バスはシルバーシートが1席空いているだけで……、4、5人の人が立っていました。 乗った直後は何ともなかったのですが……、15分位経った辺りから何時もの立ちくらみがして……、その4、5分後にはますますひどくなって…………苦しい……。このままだと人に迷惑を掛けると思い……、座らなければ……と見たんですが…………、まだ、シルバーシートしか空いていません。 ……でも、堪らず……取り敢えず座りました……。もう、自分の事で精一杯で……、丁度その時高齢の男性が乗って来られた事も気付かない程でした。座ってすぐに一人の女性の大きな声がして……。「お爺ちゃん、席を譲ってもらったら…」と………。 声は聞こえたのですが、今立つときっと倒れる、回りにも迷惑かけると思いじっとしていました。目を閉じると余計に悪いので……目を閉じる事も出来ず……、回りの冷ややかな視線を感じながら……。……じっと……。………脂汗が出て、たまらない気分……暑い……。 バスが三萩野に着いた時、又5、6人の乗客があり、ますます混雑してきました。シルバーシートに座って居た一人の女性が立ち上がり、「お爺ちゃんどうぞ……」と声を掛けるのが聞こえました。 お爺さんは80代位、女性は70才位でした。若い私には、回りから冷ややかな視線が向けられます。バスを降りたいのですが……立てる状態に無く、それも叶いません…………。私にとっては……長い……長い時間に思えたのですが……、「旦過のバス停」と言う運転手さんの声……。 今なら何とか……と感じ、ようようの思いで立ち上がり、何と……乗る方の扉から降りてしまいました。早く降りたい、風に当たりたい……との一心で「お客さん料金を……」と言う運転手さんの声は聞こえたのですが……。 ……降りた安堵感と、複雑な気持ちからの解放で……、そのまま倒れたらしく……、気が付くと何だか倉庫の様な所で、タオルに包んだ冷たい氷が額の上にありました。回りには中年の女性とランニング姿の男性が2、3人。……ボォ~と、目に入りました。事態がよく読めません。 辺りを見渡すと女性の声……。「気が付いたね、直ぐに救急車が来るよ……」ああ~~と、今までの事を思い出し……、倒れたのだと気が付きました……。 側の男性が「このおばちゃんは、バスを降りてずっと居てくれたんよ」と説明してくれました。 ……その時サイレンの音がして救急車が来たようでした。やっと状況が理解できたのと、何だか大げさに成った事で、恥ずかしくもあり、又、気が遠く成りそうな私でした……。 ……が、取り合えず病院へ連れて行って貰おうと、救急隊員の来るのを待ちました。 数秒で来た担架に乗ったのだと思いますが、恥ずかしいのと気分の悪さで、又、ダウン……。 確か、救急隊員から聞かれたのだと思いますが、「済生会病院に……」と言ったみたいで……、気が付くと主治医の顔が私の目に……。途端に涙が溢れ、子供が迷子になって、やっと親と巡り逢えたように泣きじゃくりました。その日一日の不安と、恥ずかしかった事が頭に一杯で……。涙が止まりませんでした。その後、入院と成りましたが……、経過は良く、四、五日で退院することができました。 気になったのは、私に付き添ってくれた女性と、介護してくれた場所でした。病院へ尋ねると、救急車に聞かないと分からないとの事だったので、訪ねて行きました。初めての経験の救急車ですが、何と、場所・助けた人の住所・氏名はきちんと記録に残してあるのです。 場所は旦過の魚屋さんの倉庫でした。行って見て成るほどと思いました。バス停のすぐそばで、魚屋さんだから沢山の氷が有ったわけです。丁寧にお礼を述べて、女性の住所へ訪ねて行きました。 家を見付けて伺うと、びっくりした様子でした。その節のお礼を、丁寧に述べました。すると彼女は「具合の悪い事も分からずに悪い事を言った」と逆に謝られました。バスの中で「お爺ちゃん、席を譲って貰ったら…」と言った女性だったそうです。 人の事がほって置けない性分だそうで……、私の事もそうで……介護してくれたみたいです。 バスの中の事、介護してもらった事も、あまり記憶に無いのですが、大きな声で言われた事への、恨みにも似た覚えは残っている自分が恥ずかしくて……、彼女に心からのお礼を言って早々に帰りました。 複雑な…、とても複雑な……思い出です……。 < 友人の体験談より >人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 < 鯛が二尾いる珍しいラベル >====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/07/02
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 子供の日の …… 母との思い出 <亡き母との思い出・Revival> 連休もちょっと一区切り……という5日の夕方、家のみんなが出先から帰ってなくて……、家にはお袋と二人だけ……。「…………晩ご飯、どうするネ…………?」「どうするって…………食べるよ」「やっぱぁ、食べるよねぇ…………ふぅ……(ー_ー)」「(……そうか……そういう事か……) 作るの大変やろうから外に食べに行こうか?」「そうしょう、そうしょう。」 って事で外へ…………。 近所に『ドッキリ亭』という、ちょっとは名の知れたしゃれた店があります。小さな店ですが、何とかいうお店紹介の雑誌に載った事があるとかで、時々、北九州市、福岡市から、はるばると客が来るとか………………。 丁度、夕食時なので、店内は結構沢山のお客さんでした。休みの日の特徴は、子供連れのファミリー客が多いという事。「いつも、ありがとうございます。何にしましょう?」「こんばんわ、えーとねぇ、まず生ビールね。 それから…………ドッキリ焼きと………………」 「承知しました。…………今日は、子供の日なんで、 お母さんに連れられて来ましたね……ははははっ(^-^)」「えっ?ああん? あぁ、そうそう……、 俺も子供やもんね。ははははっ…………」あちこちで、笑いが起こっています。耳の遠いお袋は詳しい事は分からず、ただニコニコと笑っています。 「『お母さんの奢りで、お子さんの払い』ってとこですか? ねっ……(^。^)」全くうまい事を言うマスターです。同じ町内ということもあって、日頃からよく話しているので、言葉も弾みます。色々な年齢の、様々な親子達が、ワイワイ、ガヤガヤと楽しい、夕食の一時を過ごしました。 ……考えてみれば、親ある限り幾つになっても子供なんですね。帰り道、お袋と歩くのは久しぶりですが、今は、背の高さも、歩く速さも全然違うから、ゆっくり、ゆっくり歩いて、腰を屈めるようにして、話さねばなりません。お袋の方はマイペース……。悠々と歩いています。ちょっと、記憶に残る『子供の日』でした。 <子供の日が来ると「親ある限り自分は子供」……と、 思い出します(*^。^*)>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/05/05
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◆ ?人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ お世話になった先輩を病床に見舞う<下> 【前回】お世話になった先輩を病床に見舞う<上>「うん、既に70歳も半ば近い人生で、 健康だけは自信があった僕だが……まさか、 こんな病に侵されるとはな――。 …………思いも寄らない事だよ……」「何で……先輩なんですかね。 なんで先輩が癌にならなけりゃならないんですかね。 悔しくて、悔しくて……堪りませんよ」 「まぁまぁ……泣くなよ……男だろ……アリガトね。 振返ってみりゃ―幼い頃に戦争の悲惨さや、 戦後の食糧難を体験して、 日本の大変な時代の歴史を見届けた歳月だった……。 良く学び、良く汗をかいて働いてきたよ」「…………」「日本の驚異的な高度経済成長で、 想像以上の社会を体感することもできたよ。 残された余命を思うと、 生きて行きたいと思う執着心は強いが、 ……しかし、抗がん剤治療による副作用は、 僕の体をありとあらゆる症状で襲ってくるんだ……」「……こんな事を言ってはなんですが、 人一倍辛抱強かった先輩がそこまで苦しんでおられるのは、 神が試されているのかも……と思ってしまいます。 ……スミマセン。 先輩に、勝って欲しいと思います…………(;一 一;)」 「泣くなって言っとるやろう……もう(^_^;) まあな、いっそのこと治療を止めて、 まだ訪ねていない日本のあちこちの旅をして愉しく過ごしたい ……という想いやら、体に宿った癌細胞が内臓に転移して、 他の機能までも犯していくのではないだろうか……。 ……等と時折り訪れる不安な気持ちを抑えきれない思いで、 闘病生活を送っとるよ。(一_一)」「そうでしょうね。不安でしょうね……そうですよね。 当たり前ですよ。何故、先輩なんですかねーー……」「闘病生活に負けそうな時にな『今日の体調は?』って、 遠距離電話をしてくれる、嫁いだ娘や、『お爺ちゃん元気?』 と、あどけない笑顔で訪ねてくれる息子の孫の姿を見た時、 また、極端な食欲不振の時に想像を絶する気遣いをしてくれる 家内……嬉しくてな。 ……支えられとるよ。ありがたいよ。(^O^)」 「……良いご家族ですね……。 先輩、頑張れますよこれは。頑張りましょう。(*´ω`;)」「また、泣く……。<`ヘ´>しっかりせんね。( "⌒∇⌒" ) 今、私の体に宿っている『悪友』が、 願わくば『親友』となって、明日を生き抜く……これが、 現在、私に与えられている人生だから……な」「……はい……」「だから、今を大切にして、今日に感謝して、明日に希望と、 目標を持って『たった一度の人生』『たったひとつの命』を 貫いて行こうと決意しているよ」「先輩の命をご家族や友人たちが、そして後輩たちも、 見守っていますから……、先輩、精一杯生きて下さいよ……」「うん、余命がどうなるかは天に任せて、後悔なきように、 生き抜いていきたいと想う日々を過ごしているんだ。 ありがとう。ありがとう。 ありがとうございます……」 「それを聞いて安心しました。今日は、来た甲斐があります。 また、呑んで歌って踊りましょうね。……きっと」「よし、分かりましたよ。ありがとう。元気が出たよ。(^。^) よく来てくれました。ホントに……ありがとうーー(^O^)」 ……様々にお世話になったこの気丈で偉大な先輩は、 にっこり笑う様なお顔で……この半年後に、 旅立たれました。 最期まで、沢山の事を教えて頂きました。 ひとつひとつの言葉は、耳に残っています。 早、13回忌も近づく今でも……無念でなりません。 ………………南無。 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/04/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ お世話になった先輩を病床に見舞う<上>「お加減はいかがですか?」「ははははっ……生きとるよ。そっちは元気にしとりますか?」「はい……、どうにか……。 お見舞いに来ようか……どうしょうか……と迷ったんですが、 仕事から遊びまでご指導いただいている大先輩ですから、 思い切って来ました……(^O^)」「ありがとう、ありがとう……ホントに嬉しいよ。(^。^) 生きとる内に来てくれてホントに良かった。ははははっ(^O^) 今日は平成21年6月6日だな。 人生最高の日だ!!(^。^) ははははっ……」 「……先輩………………。(一_一)何と言いますか……、 ……病状を告げられた時は大変だったでしょうね」「ウン、家内と長男は心配そうな顔をしとったなぁ……。 主治医から言い渡された病名は、悪性の進行性大腸癌で、 肝臓に転移しているという告知だったんだがな……」「……はい………………(;一_一)」「2週間に及ぶ検査期間だったんで『もしかしたら?』って、 予感してたんでな……その時、その場では驚くほど冷静に 説明を聞く事ができたんだよ。……ウン(^.^)」「流石に先輩ですね――。凄いことですよ。 奥さんや息子さんも居られたし……、 一層、気丈に振舞われたんですね……」「うん、まぁそんな感じかなぁ……。 ははははっ、男の見栄ですな。(゜_゜) ところがだ……ところがなんですよ…………」 「……はい」「その後、病室に戻って独りベッドに横たわった時は別だ」「ハイ……分かるような気がします。辛いですもんねぇ……」「うん……、全くワシらしくないんだけどな。 残された『余命』が、胸を締め付け、過去の出来事が、 それこそホントに走馬灯のように思い起こされてな。 君との激論とか、手解きした趣味のひと時とかも……な。 皆と一緒に楽しかったゴルフだとか無茶呑みとかな……。 留まることなく涙があふれ出て、一睡も出来んかった。 長い、長い夜だったよ……。 ふふふっ……らしくねぇなぁ。( ̄ー ̄)」「…………(-_-;)」 「なんだ、君が涙ぐんでどうする。死ぬのは僕なんだぞ……。 ははははっ……。それから、翌日に外科病棟に移ってな。 元凶の大腸癌の手術も無事に終えて、昨年末に退院して、 今、こうやって、家に居るんだ。 その辺はあんたも知ってるよな?」「はい聞いておりました。その後経過はどうなんでしょう?」「うん、今は外来患者として、月に2回抗癌剤の治療を受けて、 まだまだ、闘っとるぞ! ははははっ……(^。^)」「聞くところによりますと、 抗がん剤の投与ってきついんでしょう……」「ああ……まあな……。今日は時間はあるんか……? ……そうか……じゃー付き合ってよ。 きつさは、当初は殆んど感じなかったんだよ。ところがよ。 これが……回を重ねるごとに、副作用であらゆる症状が 現われてな……、ともすれば体だけじゃなくて、 心まで蝕んでいく、辛い……辛い日が続いてな――」 「先輩の気力は、比類なき強さでしたから……」「そうそう、全くそうだったろう……そう思っていたよ自分も。 ところが、体力の落ち込みにつれて気力まで落ち込んでな。 不安で……不安で……。 ただただ不安な日々が重なっていく……」「でしょうね……きついらしいですもんねぇ……」「いやー、半端じゃなかったな。こんなに辛い思いをするんなら いっそ治療を止めて、例え余命が短くなっても…………って、 治療の中断を何度も何度も思ったよ」「重度の癌でも、それを克服した例も聞いた事があります。 頑張って下さい……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/04/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 子連れ焼き鳥屋の……不思議……40年ほど前の懐かしい思い出です。(^。^)--------------------------------------------------------「あなた、ちょっといいですか? 今夜の焼き鳥屋さんの件なんだけど……」「うん?どうした?」久し振りに夕食時に家に居たのに、妻が用件で帰りが遅れたため、子供たち3人を焼き鳥屋に連れて行ったのです。「子供たちが3人とも口を揃えて言うのよ。 『ママと行った時より一杯食べた』 『滅茶苦茶美味しかった』 ってね……。同じ焼き鳥屋さんなのに……」 「僕が連れて行ってやれるのは年に1、2回だから、 豪遊させたかもしれんな……はははっ……散財したな。 スマンな……(^_^;)」「違うのよ……それが。 私が連れて行ってる時より、今日の方が安いのよ。 半年前も……そうだったような……。 なのによ……、どうして私と行った時より一杯食べた、 美味しかったって、言うのかな…………」「3人とも男の子だし、父親とは、滅多に行かないから、 気分の問題じゃないか?」「そうか……そうよね。3人ともパパが好きだからね。(^-^)」「結果、経済的だったから……良いんじゃないか……(^。^)」 妻との話はここで終ったんですが……、自分でも何故かなと考えてみました。 どうもこんな事のようです。 ・ ・ ・入店してカウンターに座ったらまず、子供たちに、 「飲み物は?」と聞きます。3人ともモジモジします……訳が分かりません。 「コカ・コーラじゃないんか?何を遠慮してるんだ?」彼らが、大のコーラ好きなのは知っています。(^。^) 「良いと?」長男が聞いてきました。 「何で聞くんだ?」 「ママは、コーラは体に悪いからダメって言うもん」 「そうか?そんな事なのか……? まぁパパと来るのは、年に1、2回だから、良いだろう」 「やった――!!!」3人が万歳します。(^。^) そこで、私が店長に注文します。 「店長!生ビール一杯と、コーラ6本ね!」最もコーラ好きの次男が叫びます。 「パパ!!!2本づつ……良いの?」 「ママから飲み物は2本づつ飲ませてる……と聞いている」 「やったー!!!」また、万歳です。出されたコーラを、3人とも勢いよく飲みます。もう一本、ある時の一本目は、実に旨いものです。 「……2本目が出るのだろうか……?」と、懸念しつつチビチビ飲むと、特にコーラは美味しくありませんね。(^。^) 饅頭などもどうせ一人に2個与えるのなら、真ん中に盛っておかないで、最初から2個ずつ配るべきです。もう1個ある時の、1個目は、実に上手いのであります。 さて、焼き鳥の注文です。幼い頃には、家族4人でよく来ていたので夫々の好物は、覚えていますから、私が勝手に注文します。 「店長、注文良いですか? バラを長男に10本、次男に2本、三男に2本、頼みます。 それから、次男にキューリを一本ブツ切りで出して、 三男にはベビーウインナーを5本、焼いて下さい!」またまた、次男が聞いてきます。 「色々な物を少しづつ食べなくて良いの?」 「何で?」長男が、責任感を持った顔で応えます。 「『栄養のバランスがあるけん色々と少しづつ』って、 ママがいつも言うもん」 「そうか、それは正しい。まっしかし、年に1、2回やから、 今日は、特別に好きなもん食べよう……な。(^。^)」 「やったー!!!」また、万歳です。 「追加の品は自分で店長に頼めよ……(^。^)」 それから、約一時間弱……店に居ましたが、長男は、ずっとバラを如何にも旨そうにもぐもぐと食べました。次男は、時々焼き鳥を一本貰っていましたが、キューリが本命。三男は、もっぱらベビーウインナー専門です。 「もう、腹いっぱい」と、彼らが叫んだときは 「ホントにもう良いのか」と聞きましたが、良いようなので……勘定です。店長が、 「キューリとウィンナーは在庫が無くなりました。(^-^)」と笑いました。ここで、支払った勘定が、家内と来る時より安かった訳です。考えてみれば……当たり前ですね。(^。^) 思うに……好きなものはスピーディに食べるから満腹も早いのでしょうか?おまけに、事前にコーラの一気飲みに近い事をしていますから、お腹は張っているでしょう。単価も安いものを食べていますよ。笑顔で……。気分は、上々なんですかね。(^。^) 企業戦士と言われ、殆んど家に居なかった時代の話ですから、せいぜい年に1~2回の出来事でしたが、懐かしい思い出です。( "⌒∇⌒" )人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/03/26
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ あれから10年『東日本大震災』 3月11日は金曜日、震災を会社で知りました。時間が経つにつれて、被災範囲や被害状況がどんどん大きくなります。仙台、福島の親戚と連絡が取れません。東京の次男家族とも連絡不通。心配で心配で、眠れぬ夜だった……。 後日、皆の無事を確認し胸をなでおろしたことを、昨日の事の様に思い出します。仙台は自宅で待機。福島は放射能で市の体育館に避難。東京は、バラバラだった家族4人が深夜に自宅で揃った……とのことで、ホントにホッとしました。 もう10年、いやまだ10年でしょう。「復興五輪」として進めてきた東京オリンピックもいつのまにか「コロナ克服五輪」にすり替えられて……どうなっているんでしょうね。犠牲者(死者行方不明者併せて)18,549人。3/11日の昼ご飯を食べながら、誰一人、数時間後に死ぬなどと考えもしなかった……災害の恐ろしさです。 コロナ禍で現在は滞っていますが、この10年、趣味の人形芸で頂いた数々のご奉仕を全て義援金として南相馬市に送ってきました。大した額にはなりませんが、これからも送り続けます。 今日のブログは、10年前の3/12~22日の間に、アップした、震災関連の記事を、無くなられた方々のご冥福をお祈りしつつ、再掲載させて頂きます。 =========================================2011年3月13日<東北地方太平洋沖地震> 大変な惨事になっています。安否が分からない方々の数が尋常ではありません。自衛隊等救助復旧に当たっている方々ご苦労様です。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、救いを待っている方々に一刻も早い救助の手を……、と願わずにはいられません。遠き九州の地から、只々、胸を痛めるばかりです。=========================================2011年3月14日<東 北 関 東 大 震 災> 全国の各地域から被災地に対して、次々に支援の声が上がっています。このような状況を聞くにつけ、しみじみと人の心の温かさを感じます。家族・親戚、家屋、職業……、その他諸々……日常的に大切にされていたものを奪われた被災者の方々の、一日も早い、復旧、復興、元気回復等々に、全国各地から応援したいものです。 私の場合仙台の親戚、南相馬市の親戚、東京の息子家族そして、いわき市、東京に出向いている社員もその家族も、お蔭様で無事の知らせを受けています。本当に、有難いことです。天災は何処で何時起こるかわかりません。テレビで見ている画面が、明日は我が身かもしれないのです……。 支援の方法は、品物も良いのですが、被災者の実態としては現金の方が、多目的に活用できて有難いという話を、以前聞いたことがあります。今日から、自分が所属している組織、団体、趣味の仲間、プライベートな会合等を通じ、義援金を呼びかけ微力ながら、被災者の方々の力になりたいと思っています。 社員が、諸行事など控えた方が良いかと聞いてきましたが、通常通り行うように指示しました。我々も、被災者に想いは馳せても、あまり落ち込まず、心身ともに健康な状態で支援した方が良いと考えます。諸会合に集まった人間で、何がしかを節約して、募金に回すという行動も考えられます。皆で話すことによって、支援の気運を盛り上げるという事も出来ます。心情的には、何かをしたいと思っていても、どのようにしたら良いのか分からない為、そのまま、時を過ごしてしまう……という例は……よく見かけられることです。お互いに、気持ちを触発し合うようにしようと考えています。=========================================2011年3月17日 <人の心 の 温かさ (^。^)>二ヶ月に一度だけ、奇数月の晩に開店する居酒屋を、仲間とやっていますが……昨夜が3月の開店日でした。3千円で飲み放題、食べ放題ですが、仕入れの関係もあるので、事前に予約のお客様にチケットを販売して運営しています。昨夜は、40人強のご来客でした。2、3日前から、予定通り開店するか?という問い合わせのメールが何本か来ました。地震被災で騒然としているなか「自粛…」のイメージでしたがお返ししたメールは以下のものです。------------------------------------------------------------------- お店は予定通り、開店致します。(^。^) 今回の大被災は国難ともいえるもので、腹を据えた長期的な支援対応が必要と認識しています。 被災地に想いは馳せても、我々が落ち込む事無く、自分の日常の生活リズムを崩さずに構えなければなりません。こちらに数倍の元気が無ければ、力強い支援を続けることはできません。西が頑張って少しでも東を助けましょう。 ご来店頂くお客さまと共に、支援の機運を盛り上げたいと思います。当日、店内でも義援金をお願いしますし、店の売り上げの一部を寄付に回すつもりです……。ご来店、お待ちしております。--------------------------------------------------------------------- お陰様で店を始めて以来、初めて当日キャンセルが一名も無く、盛況で生き生きとした情報交流、充電がなされたようでした。 或る常連のお客様の声掛けで、被災して亡くなられた方々への黙祷も行われ、お客様お一人お一人が、素直な自分の気持ちを表現されていて、店のオーナーとしてもジンとくるものがありました。22時……閉店後、『国難義援金』と書いた箱をスタッフ立ち会いで開けました。……何と、3万7千円もの皆様の心が積もっていました。中に一枚5千円札も…………。小さな居酒屋で…思いがけないことで………、人の心の暖かさに、スタッフ一同最敬礼をしました…………。早速、北九州市の義援金募金口座に振り込みます。(^。^)少しでもお役に立てば………と祈りつつ。店名『来人話飲(ライトワイン)』に相応しい一夜でした。 =========================================2011年3月19日 <義援金……目標きめて> 私も12月末まで3か月単位で目標額を決めて貯めるようにしています。無理のない範囲で、節約したり……、使ったつもりになって貯金箱に入れたり……。先日、心打たれる人に出会いました……。その人も目標額を決めてお金を貯めています。勿論、義援金のためです。「年老いた親を抱えてパートなので食べるのが精いっぱいで、 節約する余裕もないもんで……」ということで、何とそのご婦人、昼のパートに加えて、夜、2時間の皿洗いアルバイトを始めたというのです。その新たな稼ぎの中から、何がしかを積み立てて、何か月かかるか分からないが、10万円貯まったら被災地に送りたいと……。なんで、そこまでするんですか……?応えは、単純だった。「何かをしなければと思った。 心で同情していても何も始まらない……」聞くところによると、ご両親が子供の頃に、長崎県の諫早の大水害で被災され、その折に全国沢山の方々からの、支援物資や、義援金があったから生き延びられたと……、ずっと、聞かされて育ったとのこと…………。あの時、死んでいれば、両親は出会うこともなかったし、お前も生まれてくることは無かったと……、何度も、何度も聞かされたらしい。「物やお金も嬉しかったが、 身も知らぬ人の心の温かさに励まされた……」……と。「3日に1回、ビールを飲んで、カラオケ張り上げるんです。 身体もガソリン入んれとね、歌は……心の元気づけです」ストレス発散して、しっかり元気に稼いで……義援金を送る。同胞とは、まことにありがたく、良いものですね…………。 =========================================2011年3月22日 <列島に溢れる善意> 今までも数々の災害はあったが、今回はちょっと違う。 あまりの規模・範囲・被害の大きさに、まったく、 他人事ではなくなっている部分が明らかにある。かって、同情論は出すがアクションを起こさなかった若者も、今回は、率先して義援金の募金箱を持って立っている。その姿に、何の無理もない。「国難」というイメージで、苦しみが共有されている。テレビで、ボランティアの人が言った。「頑張って……とは言いません。頑張らないで下さい。 弱音を吐いて下さい。我々に、して欲しいことを ぶっつけて下さい……」画面のインタビューで……、肉親を亡くしながらも気丈な奥さん。涙を堪えて「私たちよりもっとひどい地域がありますから、 ……そちらへ……」と語るおばあちゃん……。 「我慢じゃない……、意地でもない。あの強い精神が、 あの人たちの命を支えたんじゃ……」神社総代会の年老いた会長さんが、呟かれた。二万人に届きそうな、死者・行方不明者の方々の無念が、これから、半年も一年も……永遠に語り継がれるだろう……。日常の、その瞬間に命を絶たれた…………。防災に対して、国民が本気の本気になる……平成23年になる。そして、社会にはびこっている「自分さえ良ければ」「今さえ良ければ」の風潮が薄らいでいく年になる事を祈る。=========================================人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/03/11
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 健康診断でのハプニング(^。^) <Renewal> 年に一度の健康診断で、早朝から健診センターに行った時のことです。人間ドックコースで……所要時間は3時間ほどてす。 検診センターの玄関で、何と事業部長が出迎えてくれました。その前年から会社として、ほぼ全員の健診をこのセンターに切り替えたので……その配慮もあると思います。(^-^) 個人的には以前彼が私と一緒の会社に居た事があって、結婚の際媒酌人を務めさせて頂いたご縁の間柄でもあります。さりげない配慮というものは嬉しいものです。 血圧、体重、身長、胴回り、視力……など等の測定が、順調に進んで、血液採取が終わり、肺機能検査室の前で、待っている時に女性から声をかけられました。さっき、ちらっと視線を感じていたのですが、どうもこの女性だったようです。 名前を呼ばれて振り向きますと、検査着にガウンをまとった女性が笑って頭を下げました。歳の頃なら、40代半ばでしょうか……?健診に来ている方の様ですが見覚えがありません。 「失礼ですが……どなたでしたっけ……(^_^;)」「覚えておられないと思います。 昔、Y社に居られた時に私も居ました」「えっ?」「お辞めになった時は、確か部長さんでしたけど、 部が違っていましたから、ご存じないと思います」「すみませんねぇ……、あの頃といえば、 もう20年以上前ですね?」「お変わりありませんね。(^-^) さっきから似てると思って見ていたんですが、 看護婦さんからお名前を呼ばれたときに……やっぱり……と、 思いました。私、昭和61年入社の、Y・Aといいます」「ああ、名前には聞き覚えがありますねぇ……。 入社の時のリストでね……」 何と言っても、昭和の終わりから平成の初めにかけての話で、お互いに、くっきりはしませんが、何となく温かい空気が流れたことは確かでした。 「テレビで見ていたのもあって気付いたんですよ。 同期で集まって食事会をしているんですが、 YouTubeで見てみんなで喜んでいます……(^-^)」……そうか、20年以上会っていないから、そんなに簡単に分かる訳ないと思っていたのですが、そういう事だったんです。<実は、私が趣味としてやっている、と或る『芸』がテレビで 取り上げられて……時々出演していたんです……(^_^;)> 次に、彼女が名前を呼ばれるまでの、数分でしたが、昔話に花が咲きました。本当に、奇遇の再会で……、ともすれば重たくなりがちな健診センターでの気分が、ふぅぅぅっと、明るくなりました。(^。^)有難いことです。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/03/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 祭りでの感動的な出来事 <Renewal> 舞台の上から、餅が一斉にまかれています。祭りの来場者は皆、夢中で餅を拾います。宗像・東郷の摩利支神社秋季大祭は二日間ですが、必ず21時頃、催し物の最後に餅まきをします。 それが楽しみで皆さん最後迄おられるのです。紅白の餅をビニール袋に入れた縁起餅ですからね。(^-^)餅は、ミカンなどが入っている段ボールの空き箱で、1日10箱位用意しています。 私は、神社総代なので、餅をまく側、ないしは、ご高齢者、身体障害の方に、少しばかりの餅を配る役目です。 餅まきが終わった頃、丁度、後ろの方に車椅子のご婦人を見付けたので、餅を二袋渡しました。にっこりされて、「ありがとうございます(^-^)」という声です。 次の瞬間、30代後半の男性が、私に向かって、餅を二袋、手渡すではありませんか……?彼が懸命に拾った餅です。「ええっ!! 何? 何ですか?」まじまじと顔を見ると……どこかで見た顔…………。「2年前は、ありがとうございました。あの人形、今でも 勉強部屋に飾っています!!」ピンときて、思い出しました。 ……と、すかさず小学生の少年が、もう一袋餅を持って来て、私にくれました。にっこり笑っています。(^-^)私もにっこり。(^。^) それがこの餅です。 「稽古してるか?」「はい!!」爽やかな少年の声です。 さて、いきさつは、こうです。2年前の同じ秋の大祭、神社総代で栽培した枝豆を販売する役割りで、神社の入り口付近に店を構えていました。塩茹でした枝豆を試食に供しながら……。客寄せの為に、おしぼり人形を横で踊らせていたのですが……。……一人の少年が「おじさん、食べて良い?」と言って、近づいてきました。「良いよ、どうぞ……」そのまま、食べて行き過ぎようとしたんですが、私の相棒の、「お父さんのビールのツマミにプレゼントしたら……?」の声に戻ってきて200円ポケットから出して、買ってくれたんです。 そして…………、「えっえっ? この人形、なーーに?」と、大変な興味を示してくれたわけです。貸してあげると……、操り方も、なかなかのもので……センスがあります。「おじさん、この人形、ちょうだい!!!」「これは、ダメだよ」「そこを何とか……ちょうだい」「ダメダメ、これは使ってるから……。おしぼりを持ってきたら 作ってあげるけどな……」「もう……ケチ!!!!!」……で別れたのです。 ところが、30分後に、その少年が両親を伴って現れたでは、ありませんか。手に、おしぼりを持っています。「ご迷惑をかけて申し訳ありません。突然戻ってきて、 一緒に来て欲しいというものですから、ついて来ました……」「いやいや、約束ですから、気にしないで下さい。 作ってあげますよ」「ありがとうございます。この子が、こんなにひとつ事に夢中に なったのが初めてですので、二人で出てきました。 ご迷惑をかけてすみません」……と、お父さん。 その出来事以来の、再会だったのです。当時、四年生と聞いていましたから、今は、六年生のその少年にとって、おしぼり人形はひとつの集中力形成のきっかけになった様です。ラッキーな事です。そして、感動的な再会でした。摩利支神社の祭り…………様々なドラマがあります。 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/02/26
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ バレンタインデーの切ない事件「部長はん、今日は付きおうて貰うてスンマへンな。(^-^) 20時迄やさかい、ホンマに一杯だけですが……」「いえいえ社長、いつもホントにお世話になっております。 金曜日ですし、随分長い事呑んでなかったんで嬉しいですよ。 社長、今日は割り勘でお願いしますね……(*^_^*)」「分かっとります……御社は厳しい……からなーー。(^-^; いつもお世話になっとるのにスンマヘンな。 ところで、日曜日がバレンタインデーやから、 今日辺りは大変やったんやないでっか?」「ええ、立場上部下に女性が多いもんで……。 毎年大変ですわ。贅沢な物言いですけどね……(^-^)」 「ははははっ……、1ヶ月後が……ご愁傷さまです。(^_^)」「ふふふふっ……。 ところでバレンタインと云えば実家の父の話しを、 良く思い出します……」「えっ、お父上の時代に、バレンタインデーの習慣は……、 ……あったんですかね……?」「走りの頃だったようですよ。 父は全く知らなかったようですが……。 実家から1分も歩かない所にバス停がありましてね。 父は、毎日そこからバスに乗って通勤していたんですが……」「はいはい、なるほど…………まっ、一杯どうぞ……」 「ありがとうございます。(^O^) 父が新婚の頃の話で……まだ私も生まれていませんでした。 ……ある冬の朝に、いつもの様にバス停に行ったんですね。 バス停の斜め前に、昔から美容院がありましてね。 その店の若いお弟子さんがいつもその時間、 店の前を掃除していたらしいんです……」 「なるほど……昔は、美容学院とか稀だったから、 志望者は、個人経営の店に弟子入りしてましたよ……」「いつも大きな声で挨拶をされる、 明るいお嬢さんだったらしいんですが……、 その日は『おはようございます』と言いながら、 父に近寄って来て小さな包みを渡したらしいんですよ」「あっ、それが……チョコレートでんな?」「父はびっくりして、事情を聞こうとしたらしいんですが、 彼女は店の方に走って行ったし、丁度、バスが来たんで、 飛び乗ったらしいんです。バスの中で中身を見ると、 仰るようにチョコレートだったそうです……。 『ハイクラウン』とか何とか、父が言ってましたよ……」 「ほう……確か、森永製菓のタバコのパッケージを模した、 少し高価なチョコでしたよ……(^-^)」 「そうなんですか?父はチョコレートが好きでもなかったし、 訳が分からなかったんで『何かのお裾分けだろう』位に 思って、カバンにしまったそうです……」「しかし、それが2月14日だったんですな……」「ええ、そのまま会社に行きましてね、 その事は気にもかけていなかったみたいなんですが、 席の近辺の先輩女子社員達がしきりにチョコの話を、 していたので、つい『そう言えば、今朝チョコを貰った』と、 呟いたらしいんですね……」「はいはい……」「そしたら、大騒ぎになって……、最初は 『偉そうにモテるふりして……』みたいな言われ方だった ようなんですが、訳の分からない父が平然としているので、 独りの大先輩女性が『ちょっと、見せてごらん』と……。 そして、バレンタインデーの話をしてくれたそうです。 周囲の男性は殆んど知らなかったそうですよ……。 お洒落な女性社員たちは知っていたんでしょうね……」 「お父上の年代なら、そうかもしれませんね……。 でも、結婚されているから……どうされたんですか? 現代では『義理』だからそんな事気にしませんが……」「夕方、自宅に戻ってから、母に相談したそうです。 母は、ナウイ女性だったらしく、バレンタインデーの事を 知っていたそうです……。ははははっ(^o^)」「お父上は、その事件でバレンタインデーを初めて 認識されたんですね……。その見習いの女性は、 お父上が既婚者と、知らなかったんですかね……」「そうらしいですね……(^-^)」「……で、どうなったんですか?」「彼女に返すのもなんだから、母と二人で頂いたそうです。 その美容院は母も通っていた店で、先生とは親しく してましたから、後日そっとつないだそうです……。 先で、既婚者と分かる方が可哀そうだと言って……」 「……で、……で、それからどうなったんでしょう?」「そのお嬢さんは、暫くして店を辞めたそうです。 『恥ずかしい』と言ってね……」「それは可哀そうなことをしましたね……。 弟子入りできる店は、そんなには無かったでしょうから……。 しかし昨今のお歳暮感覚のチョコとはえらいちがいでんなー。 真剣やったんやーーーー」「そうですね。元々そういったものなんでしょうがね。 母から聞いたんですが……、 その女性は先生の親戚の娘さんだったようで、 別の良い店を紹介してあげたそうです……。 立派な美容師になられたと聞いたと、話していました。(^-^) 『お父さんも、罪なことしたよね』って笑ってました……」 「いやー、父上はモテられたんですね。 部長も、気を付けんとあきませんよ。ははははっ……(^。^)」「ははははっ……バレンタインデーが来ると思い出すんですよ。 父もきっとそうだと思います……」「今度、お父上がこちらに来られることあったら、是非 一緒に飲みましょう……。私、何だか気が合いそうですわ」「社長も……相当にモテますからね……ふふふふ……( ̄ー ̄)」「いやいや……それほどでも……へへへへっ……(*´ω`*)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/02/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 宗像ユリックス敷地内の久原古墳 [下]【前回】宗像ユリックス敷地内の久原古墳 [上] その「山姥」の棲む森は今は跡形もなく「宗像ユリックス」という大規模な文化・スポーツ施設になっています。 相当に大規模な施設で、各種講演、催し物、歌舞伎、芝居、コンサート、映画、それに図書館、プール、スポーツジム、グランド等々と宗像の市民はもちろん、近郊の町、北九州、福岡の市民にも広く親しまれている施設です。 私は、このユリックスでの講演会で、テレビ・雑誌に出てくる政治家、作家、俳優、歌手、評論家、科学者、スポーツ選手……その他著名な文化人の講演に数多く接することができました。 平成27年10月には、平成天皇皇后両陛下が、お出で下さいました。 そしてその宗像ユリックスの敷地内に、市指定史跡久原古墳があるのです。 昭和60年から61年にかけ、宗像ユリックスの建設に伴って発掘調査された久原遺跡の一部なんです。 当時私はこの話を聞いた時に「山姥伝説」が腑に落ちました。勿論、私流の勝手な判断ですが…………。ここに、歴史的に大切なお墓があったから……、「山姥伝説」が故意に流されたのではないか。墓を保護する為の先人の知恵だったのではないかと考えました。結果、子供を含め人々に荒らされることも無く、遺跡は残されました。(^。^) さて、その遺跡ですが……。 昭和62年に整備された久原遺跡は、宗像市全体からみるとそのほぼ中央に位置しておりまして、南北に延びる標高30~40mの丘陵上にあります。 弥生時代から中世にかけての、墳墓・住居跡等が発掘調査されました。遺跡の調査後に、古墳時代の前方後円墳1基、円墳3基を史跡に指定して、墳丘の復元を行っています。前方後円墳は、墳丘の全長45m、2段築成で、周囲には一部に楯形の周堤が巡っています。 内部は、単室の横穴式石室で、発見された遺物は、石室内部から馬具・工具等が、また墳丘からは宗像では珍しい家形埴輪や人物埴輪が出土しています。 古墳の築造時期は、6世紀中頃だそうです。4~6号墳は15~21m規模の円墳で、ともに全長4mの横穴式石室を構築しています。遺物は、石室から工具・武器の鉄製品と、墳丘から須恵器が出土していまして、いずれも6世紀前半の築造だそうです。 近辺にお越しの際は是非、お立ち寄り下さい。 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/02/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 宗像ユリックス敷地内の久原古墳 [上] 我が家から約1Kmの所に「久原橋」という橋があります。昔からある橋で、東郷地区と南郷地区を繋ぐ幹線に架かっている橋です。私も幼い頃から知っています。 以前、田園地帯であるこの辺りには珍しく、この橋の西側に、鬱蒼と茂った大きな森がありました。立ち入る道は無く「山姥(ヤマンバ)」が住んでいるという伝説がありまして、子供がその辺りに近づくと出て来て喰ってしまうと、祖父母や、親からよく聞かされたものです。多かれ少なかれ各地にこういう伝説はありますよね。 大人たちの語り口が、ホントに怖かったので、人一倍怖がりの私は、絶対に一人で近づいたことはありません。 親から聞いた話や、ささやかな記憶を辿りますと、私が数え年の3歳の冬のことです。(昔は数え年で歳を表していました) 一家が流行り病で全員倒れ、唯一発症していない私が、南郷の親戚に連絡に行く事になりました。幼なかったので、詳しい事情は覚えていません。約一里(4Km)の距離です。 まだバスもタクシーもありません。そもそも、自動車を見る事が珍しかった時代ですから……、当然、歩いて行くことになります。手紙を包んだ風呂敷をタスキ掛けに結んで貰って出発です。 南郷は母の里で、私が生まれた土地です。何度も歩いて行っているし、優しい叔母が好きだったので、行く事は抵抗なかったように記憶しています。(今風に言えば『初めてのお使い』ですかね……(^-^)) 只、問題は「久原橋」近辺でした。勿論、一人で通るのは初めての事です。両親と通るたびに、怖い話を聞いていました。「怖い」「恐い」「コワイ」"(-""-)" 橋まで、50m位の所から足がすくんで動けませんでした。戻りかけた記憶もあります。グズグズしているところに、珍しくトラックが土煙をあげて、走ってきました。舗装なんて国道以外はしていない時代です。このトラック……幼児から見れば正に大型怪獣です。怖くて、川の土手を降りてネコヤナギの群生の陰に隠れました。 すると……トラックが止まったんです。「オイ、確か子供の影が見えんかったか?」「いんや、見えんかったよ」「確かに、子供が居たんだがなぁ……」「居らんじゃないか。山姥が化けとったんやろう」「おいおい怖いこと言うなよ」……こんな会話だった様な……。 バターンと車の扉が閉まる音がして、又、動き出しました。怖くて、怖くて、息を殺して隠れていたことを思い出します。「山姥」という単語には……一層、恐怖が増しました。 トラックは今時の車の様にさっとは走り出しません。最初はゆっくりゆっくり、音だけが凄まじいのです。……恐る恐る、土手を登って道に上がると、砂煙の中にトラックが霞んで見えました。まるで一面に霧がかかったようです。……と、私は一生懸命に走り出しました。砂煙で「山姥の森」が霞んでいたので、子供乍ら「今だ」と、判断したのでしょうね。 必死で、必死で……トラックの後を走ったのを覚えています。橋を渡っても、足を止めず……おおよそ100m位は、走った感覚でしょうか。(最近の確認では30m位です(^-^;) 恐怖心がもたらす力でしようね。 このお使いで、私の記憶に残っているのはこの部分だけです。あっ、もう一つ、親戚に着いた時に叔母ちゃんが出てきて、抱き上げてくれて…………手紙を見て……泣き出して、「兄さん、姉さんのバカ!!こんな小さな子を一人で……」……と、叫んでいたのも覚えています。 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/02/08
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 同期会・女性の部に招かれたことがあります <Revival>クスクスと笑ったり……、ケラケラっと笑うと……、25年前の表情が ちらりちらり……。 時の流れは……、話題こそ変えていましたが……、それぞれのステキな個性達は、変わるどころか、伸び伸びと育まれて……、益々その娘らしくなっていました。 時間が経過するにつれて……、あの頃の空気に、どんどんどんどん変わっていく……みんな。(^。^) 瞳がキラキラと輝きだし、屈託の無い笑顔が周りを包み込み、はにかんだ笑いに、青春の1ページが覗きます……。 思えば……みんな独身でした。それもそのはず、彼女達は、昔、勤めていた会社の、何と、第一期生なのです……。……そして、25年の歳月が…………。 みんな溌剌としたコンピュータエンジニアでした。第一期なので先輩が居ない分、我々管理職とも同志のような付き合いがありました。企業創成期の、喜怒哀楽を、共に味わった仲間たちです……。(^-^) 一ヶ月ほど前、突然、その一人からメール……。昔の仲間の女性軍が集まるからゲストでどうぞ…………。…………というもの。……私は当時の課長でした。(^-^) 10年以上会っていない人達もいます。楽しみが先に立ち、スケジュール調整に気合が入りました。そして、何とか出席可能に…………。(^-^)………………ホントに、出かけて良かったです。今もみんな、何らかのビジネスに携わっていました。さすがに……専門家達です……。 子供の教育の話、 家計の話、 職場結婚の旦那の話、 健康の話、 そして、昔話~噂話……。尽きるという事がありません…………。溌剌とした娘達は、歳月を隔てても、夫々の環境で、皆それらしく……活き活きと息づいていました。 ふぅぅっと、嬉しくなったのです。今でも忘れられない……感動です。謝謝 (^。^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/01/04
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 日本民族よ!パン食になれ~だって? <Revival>「小麦さぁー………」「えっ?……コムギ?……何よいきなり???」「自給率だよ……我が国の……」「自給率?……うん、それが?」「……ほんの数%に過ぎないのよ」「ああ、そうそう、ほとんど輸入に頼ってんだろう……?」「そうなんだ、何処から輸入してるか知ってるか……?」「………アメリカ……とか……だろう?」 「うん、直近は少し変わったかもしれないが、以前は大半は アメリカで……あと、カナダ、オーストラリア……かな…」「あっちは国土が広いから、いっぱい余ってるんだろうな」「そりゃーー、お前、めっちゃ広いぜぇ……」「どの位?……アメリカなんか……」「えーと、確か……日本の140倍近いのよ……」「ひゃー、……畑がか?」「うん、いわゆる、収穫面積だな……」「そりゃー、余るわなー、輸出のために作ってるんだな」 「かなり昔の話になるけどなぁ……」「えっ……?……何だ?」「昭和20年代の初頭にな……」「おいおい、生まれてないよ……俺」「俺だってそうさ、はははっ……アメリカの占領軍がな……」「そうか日本は戦争に負けて、アメリカに占領されてたんだ。 ……2~3年……な」「バカ……、何言ってるんだ、昭和27年までだぞ」「ええっ!……7年もか……」「はははっ……そうだ。その初頭の頃にな……」「……」 「学校給食の主食をパンにするように命じたのさ……」「ええっ?占領政策か?……日本は、『米』の国だぜ……」「アメリカだって米の国だ『米国』だろう。ははははっ……」「もう……<`ヘ´> なんで、給食をパン食にしたんだ?」「だから、日本の食生活をパン食に変えようとしたんだ」「何で……又………」「食料の根幹を握る事で、日本をコントロールしようと したんじゃないか……?……食は命の根幹だ……」「なるほど……しかし、まぁーーー気の長い話だな……」「なにを言ってる……。アメリカ人の気の長さというか、 長期戦略は、驚くべきものだぞ……」「……かなぁ……」 「なんせお前、今年造った酒を、20年後、30年後、 100年後とかに呑んでもらおうって……民族だ」「ああ、ウイスキーとかな……。人々が味わっている頃、 造った人は生きてないかもな。……気の長い話だ。 ……日本なんか、毎年新酒蔵開きだ……」「ちょっと、時間の物差しが違うな……」「しかし、民族の食習慣まで変えようと考えるか?……普通」「うん、徹底的に日本を封じ込めたかったんだろう」「……封じ込める……?」「逆に言えば、それだけ、恐れられていたって事だろうよ。 キリスト教中心の国じゃ、特攻隊なんて恐怖だろうよ」「……狂気の沙汰に見える……か……」 「その昔は『ハラキリ』もあったし……野蛮な民族に見えた だろうよ。…………でな、その当時の子供たちはな……」「……って、言うと今、70~80代位の人たちだな……」「……うん、給食ではパンを食べたんだが……朝ごはんと、 夕ご飯は、今まで通りコメの飯を食ったもんだから……、 当てが外れてしまった……」「やはり、日本人の食習慣は変わらなかったって事か……。 食料安全保障の面では、救われたわけだ…………」「敗戦の直後だったとはいっても……ぞっとする話だろう」「まっ、しかし、日本人は何と言ったって『米』だろうな」「ウン……しかし、アメリカの事も『米国』って言うぜ」「ダハー……又か……(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/12/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 『コロナ禍』で思い起こす『結核』の思い出 [2・完]「やはり感染症は国全体で取り組まないと効果は望めませんね。 そういった対応以外にも施策はあったのですか?」----------------------------------------------------------「うん、勿論じゃ。先ほど述べた、健康診断や予防接種、 治療薬の普及対応策等と併せて、食生活の改善にも積極的に 取り組んだんじゃよ……」「きちんとした対応ですね……」「うん、基礎体力を強化しないと細菌に負けてしまうからな。 具体的には、栄養状態の向上と、衛生環境の改善に、 取り組んだんじゃが……、これらも、結核の鎮静化に、 大きくかかわっていると考えられる……」 「やっぱり免疫づくりの基礎は『栄養』ですかね……」「まさにそうじゃな。 われわれの体も抵抗力も元々は食品摂取から成り立っている。 低い栄養状態では結核の病状を著しく悪化させることが、 動物実験でも確認されていたから、 特に、力が入れられたんじゃよ……」「それは、私も昔勉強したことがあります。 栄養状態が、平均的に良くない開発途上の国は、 結核による死亡率が高いことが報告されていました。 栄養と結核は深い関係があることを推定させますね……」「栄養……即ち免疫力の醸成じゃからな…………。 ワシが幼い頃に近所の若いお姉さんが……、 透き通るような美人じゃったが……(^-^) 肺病にかかられたんじゃ……」 「当時は、結核のことを肺病とも言われていたんですね……。 そんなにきれいな方だったんですか?(^-^)」「フム……本論には関係ないから省くが……(^_^;) 近所の人たちが、そのお姉さんの病気のことを『贅沢病』と 言っておったわい……」「『贅沢病』ですか……??」「うん……体力を消耗しない様に安静にしているし、 感染の危険があるから外には出ない。 おまけに栄養を摂らなければならないから、 当時としては貴重品の鶏卵などを食す。 まだまだ市民が貧乏だった時代だから『贅沢病』になる……」 「死亡率も高い病気だったんですね。発病したとたんに、 親御さんたちは陰で泣かれていたという話も聞いたことが あります……」「とにかく結核は、昭和25年迄、ずっと日本人の死因の 第1位じゃった。……実に恐ろしい病気じゃったよ。 伝染病でもあるしな……怖かった思い出がある」「致死率が高いと、恐怖感は一層増すでしようね……。 ……その恐怖心が対策に力を入れる原動力には、 なったんでしょうが……」「うん……。その後、国を挙げた努力の成果で、減少し続けて、 昭和50年には、死亡率10位以下になって今日に至って いるわけじゃ。だから40代半ばより若い人たちにとっては、 結核の恐怖はあまりリアルではない……。 君なんか若いのに詳しいのは、珍しいケースじゃよ……」 「父から色々と聞いていました……関心もありましたし……」「関心か?感心なこっちゃ……(^_^;)」「(>_<)……しかし、あまり怖くない病気と言われるまでに、 なんと25年もかかったんですね……。 新型コロナも長い戦いになるかなぁ……」「今は医学の発達が大きいから大丈夫じゃと思うが、 状況によっては、長期戦もあり得るなー……。 ウイルスそのものがどのように変異するかもまだ分からない からな。そして、忘れちゃならないのが、 結核と共に高い死亡率を示し日本人の平均寿命の延びに ブレーキをかけ続けてきたのが、 脳卒中などの脳血管疾患だということじゃよ……」 「はい…………」「この病気による死亡者数は、結核による死亡率が、 急激に減少し始めた昭和26年以降も、増加傾向を 続けたんじゃよ……。 昭和45年をピークにその後は急速に減少していったが、 考えてみれば、これも、穀物中心で且つ食塩摂取量の多い 食生活から、動物性たんぱく質をきちんと一定量を摂る 食生活に変わってきたことと無関係ではない……」「なるほど……何時の世も、基本は『食生活』ですね……。 現代では、もっぱら糖尿病が頭に浮かびます……」「新型コロナ対策も、各人が地道にできる事のひとつが、 栄養摂取、休養による体力・免疫力の向上なんじゃ……が」 「今日は、考えさせられる話を聞かせて頂きました。 父や祖父たちの世代が結核を克服したように、 現代の世代も、新型コロナを克服しなければなりません!」「おおっ!! 頼もしいのう (^。^)」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/10/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 『コロナ禍』で思い起こす『結核』の思い出 [1]「猛威を振るった新型コロナも峠は越えたのかのう(-.-)」「いやいや……油断はできませんよ。 ひとえに人間の対応能力というか、 辛抱強さが鍵になっていますし、 まだ治療薬も予防薬も完成していませんから……」「そうじゃな……『未知』ということ程、怖いものは無いな。 君はこんな経験は初めてじゃろう……」「過去にも、インフルエンザとか……色々有りはしましたが、 これ程ではなかったような気がします……」 「ワシらが若い頃も怖い病気はあったよ……。 遠い昔の話じゃが……」「いつ頃の話ですか?」「頃はと言えば、戦後の復興が始まった昭和20年代じゃが……」「えっ?6~70年前の事ですか?」「そう……、特に20年代の前半は食糧事情が極めて悪くてな。 多くの人々が栄養失調のような状態だったんじゃ……。 ……敗戦直後のことじゃよ……」「いわゆる食糧難の時代ですね。 私の父もまだ子供だったようです」 「大体そんな時代感じゃな……。( ̄ー ̄) 栄養事情が悪いと、人間の持つ抵抗力も弱まるから、 感染症が蔓延した。当時の死亡原因の第1位は結核、 次が肺炎・気管支炎、続いて胃腸炎と死因の上位を感染症が 占めていたんじゃよ」「そうなんですね。 その頃も、死の危険度の高い病は、やっぱり肺の病気ですね。 コロナと似ていますね……」「呼吸器と言うのは心臓に酸素を送る重要な仕事をしておる」「……ですね。ここが炎症を起こすと生命に直結しますね……。 勝負が早い……そこが怖いです……」 「怖いよな……。 昔から殺すことを『息の根を止める』と云うじゃろう。(-.-) 当時、その中でも、結核が最も恐れられてたんじゃよ。 結核そのものは7世紀頃からわが国にあったと、 推定されているんだが……結核による死亡者が急増したのは、 繊維産業が盛んになった1800年末の頃で、 その後、戦争の影響もあって結核にかかる人が 増えていったといわれておる……。 恐ろしい伝染病じゃったんじゃ……」「時代劇なんかでも登場しますね。労咳……とか言って……」「若いのにそんな映画も見るんか?(^-^) 結核はな、昭和20年の敗戦の年には過去最高の死亡率だった」 「どの位の数字だったんですか?」「うん、人口10万人に対して280.3人という数字を 示したんじゃ。凄いじゃろう?」「……凄過ぎますよ。新型コロナの比じゃないですね……。 大変な状況だったんですね。市中は大騒ぎだったでしょう」「当然じゃ……市中も国も真っ青じゃよ。 しかし、その結核も、この年をピークに減少していった……」「何か適切な手を打たれたんでしょうか?」「とにもかくにも、国を挙げて取り組んだんじゃ」 「どういうことですか?」「うん、色々とあるがな……。 国民全ての健康診断の実施を徹底させた。そして、 予防接種(BCG)の法的義務づけを行った。 加えて、ストレプトマイシンなどの治療薬の普及が功を奏し、 極めて大きな成果をあげたんじゃ……」「やはり感染症は国全体で取り組まないと効果は望めませんね。 そういった対応以外にも施策はあったのですか?」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/10/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 幼い頃からある古い大木の思い出 <Revival> 随分前の話だが、思い出す度に胸がキュンとなる……。そして……心が温かくなる……そんな思い出…………。(ー_ー)------------------------------------------------------------ええっ!!!!!!!!!葉っぱが無い……!!どうして…………???枝も全然無いなんて…………。たった一本で森のように、茂ってたのに……。……??? いったい、何が起こったのだろう……!!それにしても……木の幹を初めてしみじみ見たが、……こんなに太い幹だったのか……?しかし…………何で……??…………素っ裸にされてしまっている。何が起こったの……? 先日のこと……。散歩に出て………。何となく幼い頃住んでいた方面に足を伸ばした時の事だ………。先の角を曲がれば、6才位迄住んでいた所にさしかかる。小学一年生の時、300mほど離れた場所に引っ越すまで住んでいた、幼い思い出の残る場所だ。当然、当時の家屋は無く、今風の住居が建っている。家の裏側……道路に面したところに、大きな、とても大きな木があった。それは、そのままの状態だ……。 何という木か知らないが……とにかく鬱蒼と茂っていて、下からほとんど枝が見えないほどだった。大きなとても濃い陰を作るので、夏の暑い日は、その下にゴザを敷いて……良く昼寝をした。爺ちゃんや、叔母ちゃんがおとぎ話をしてくれたりした。風も良く通る、夏には最高の憩いの場所だった。背は電柱の高さくらいしか伸びず、横に横に茂って、お~~おきな影を作ってくれていた。でも、冬は怖かった……。強風に煽られて何とも言えない恐怖を誘う音をさせながら、まるで生き物のように激しく猛り狂った……。見るのも怖かったのを……今でも、思い出す。 その角に差し掛かった。…………ん?葉が見えない。道まで、はみ出しているはずなのに……。近づいて、びっくり……!!!!!葉が無い……。それ所か、枝も全部落とされて……、まるで、銅像か何かのように突っ立っていた。驚愕…………。何なのだ…………。見ると上も切り落とされている。そうか……。電線に当たるので、昔から上は切られていたのか……。最上部の大きさを初めて見て、この、古木の大きさを実感した。根っこに近い幹の所は、直径、2m位はあるだろう。すっーと伸びている木ではなく、まるで、拳をつないだ様に、デコボコ、ゴツゴツしている。 枯れている風でもないので、病気か?何かの事情で丸裸にされているんだろうが……。私の思い出の中では、親のような存在だったので、やや、ショックで……暫し、……佇んだ。やはり、木は枝があり、葉が茂ってこそ……木だ。この辺りで、幼い頃から残っている地物は、今やお寺や神社に行かないと、殆んど無い。住宅地で唯一の思い出の木だった。懐かしさと、寂しさで複雑な気持ちになった。これから、寒い方に向かうが……………。なーーーんか、寒そう……。ワラでも巻いてやりたくなる…………心境……。 ・ ・ ・ ・それから、半年…………。 ・ ・ ・ ・ 良い季節になったので、先日、そっちの方に足を向けてみた。 遠くから眺めながら近づくと、依然として変わっていない様子…………、だった…………が…………、近づいてみると……、あちこちに、若葉が芽を吹いている。 やわらかそうな葉っぱだ……。…………よかった。 なーーーんか、ほっとした。以前のように、うっそうと繁るには、まだまだ時間がかかるだろうが……。…………死んではいなかった…………。 ホンと、嬉しかったですよ。\ (^-^) /\ (^-^) /こんなに嬉しいとは……自分でも不思議……なくらい。顔が、ほころんで……とても、気分が良くなりました。な~~~んか、こぅ~~ (´∀`)ありがとうございます………………。( -.-) ( _ _)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =============================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/09/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ スペースワールドの思い出 JR鹿児島本線の、北九州市八幡駅と枝光駅の間に、スペースワールド駅があります。その名の通り、平成の初頭にスペースワールドが開業した時にできた駅です。今は、廃業して広大なさら地になっていますが、駅はそのまま残っています。 和活喜は元々鉄鋼会社の出身ですが……、今や懐かしいスペースワールドの思い出話をしましょう。 1990年4月の開園から2017年12月末まで、約27年間の操業でした。 初代社長は、当時、大手鉄鋼会社の子会社の常務で、元々は親会社の労働部長だったKさんです。Kさんは、ご縁がありまして……私が28才頃の上司です。大手鉄鋼企業時代は、人事・組織・労働肌の方でした。2代目社長も、これ又Kさんで、私が33才の頃の上司で、営業畑の方でした。何かとご縁の深い話です。 工場の跡地利用事業ですから場所が限定されている訳です。最初の企画段階での課題は、純粋な大規模遊興施設としては、市街地に隣接する為、認可が困難という事でした。 『宇宙研究所』の顔を前面に出したのには、そういういきさつも強かったようです。 スペースキャンプ<宇宙体験研修センター>、月の石展示場、宇宙博物館、スペースシャトル「ディスカバリー号」の実物大模型を目玉として、遊興施設はあくまでも付随という位置づけにした様です。 1997年度には年間約216万人の来場記録を出しました。しかし、翌年に絶叫マシンでワイヤーが切れ、ゴンドラが50m下の地上に落下し、12人の重軽傷者を出す事故が発生し、整備不良が露呈して問題になりました。 2004年度は約165万人迄入場者数が減少し、約331億円の債務超過に陥った為翌年に、民事再生法を申請しまして、2005年札幌の加森観光に経営を譲渡したのがいきさつです。 近年の話題では、2016年冬に「約5,000匹の魚スケートリンク氷漬けアトラクション」が、ネット上の批判で中止されました……。その後は黒字だったそうですが今後の膨大な老朽化投資を考えると、閉園が賢明との判断があったという説もあります。 個人的な思い出ですが、企画段階で初代K社長が、「自分には遊び心が足りない。知恵を貸してくれ」と、昔の部下数人に声をかけられ……私も呼ばれました。 喧々諤々の議論をした、懐かしい思い出があります。当時100万ドルの夜景で有名だった皿倉山頂からスペワまでのロープウェイ説が雄大でしたが、用地買収及び費用の問題でNG。次に皿倉山頂に、NASAとの交信センター、スペースキャンプ等を設置し、夜景と合体させて、宿泊客を増やす案などが出ましたが、いずれもNGとなりました。(^_^;)(写真の左上に霞んでいるのが皿倉山です) しかし、社長の昔の部下の同窓会の様で楽しい思い出です。開園後は……本業の傍ら、休日を利用し集客支援に回りました。 中高年は、興味はあっても引率・解説者が居ないと、なかなか動きませんので、福岡から20~30人単位で数組勧誘し、私が添乗員の役をしました。非常勤営業部長と呼ばれ、謝礼は年一回のゴルフと会食でした。(^。^) 発足当初から周年行事等の大きなイベントは殆んど雨で、K社長がぼやいていたので、「雨中(宇宙)がテーマだから当然です。前向の解釈を!!」と激励し大変喜ばれました。懐かしい思い出です。そのスペワも今は無くなって淋しいですが、それも又、時代の流れ…………デスネ……。(-_-)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/08/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 走る馬上から的を射る……流鏑馬の思い出 古い昔の話です。確か小学2年生の頃(…だったと思います)毎年、10月1日から3日間開催される、宗像大社の秋の大祭に一緒に行こうと、じいちゃんから誘われたわけです。「わぁ~~い」と、一瞬喜んだのが運のつきで……、断りにくくなりました。……なぜ、断りたいかといいますと……。なんと!!家を出るのが朝5時という話…………なんです。ローカルバスが通っていない時代ですから、当然歩いてお宮まで行くので、一時間以上は確実にかかるわけです。学校は祭りで休みでした。(地元の神社のお祭りで学校が休みなんて、 良い時代でした……(^。^)) いやだなぁ。……朝起きるの辛い……し……。(;一_一)なんで、そんなに早朝に行くかといいますと……、じいちゃんの目的が「流鏑馬」だからです。子供にしてみますと、ソレが何なのか……、面白いのかどうか、……何で、朝早いのか……、…………何も分かりません。……でも……、結局、行く事になって……。眠い目をこすりながらじいちゃんに、ついて歩きました。 だいぶ歩いた所の川べりの三つ角に大きな木があって、その根っこの所に腰掛けて……朝ごはん。ばあちゃんが作ったにぎり飯とタクアンです。……と、水筒のお茶。……おいしかったです。……そんな思い出…………。(^。^) お宮に着いてお参りをして、流鏑馬の会場の方に歩いて行って、びっくりです。ものすごい人だかりなんです……。……?なんで……? (゜-゜)??人垣の途切れているところまで歩いて歩いて……、じいちゃんと前の方に陣取りました。馬が走ると聞いていましたから、運動場のような場所を想像していたら直線の道じゃないですか……。50mくらいですかね……?砂利を敷き詰めた通路みたいな道です。道の反対側は、ずっと池の端で見物人は、みんなこっち側から見るのです。……しばらく待ちました。……だいぶ待ちました。ものすごく待ちました……そんな記憶……です。…………と!! パカパン、パカパンというか、ダダダン、ダダダンっていうか、すごい地響きと共に馬が駆けてきました。……かっこいいーー!!いっぱい飾りを着けた馬に、鎌倉時代のような衣装を着た人が乗って駆けて来ます。二つ折りにしたような帽子をかぶって……、赤いアゴ紐がとても目立ちます。……すごい!!!! (>_<)両手を離して弓を持っていっぱいに引いて駆けてきます。……すごい!!……落ちそうに見えますが落ちません。でも揺れています……。落ちそうです…………。目の前に迫ってきたとき、その足音とスピードに圧倒されて、とてもとても怖かったです。バチッというような音がして、斜め前の池の方側に立ててあった竹の先に取り付けた板が割れました。黒い二重丸を書いた四角い板が、こんな形(◇)で立っていましたが、見事に二つに割れて飛びました。馬に乗った人の矢が当たったです。……すごい!!!!……めちゃくちゃすごい!!!!!!何がなんだか分からないうちに通り過ぎました。観衆の万雷の拍手の中を……。 じいちゃんが、身を乗り出して馬のうしろ姿を追っているので、一緒に見たら、馬に乗った侍みたいな人(確かに刀さしてた)は背中から新しい矢を引き抜いて、また、弓を引き絞っています。向こうにも、また、的があるんです。音は、歓声で聞こえませんでしたが、、おそらく、バチッといって第二の的も飛んだのでしょう。……スゲー!!!眼が点になって、ぼーーとしたのを思い出します。振り向いたじいちゃんと目が合いました。握っていた手をじいちゃんがブンブンと振りました。ぼくも振った。なんか……ジーンとした思い出です。この時の、お宮参りはこの事しか覚えていません。他にも、色々と見たり、何やかやと、買って貰ったりしたと思いますが…………。何も、覚えていません。月日が流れて…………。現在、この神事は、続いて行なわれているんでしょうか?とにかく、ヤブサメ……スゴカッタ……思い出です。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/07/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 太陽を拝んでいたじいちゃん 幼い日の思い出 <Revival> ある日の早朝………。じいちゃんがお日様を拝んでいました。正確に言うと「拝む」って意味を知らない年頃でしたから……、「???…………ん? (゜_゜>)」何をしているやら分からなくって………、フシギナ……不思議な光景だったのです。 じいちゃんは、職人でした。指物大工で家の内装物を作っていました。お日様が昇る頃……細工部屋から出てきて、……それから、やおら首に巻いた手拭いを取って、積んだマキの上に、ポーンと投げて………、昇ってきたばっかりのお日様を見上げます……。それから……パン、パーンと手を打ちます。ゴツゴツの手から、とても大きな音が出ます。 それから……、両手を合わせたままで、何かブツブツと言ってから、……また、……ブツブツブツブツ言って、そして……又、パン、パーンと手を叩きます。それから……今度は深々と頭を下げます。……なかなか、頭を上げません……。しばらくして…………顔を上げたじいちゃんの顔は、さっきより、もっと、やさしい顔です。 (^。^) …………何歳くらいの時でしたかねぇ……。……ずいぶん幼い頃の思い出です。じいちゃんの、この儀式(?)は、早い時刻だから何回も見たわけじゃないと思いますが……、不思議に思う光景って子供にとっては、神秘的でもあるのです。雨の日も曇りの日も、東の方向を拝んでいました。 たしか一度……、終わりの「パン!パーン!」の後に……、一緒に、横に行ってチョンチョンとしたら、じいちゃんが頭を下げたまま、背中をさすってくれました。温かい、手の感触でした。 今まさに、地球環境問題が取りざたされている昨今ですが、我々人類が今日のように在る事が出来る根幹は太陽になります。温度と光が得られなかったら、人類は発生したかどうか……。「太陽の恵み」などという言葉を聞く事がありますが、太陽は、人でも神でも無いので、ただ、物理的に存在し、その機能構造の故に、化学反応を繰り返し、結果として、地球に、光と温度が届いているにすぎないのですが…………、太陽があってこその…………地球。このことを、じいちゃん達は暗黙のうちに思い、感謝の気持ちを持っていたのでしょうか? ……じいちゃんが、お日様(この表現も敬いですが……)を拝んでいたという事は、多分、そのお父さんも、また、そのお父さんも……拝んでいたんだと思います。この素朴な、ほんとうに素朴な行為に思いを馳せる時、地球環境の問題を起こしてしまった、近代の人種の、人間としての未熟さを感じて……なりません。じいちゃんの、行為の原点からもっと学ぶべきでした……。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/07/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 英語じゃない英語(?)を信じ切った じいちゃん <Revival>中学に入った頃……(……だったと思う)夏の朝……休みの日。だいぶ早く……起きた。じいちゃんが丁度、井戸端に向かう所……。いつものように洗面器を持って……手拭いを肩に掛けて、……セッタで……スタスタスタ……。 釣る瓶で水を汲み上げて……ザヴァーンと洗面器に溢れさせる。ブリキの大きな洗面器が水で満杯になる……。それから、手拭いを腰の辺りに挟んで……、足を開いて中腰になって……、ブルブルッと……顔から頭まで……。何度も何度も……ブルブルッ……。じいちゃんは、ほとんど丸坊主頭。完全に……ではなく、少し残したカット。その頃、一般に大工刈と呼ばれていたように記憶している。大工さんのほとんどがしていた髪型だ。じいちゃんは大工で……、それも、建築大工ではなく、指物大工。いわゆる、内装関係をやる指物師だ。 したがって、自宅に細工場(サイクバ)があった。その細工場から、建具や、その部品、簡単な家具類が、次々に生み出されていった。じいちゃんが、僕を見つけて、手拭いで頭と顔を拭きながら、近づいて来た。「中学に行って、英語習っとるか?」「……うん」「じいちゃんも少しは知っとるぞ……」「えっ……?」 正直、信じられなかった……。じいちゃんは、明治の西南戦争の頃の生まれだし、……生粋の大工職人。カタカナ言葉など聞いたことも無かった。「ヒネルトージャーは、水道じゃ」「…………(゜_゜>)」「フミャンガデールは、饅頭…………なっ」「…………(ー_ー)」「……そうか……、まだ習ってないか?…………」違う……。それは無い。『英語』じゃなく『落語』…………。 落語の洒落の世界の話だって事には、すぐ気付いた。大人達が良く言ってたから………。つまり、『水道は捻るとジャーっと水が出る。饅頭は踏めばアンがでる』っていう冗談の世界だ……。「じいちゃん、誰に習ったの……?」「……ん、ああ、郵便局長さんよ……。(^。^) 局長さんは年だが物知りだ……」そういえば、ここのところ、じいちゃんは台所周りの仕事ってことで、局長さんの家に通っていた。きっと、局長さんが、冗談で言われたのを、じいちゃん、信用してしまったに違いない。当時、郵便局長、警察署長、校長先生、お坊さんと言えば、地域の皆から、尊敬の念を集めていた人達だ。 「じいちゃん……、あのね……今度、 局長さんに確かめた方が良いよ……」「なに!!間違っとるか?おかしいか?」「……うーん……(;一_一)」「局長さんがウソを言うわけないがなぁ……」「うーん…、じいちゃん、ドイツ語かもしれん……(^_^;)」「……ドイツ語……なぁ。よしよし、今度聞いてみよう……」局長さんを、全く信じきっているじいちゃんは、ニコニコ笑って、母屋の方に悠々と肩を振って戻っていった。はっきり、駄洒落だって……言えなかったよ。 (;一_一) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/07/21
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◆==================================== ※ 本ブログが、 今日も予約アップされたという事は、 7/8日で入院10日となりますから、 予定が変わったことになります。 手術のアクシデント(穿孔等)で 長引く場合があると主治医からは言われています。 その場合、人に依りますが、 2週間から20日の入院になるそうです。 想定内と言えばそうですが、まさかこうなるとは………。 現実の結果は退院後にご報告いたします。 この様な事情ですので、皆様のブログへの訪問・応援が、 引き続き叶いません。どうかご理解下さい。 いずれ退院しました際には熱烈訪問させて頂きます。 以上、よろしくお願い申しあげます。==================================== 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 日本民族よ!パン食になれ~だって? <Revival>「小麦さぁー………」「えっ?……コムギ?……何よいきなり???」「自給率だよ……我が国の……」「自給率?……うん、それが?」「……ほんの数%に過ぎないのよ」「ああ、そうそう、ほとんど輸入に頼ってんだろう……?」「そうなんだ、何処から輸入してるか知ってるか……?」「………アメリカ……とか……だろう?」 「うん、直近は少し変わったかもしれないが、以前から大半は アメリカで……あと、カナダ、オーストラリア……かな…」「あっちは国土が広いから、いっぱい余ってるんだろうな」「そりゃーー、お前、めっちゃ広いぜぇ……」「どの位?……アメリカなんか……」「えーと、確か……日本の140倍近いのよ……」「ひゃー、……畑がか?」「うん、いわゆる、収穫面積だな……」「そりゃー、余るわなー、輸出のために作ってるんだな」 「かなり昔の話になるけどなぁ……」「えっ……?……何だ?」「昭和20年代の初頭にな……」「おいおい、生まれてないよ……俺」「俺だってそうさ、はははっ……アメリカの占領軍がな……」「そうか日本は戦争に負けて、アメリカに占領されてたんだ。 ……2~3年……な」「バカ……、何言ってるんだ、昭和27年までだぞ」「ええっ!……7年もか……」「はははっ……そうだ。その初頭の頃にな……」「……」 「学校給食の主食をパンにするように命じたのさ……」「ええっ?占領政策か?……日本は、『米』の国だぜ……」「アメリカだって米の国だ『米国』だろう。ははははっ……」「もう……<`ヘ´> なんで、給食をパン食にしたんだ?」「だから、日本の食生活をパン食に変えようとしたんだ」「何で……又………」「食料の根幹を握る事で、日本をコントロールしようと したんじゃないか……?……食は命の根幹だ……」「なるほど……しかし、まぁーーー気の長い話だな……」「なにを言ってる……。アメリカ人の気の長さというか、 長期戦略は、驚くべきものだぞ……」「……かなぁ……」 「なんせお前、今年造った酒を、20年後、30年後、 100年後とかに呑んでもらおうって……民族だ」「ああ、ウイスキーとかな……。人々が味わっている頃、 造った人は生きてないかもな。……気の長い話だ。 ……日本なんか、毎年新酒蔵開きだ……」「ちょっと、時間の物差しが違うな……」「しかし、民族の食習慣まで変えようと考えるか?……普通」「うん、徹底的に日本を封じ込めたかったんだろう」「……封じ込める……?」「逆に言えば、それだけ、恐れられていたって事だろうよ。 キリスト教中心の国じゃ、特攻隊なんて恐怖だろうよ」「……狂気の沙汰に見える……か……」 「その昔は『ハラキリ』もあったし……野蛮な民族に見えた だろうよ。…………でな、その当時の子供たちはな……」「……って、言うと今、70~80代の人たちだな……」「……うん、給食ではパンを食べたんだが……朝ごはんと、 夕ご飯は、今まで通りコメの飯を食ったもんだから……、 当てが外れてしまった……」「やはり、日本人の食習慣は変わらなかったって事か……。 食料安全保障の面では、救われたわけだ…………」「敗戦の直後だったとはいっても……ぞっとする話だろう」「まっ、しかし、日本人は何と言ったって『米』だろうな」「ウン……しかし、アメリカの事も『米国』って言うぜ」「ダハー……又か……(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/07/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 駄洒落入りのアドリブ挨拶が受けた思い出 出資してくれている友人の会社が創業20周年を迎え、記念行事に招かれたので、札幌まで出掛けた時の思い出です。 1日目が、式典と宴席でした。そして、2日目が記念ゴルフコンペです。2泊3日の、大仕事(?)です。(^_^;) 幅広く仕事を広げているその友人の会社のお祝いには、株主、恩人、お客様、協力企業、金融関係、会計事務所、それに友人たちと、沢山の人達が来席されておりました。それに、幹部社員が加わってかなりの規模の式典となりました。オーナー社長の友人は終始嬉しそうにしていました。20年会社を続けるというのは、簡単な事ではありません。 事前に、友人からゴルフコンペの最後に、締めの挨拶を頼まれていました。出資頂いているので身内としての御礼のご挨拶です。思ったより豪華な顔ぶれだっので、前日からやや緊張気味でした。(^_^;) 二日間の記念行事の最後の締めくくりになりますから、グループの一員として、友人の顔がたつような、パシッとした挨拶をしなければならないと……、事前に原稿を作って、準備万端にしていたわけです。(-_-) ところが………、 当日の会場が、前日の記念パーティーの雰囲気とは、うって変わって、相当に砕けた雰囲気になっていたのです。 服もゴルフウエアですから、かなりラフです。服装は態度に大きな影響を与えるものですね。 加えて、成績の良しあしにかかわらず、コンペを戦い終わった安堵感や、全員に、行き渡った素敵な賞品の喜び等で盛り上がっています。 共にラウンドしたメンバー同士の交流、初ラウンド同士も、極めて和気あいあいです。まさにゴルフは社交のスポーツです。 それに、お酒も手伝っていますから、とても和やかで心地良く、賑やかなムードになっていたのです。 そこには、素晴らしい心の交流の場が展開されていました。それを強く感じて決意しました。最後に指名された時に「原稿」捨てたのです。ポケットにねじ込んだままです。 この雰囲気を壊さずに、愉快に盛り上げて閉会にしよう……と、咄嗟に考えたわけです。(^。^) ……で、得意のダジャレ、ジョークの連発で、あの雰囲気の中で聞くからこそそれなりに盛り上がりましたが、改まったタイミング、改まった場所で聞くと、違和感があるかもしれない様な「即興挨拶」をした訳です。 思い出しても懐かしく、赤面するような思い出ですが、10年近く経過した今、皆さんに披露してみようと思います。ゴルフをされない読者には分かりにくいかもしれませんが……。^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 皆さま大変お疲れ様でございました。(^。^)ご紹介頂きましたY社の和活喜でございます。九州から参りました。(温かい拍手) 昨日から今日と、S社20周年の記念行事にお付き合いを頂きまして、本当にありがとうございました。また、過分なる御芳志を頂戴しまして……重ねてお礼を申し上げます。……そして、今日のゴルフ……お疲れ様でございました。(^-^) 私、G社長とは17年のお付き合いになりますが……、今日、この素敵なコースを回りながらですね……、……回りながら…………S社20年の歩みも……、もしかしたら……このゴルフの様な……、そんなものだったのじゃないのかなぁ……と、(一_一)ホント……しみじみ………と、そう思いました。(しんみり) ……その歩みは、必ずしもフラットなヘアウエイだけではなかったのではないかと思います。上り坂あり、下り坂あり……池あり谷あり、フォーパットあり(笑)又、昨今の景気のような……「ホールインワン」景気………つまり「パットしない」そんな景気にも見舞われ(爆笑) ……一方で……OBの……、有難い助言に助けられたり(爆笑)はたまた、バンカーに、資金繰りの相談に出かけたり(爆笑)と……、まぁ本当に……大変な時期もあったのであります。しかし、……しかしですよ、その都度、G社長はけっしてめげることなく……、常に「勇気」と「挑戦」の気概を持って、社業に取り組んきた事を……私は知っております…………。社是の「創造」につきましては、……これは、社員が相当頑張ったようでございます。(笑)そうやって苦労しながら……苦労を重ねながら……、何とかスコアをまとめて、ここにめでたく20周年を迎えることができたわけです。 しかしこれはですね……、これは、考えてみますと、そういった場面を与えて下さったお客様企業、そして、共に戦い、時にはキャディをして下さった……パートナー企業(笑)の皆様がおられたからこそ、そのお蔭で、ここまで来る事が出来たのでございます。……ここに、厚く……厚くお礼を申し上げます。……本当に、ありがとうございました。 そして!! 今ここに!!S社は20周年という節目の時を迎え!!新しいティグランドに立ち!!今まで通りのドライバーを持って…………、…………今まで通り、ティアップ致しました。目指すは……3,650ヤード先に燦然と輝く30周年というグリーンでございます。(笑) そのグリーンを目指して、これからも、S社および、我々グループ企業は、努力に努力を重ねまして、皆様のお役に立つ事ができますように頑張ってまいります。(拍手) どうか、皆様、今後ともご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。昨日から、本当にお疲れ様でございました。ありがとうございました。(スタンディグオベーション) --------------------------------------------------------- 勿論、G社長との交友は、現在も続いています。(^-^)思い出話にお付き合いいただき、ありがとうございました。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/05/14
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 祖父の遺言を破った孫の想い<下> <requestによりrevival> 自転車を預けている家は、たいてい最終列車迄は、待っていてくれるのだが、もう電気が消えている。帰るべき人は皆帰ったのだろう……。まさか、今日出かけた者が戻ってくるという予測は無いだろうからな……。(^_^;)仕方なく徒歩…………。じいちゃんの家には、1時過ぎにやっと着いた。奥の部屋の電気は点いているが…………鍵は閉まっている。ドンドンと戸を叩くと、中から「ハーイ」と、叔母ちゃんの声。ガラガラッと、重たい木の引き戸が開いて………………、顔を見て……叔母ちゃん、声が出ない。 「ええっーーー」という顔して、凝視している叔母ちゃんの横をすり抜けて、上がって…………座敷へと…………。叔母ちゃんの意に反して帰ってきたから、ちょっとバツが悪かった…………。じいちゃんが眠っている布団の横に、ばあちゃんが座っている。ばあちゃんは特に驚いた顔をしなかった。じいちゃんを手で指して、ほほえんだ。すぐ、線香上げて……。…………心からほっとした。叔母ちゃんがお茶を持ってきた。…………何も聞かない。ばあちゃんもニコニコ笑って何も言わない。 「みんなは…………?」 「明日が大変やから、皆、先に寝てもろうた……」……!……意外だった。通夜というのは始めての経験だが、みんな、朝まで起きているものと思い込んでいた。 何か、ガッカリしたような……、……でも、戻って来て良かったとも思った。気持ちが凄く落ち着いた。故人のじいちゃんの嫁、つまり、ばあちゃんと、その娘、つまり、叔母ちゃんと、孫、つまり、自分の三人でお茶を飲みながら、じいちゃんの昔話をアレコレと話し……、また……聞いた。たいてい知っていると思っていたが、知らない話が多かった。…………不思議に思っていた謎も解けた。じいちゃんは『正作』という名前だが、目上の人からも、常に『正作さん』と、さん付けで呼ばれていた。それが、とても不思議だった。田舎の農村では、同級生や上の人からは、たいてい、呼び捨てで呼ばれるのが常だったから…………。じいちゃんの若い頃からの生き方を聞いて……納得できた。…………でも、それって、凄い事だと思った。 自分で相手に頼む事でも、指示する事でもないからだ。周りの人々が、自然にそうなるのだから…………凄い。そういえば、じいちゃんも、家族以外の人を、誰も呼び捨てにしなかった…………なぁ。ずっと、年下の人でも、『……さん』付けで呼んでいた。 「見た事なかろう……?」と言って、叔母ちゃんが、古いアルバムを持ってきた。 「明日、お棺に入れてやろうと思ってね……」初めて見るじいちゃんの古いアルバム。分厚くて荘厳な表紙だ。明治の中ごろの生まれだから、幼い頃の写真は少ない。…………と、えっ、私の写真が混じっている。じいちゃん……、私の小さい頃の写真を持っていてくれたんだ。と、一瞬、思ったが…………。違う……。古すぎる。…………茶色っぽくなっている。 「叔母ちゃん、これは……?」 「ふふふふっ、……似とるやろう……お前に……」ばあちゃんも、笑っている。 似ているどころの騒ぎじゃない。そっくり…………。愕然とする位、そっくりの顔と、その表情だ。10歳位の写真だが……、自分で間違えたくらいだから……、うーーーーん…………ホント、そっくり……。ゾッとする位、似ているのだ。大きくなってからは、似ていると言われた事は一度もないし、自分でも「じいちゃん似」とは思っていなかった。 「じいちゃんが、言ってたよ。お前が小さい頃。 あれは、俺の生まれ変わりやって……。可笑しいね。 まだ、自分が生きてるのにね……ふふふふっ」 「うんうん、ようー、言いよったねぇ……じいさん」と、ばあちゃん。この時ほど、血のつながりを深く感じた事はない。横たわっているじいちゃんを見た。顔に白い布がかけてあるが、……まるで、眠っているようにしか見えない。ツーンと突き上げるものがあって、すすり上げたら、叔母ちゃんが背中をさすってくれた。 「お前は、さすがに長男やねぇ…………。よう、戻って来て くれたね。……みんなを寝かせてから、 淋しかったとよ……」 「あたしゃーー、帰ってくるような気がしとったよ」……と、ばあちゃん。…………笑っている。朝方まで、三人の話は続いた。線香を絶やさないように点けながら…………。朝方、うたた寝をしている所に、親父が起きてきて、 「通夜してくれたんだってな……アリガト……」と、言った。親父から、ちゃんとした言葉でお礼を言われたのも、初めての経験だった。そのばあちゃんも、叔母ちゃんも、親父も、叔父ちゃんも、今は亡い。………遠い昔の話だが昨日の事のように思い出す。じいちゃんは、亡くなる時も、たくさんの貴重な経験をさせてくれた。……いつまでも、忘れえぬ…………思い出である。 <完> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/05/08
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 祖父の遺言を破った孫の想い<上> <requestによりrevival> 伊藤作業長が言った。 「帰った方が良いよ……。 やっぱり……」 「でも……遺言って言われて……」 「うーん…遺言ねぇ……」 「はい……難しいんですよ……」 「遺言でも……ねぇ。……おかしいなぁ」仕事の前準備をしているが、どうも気になって手が進まない。 実は今日、じいちゃんが亡くなった。……外出していて臨終に間に合わなかった……。どこか具合が悪い訳でも無く、元気だったのに……、全く……突然の事……だ。朝、あんまり起きて来ないので、10時頃起しに行ったら、眠ったまま亡くなっていた……と……聞いた……。医者は老衰と診断………。 80歳過ぎだから年に不足はないと……叔父さん達が泣きながら言うが……堪らない。指し物大工一筋……つい最近まで細工場に入っていた。……今夜は通夜だ……。 会社が夜勤の私は、今、会社に居る……。なんで……?……。祖父の通夜の夜に…………。当然、通夜を務めるつもりだった。……当然だ。……夕刻、「今夜は会社を休む」と言う私に、じいちゃんの面倒をみていた叔母が言う……、 「頼むから……会社を休まないでくれ……」 「……?」じいちゃんの遺言だそうだ………。遺言……?ピンと来なかった……。本当にじいちゃんがそう言って亡くなったのだろうか……? 「じいちゃんはね、職人の鑑でね。どんなに体調が悪くても 約束した仕事を休んだことは一度も無い」……と、叔母ちゃん……。 「何があっても、例え俺が死んでも仕事の約束は、 守らなきゃいかんって……いっつも言ってたからね……」……叔母ちゃんが続けて言う。横でバァちゃんも頷いている……。しかし……。しかし、何か割り切れない……。血のつながった孫だし……。 ………叔父さん達は何も言わない。……って事は叔母ちゃんと一緒という事だ。父母に……どうしょうか……?……と言ったら、 「遺言だから……」……と……皆と一緒。……で、今……会社にいる。 先輩は「明日葬儀だろう。少し仮眠しとけよ」と優しい言葉。「明日の夜は休めよ」……とも……念を押された。伊藤作業長だけが……さっきからうるさい。 「……じいちゃんの通夜に、仕事するバカが、おるもんか。 じいちゃん、悲しんどるよ………」自分の本音に近い言葉だけに……胸に堪える。胸に……痛い。息が苦しくなる。 「あんた、総領やろう!!」伊藤作業長の、この言葉が最後の引き金だった。俺は嫡男に違いない。内孫の嫡男だ。---跡継ぎだ。祖父の通夜の場に居なくて本当に良いのか……?『遺言』という言葉では済まされない。通夜をしなくちゃ……一生悔やむかも………。 ……腹が決まった。 「すみません。帰らして頂きます!!」 「そうか、そうしろ!そうしろ!」驚いたことに、伊藤作業長だけじゃなく皆が口を揃えて言った。皆……気にしてくれていたんだ。しかし……、 「最終列車まで15分しかないぞ!!」ということだ。作業着のままで飛び出したとしても、どんなに急いでも、駅迄20分はかかる。しまった……!!……決断が遅かった。 「いいか、通用門まで全力で走れ。門から駅まで車を 出して貰う様に、ワシが守衛さんに頼んでやる」 と……、伊藤作業長。 「守衛がそんな融通利かせるもんか……」と、先輩達……。 「いいから走れ!!」の伊藤作業長の言葉に、はじかれたように、カバンを小脇に、出口へ……。 「守衛に親しい人が居るから俺が頼む」という、怒ったような、伊藤作業長の言葉を背中に走った。 走った。走った。頭の中が、ボーーーッとなる。汗が吹き飛ぶ。……とにかく、走った。………ややあって、南門。向こうに、人影が2人見える。横で車がエンジンを吹かしている。 「伊藤さんから聞いた。早く早く……」いつもは、怖い守衛さんが、せかしてくれる……。乗車……、発車。……あまり時間がない。 「電話しとけ……」と、残した守衛さんに叫んで、グーーーーンと、スピードアップ。 「ご迷惑かけます。スミマセン……」 「大変やナ……。出て来る時、具合悪かったの?」……?……?…そういう事にしてくれている様だ。……伊藤作業長…………。 「いえ……、まさか……亡くなるとは……」ウソだが……ご好意に……言葉を合わせた。 「駅にも、電話させたから絶対大丈夫だからな」 「…………!!」 「2~3分なら、待ってくれる……」 「……!……スミマセン。そこまで……」しかし、一企業の守衛さんに、国鉄の列車を待たせる力があるんだろうか……?一瞬、よぎったが……、感謝の気持ちの方が強く、ジーーーンときた……。心を読んだかのように「人は皆、人情に生きとる……」と、守衛さんが呟いた。……この時、決断が遅れたことを、心の底から悔やんだ………。駅に着いた。駅員さんが改札のこっちまで来て待っている。 「急いで下さい。……今、入りました」お礼も、そこそこに、ホームに走り込む。乗った途端に、ピーーと笛がなって、ガタンと動き出した。まだ、蒸気機関車の時代だ。ゴットン、ゴットンと、ゆったり動き出す。腰掛けて、ほっとした………。 …………間に合った。ああ~~……。伊藤作業長、先輩達、守衛さん、駅員さんの、真剣な顔が浮かんできて、思わず……涙が出た。伊藤さんは、直属の上司でもないのに真剣に心配してくれた。…………涙が……止まらない…………。0時近い最終列車、着くまで一時間近くかかる。22時に出勤したから、一時間以上迷ってた事になる。列車が……、いつもより遅いように……感じる。そして………やっと………東郷駅に着いた…………。 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/05/07
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ よく働き、よく遊び、友や先輩と交わった喜び <Renewal> 私の若い頃って……ちょうど我が国の高度成長の時代で、『猛烈社員』とか『企業戦士』とかって、呼ばれていた時代なんです。だから……、朝から晩まで仕事・仕事と、追いかけ廻されていたかというと、実は、決してそうではなかったんですよ(^-^) 私は趣味でテニスをやっていましたが、真冬以外はずっとシーズンなんです。住んでいる地区だけでも、M杯争奪戦、郡市選手権大会、県民大会予選、近隣オープン戦等など、数々の試合がありましたから、パートナーとの土日の練習は欠かさなかったですよ……。 ソフトテニスは、ダブルスしかありませんから、パートナーが必ずいます。これが良いんですね。……サボれない……(^_^;)これでも、けっこう優勝したり代表に選ばれたりしてました。 又、作詞・作曲も趣味だったので……この時代に沢山の作品を作りました。民謡調……、演歌調……が殆どですが……。(+_+) それに、先輩上司に飲みに誘われるので、これも、月に、3~4回はお付き合いしていましたね。奢ってもらえるし、先輩たちの若い頃の苦労話を聞かせてもらえるので、凄く為になるし……、酒の席では、こちらからの悩みの相談もしやすかったですね。なんせリラックスした席でしたからね。 ……若い頃は、とかく悩みが絶えません。仕事の技術的な悩み……上司や同僚との人間関係の悩み……、健康状態に関する悩み……、恋の悩み等など……、何でも聞いてくれるので有難かったですよ。(^。^) いつも、奢って貰うので、同僚と画策して女将さんに払おうとしたことがあったんです。先輩がお手洗いの隙をついて……。そしたら、先輩からもの凄く叱られました。烈火の如く……とはこの事でしょう。どうして、こんなに本気で怒られるのか分かりませんでした。 先輩、曰く……、「……俺も昔、先輩から沢山奢ってもらったんだ……。 時には払わして下さい……と言ったら、 『そんな気持ちがあったら、そのお金を貯めといて将来、 後輩に奢ってやれ。俺だって先輩に世話になった分を 返しているんだ……』と言われた……。 俺だって一緒の事だ。お前たちは俺の恩返しのチャンスを 潰す気か!<`ヘ´>」 現代のように、「自分さえ良ければ……」「今さえ良ければ……」という感覚が蔓延している時代ではありません……。 先輩は、後輩に伝えるべき豊富な経験を有している。何とか、伝えて後輩を成長させたい……自分の仕事を継いで欲しい。しかし……、職場という場所だけでは、忙しく中々それを伝達する場がない。 「安い一杯飲み屋さん」というのは、極めて適した社交の場だったんですね。 ……そしてそこには、女将さんとか、ママさんとか、母親の代名詞で呼ばれる「人生の達人」が行司役で居たわけです……。(^。^) 仕事は、死ぬほど忙しかったし、残業も半端じゃなかった中で、大切な交流だけはちゃんとしていましたね。いわゆるメリハリをつけるという事でしょうかね。 仕事に関する専門性、技術的なものは職場で学びましたが、仕事のコツやチームワークや効率的な進め方の様なノウハウは、飲み屋さんのカウンターで教わった……そんな気がします。だって、この場所だと先輩に反論できるチャンスと、雰囲気があったんです。 酒を飲めない奴はホントに可哀そう……と思ったくらいです。当然のことながら……チャンスが少ないわけですから……。中には、飲めないけれども、一生懸命そういうお付き合いをしている下戸の人も沢山いましたけどね…………。(^。^) 近年は先輩後輩の付き合いの場も変化してきている様ですが、当時の、共に食をとりながらの話は、夕食団らんの雰囲気を作ってくれて、おまけに、アルコールが勇気やユーモアを刺激してくれた気がします。……まんざらでも無かったですよ。 仕事の形や重さや質は、仕事そのものから造られていきます。しかし、仕事の輝きは、仕事以外の経験から培われる……そんな気がしています。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/05/01
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 素人の唄は 上手い唄より 凄い唄が心に響く <requestによりrevival> じいちゃんは、大工仕事をしながら鼻唄を唄っている事があった……。時々だが……、たいていの場合は仕上がった作品に、磨きをかけているような時だった……と、記憶してている。ニスが乾いた後の「磨き」だ……。俗に言う艶出し…………だ。とても高い音色の……、凛とした良い声だった記憶がある……。共同風呂の帰りには、歩きながら大きな声で、民謡みたいな唄を唄っていた……。 ちょっと一杯入った時………、じいちゃんが、口癖のように言っていた言葉がある。(お酒はあまり強いほうではなかった様だが、 少し飲んだ……ほろ酔い機嫌を愛していた様に思う) 「…………あのな……、お前、唄……好きか? そうか、そうか……好きか……。(^。^) 大きくなってな……酒の席で唄うような事があったらな……、 ぐずぐずせんで、真っ先に唄え。 真っ先が……いい。 ……遠慮はいかんぞ。 唄えと言われたら、ハイッって言って……、 さっさと唄え……いいな。 …………でな、唄だが……、 上手いとか、下手とか言われるようなつまらん唄は 絶対に唄うな…………。 いいか、凄いと言われる唄を唄えよ…………」 今でも、思い出す懐かしい話だ…………。この「凄い唄」の意味で、何十年も悩んだものだ。今も、きちんとした答えがあるわけではない…………。 言われている意味も、ずっと長いこと真には、理解できなかった。だって、人には唄の上手い下手が歴然とあるからだ。 40歳も半ばを過ぎた頃、何となく意味を感じるようになってきたかな……。カラオケ時代になって……。…………深い言葉だと……思っている。 「凄い」って言うのは「感動」であり「心に響く」という事だろう。素人にはとうてい難しいと思っていたが……、そうではなかった……。「心を込めて唄う」ことは、誰にでもできる。「心から唄わないと、相手の心に響かない」……ようだ。耳の辺りで止まってしまう…………。 じいちゃん他界後、40~50年の歳月を経て、しみじみと……キャッチした「言い残し」である…………。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/03/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 田中角栄さんの物まねが生んだ事件(下)さて……、ややあって……、私が女将からビールをついで貰い、お茶漬けの注文をする頃には、向こうの集団は元の話に戻っていました。「自信を持って下さい」「絶対に大丈夫です」という意味の事を、重なるように課長さんたちが発しています。 ……と、突然です。 全く突然の事でした。 「角さん、私は製鉄所長になれますか?」と、その部長さんが、私に振ってきたのです。 どうも、その話で盛り上がっていたようです。協力企業も合わせると8万人になろうかという製鉄会社の所長さんに出世できるかどうかの話だったんですね。陽気な雰囲気も手伝って……、『事件』を起こしてしまった私の答え。(;一_一)「まぁーーーこのーーー」 この力強い言葉で……ざわつきが収まります。 「ちょっと無理だね!(一_一)」 ジョークですよ。将来を約束されている優秀な部長さんですから、全くのジョークで盛り上げようとしたんです。「角さんもこの件ばかりは当てにならんな――」と、周りの課長さんたちが、ざわめくのを期待していました。 と、ところが、 しーーーーーん。(;一_一)空気が凍り付いたんです。 「えっ? 冗談ですよ」……腹の中でつぶやきましたが、後の祭りです。中核の課長さんが「何て事を……」という顔で睨んでいます。「角さん、どうして私は所長になれないんでしょう?」彼の部長さんが笑いながら問うてきました。穏やかな表情です。もう、頭はフル回転です。女将も心配そうに私を見ています。「まっ、一杯呑みなさい」と、ビールをついで、間を作ってもくれました。グッと飲み干して……、 「まぁーそのーーー、男の嫉妬ほど恐ろしいものはない!!」「えっ?角さん、どういうことでしょう?」「過ぎたるは及ばざるが如し!!」「えっ?」「顔が良すぎる!!!!上司たちが嫉妬する!! 男の嫉妬ほど恐ろしいものはない!!」「!!! (゜_゜) !!」「その欠点をどう補うかが、勝負なんですよ。 ねっ、そうでしょう!! ははははっ……」言い放ちました。 「ははははっ、角栄さん美男子を欠点というか……」一人の課長が、大声で言って笑いだしました。 次の瞬間、その部長さんが席を立って、私の所に来て、握手を求めてきました。「いゃー、大切な指摘をありがとうございます。角栄さん」しっかりと手を握られました。本気でした。ほっとしました。(-。-) 「はーーーい、呑みなおすよーーー」女将が叫んで、又、元の喧騒に戻りました。危なかった……。(^_^;)相手は、大変な地位の方です。 何とか切り抜けた時に自分が半分角栄さんになっているのに、気付きました。それで恐怖心が無かったのです……。この成り切る姿勢で「角栄さん」「角栄さん」と言われ続けた歴史があります。(^。^) 角栄さん、全盛の頃の話です。 因みに、この夜の支払いは部長がしてくれました。……蛇足ですが、この方は結果的に所長になられませんでした。後日、女将がしみじみと言っていました。「あんな良い人には出会ったことがないね。 美男子だったし……好きだったなぁ。 …………でも、ホントの大物は自分の人事の話は、 人前で絶対にしないもんね……(^_^;)」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 写真の一部はネットから拝借しました。===========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/02/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 田中角栄さんの物まねが生んだ事件(上) 時は、昭和60年頃の思い出話であります。(^。^) 色々と飲み歩いて、最後は行きつけの女将の所で、ゆっくりお茶漬けでも……と思いまして、足を運んだのでございます。小さな店ですが、女将さんの顔で客筋が抜群に良いお店です。店の中に、地味ですが品の良い色紙額が二つありまして、それにはこう書いてあります。 「店が小さいからといって 恥ずかしがる事ないよ。 この小さな店に……人の心の温かさを 一杯に満たそうよ」 「私の願いはたった一つ。 『このお店が一番良いよ』と言って下さる お客という名の友人を増やす事 」 お店の暖簾の前に立ってちょっと躊躇しました。遅い時間なのに、店内は大変な盛り上がり様で、大声が外まで聞こえてくるんです。(^_^;)5~6人の元気のよいグループがご来店の様です。 まあしかし……折角来たんだから……と、玄関を開けました。「おおっ!!角栄さんのご登場だ!!」(゜_゜)「おおっ!!角栄さん!!」ヽ(^。^)ノ 大声の出迎えに、一瞬あっけにとられましたが……、良く存じ上げているお客さんばかりです。……というより、親しくお付き合い頂いている皆さんです。 近隣の鉄鋼大手の方々で、部長さんと幹部課長さん達です。この部長さんとはご縁がありまして、随分前から知っています。まだ課長さんの時代からです。何かと、良くして頂くので、大変感謝している方でもあります。 身長は、190cm弱、顔はアランドロンのような方で、貫禄がある上に非常に優しい方なので老若男女にモテモテです。 今日は、大分御酩酊の様ですが満面の笑みでした。「角栄さん!久し振りやねー!(^。^)」「噂をすれば陰とはこの事やねー」とは、女将の弁。「さっきから、ちょうど君の事を話していたんだよ」と、筆頭の課長さん。 ここで説明しなければなりません。私が何故「角栄さん」と呼ばれているか? 決断と実行の人、田中角栄総理が大好きで、実は、物まねをしている内に、自分でも驚くほど似てきて、あっちこっちで評判になっていったんです。 勿論、真似る中身は角栄さんの記者インタビューそのまま。内容にリアリティがあるのと、だんだん口調もそっくりに……。……その頃から、様々な人から「角栄さん」と呼ばれるようになりました。(ファンとしては嬉しかったです) この部長さんも、別格の角栄さんファンで会う度に、「角栄さんをやってくれ」と言われていたいきさつもあります。 或る時などは、八幡で呑んでいると小倉のクラブから電話で、「角さん、頼むからひと肌脱いでくれ。 今、こちらで大手のお客さんを接待しているんだが、 私の数倍の角栄さんファンで、つい、君の事を話したら、 ぜひ、会いたいという事になった。 ビジネスにもプラスになるのですぐ、来てくれないか?」 流石に、これにはびっくりしましたが、外ならぬ大好き部長さんからの頼みなので対応しました。 実は、相手のお客様も角栄節をまねされる方だったので、ちょっと困りました。困りますよねぇー。(^_^;)相手様より上手にやる訳にはいきません。それで、形態模写を中心に顔や眼の動きで真似をしました。大変に好評でしたが、くだんの部長さんは不満そうでした。いつものようにやって欲しかったのでしょう。何度もけしかけられましたが……。そうは参りません。( ̄ー ̄)しかし、この事が後日、この部長さんから厚く信頼される一因にもなったのですから、世の中は不思議ですね―――。 営業担当なら当然の事ですが、純粋な技術屋の部長さんには、ピンと来なかったようですね……。(^O^) <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 写真の一部はネットから拝借しました。===========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/02/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 懐かしき「黄昏隆盛軍」の思い出 [8・完] 伊勢の旅路 <六部・最終章><Renewal> 9年前の、伊勢旅行の思い出話も、最終章となりました。◆ 神 宮 ・ 外 宮 の 参 拝 二見が浦から外宮に向かう車内……疲れも見せず、はしゃぎ回る隊員達……実に元気であります。(^。^)旅もいよいよ最終段階に入っていきます。お昼が近い事もあって話題は「昼ご飯」……ぜひ伊勢の名物を、……という事で、地元の元上司のお勧めは……手コネ寿しと、伊勢うどん。駐車場から少し歩く事になるが「山口屋」という美味しい店があるとの事で、そこに行くことに決定。「その店は、有名なんですか?」「うん、有名かどうか知らへんけどな。知り合いのうどん屋の 奥さんが、そこが旨いちゅうから……多分、間違いなく 旨いと思うわ……」プロが、褒める店なら……まず、大丈夫だろう。(^-^) 外宮の駐車場から歩くこと、約10分足らず……。「山口屋」の看板が見えてきました。丁度、腹も減ったころです……。思ったより小さな店で、6割方、客が入っています。老夫婦に加勢人一人という構成。「後継ぎがおらんから、今度来た時はもうこの店はないかもしれんな」……と、残念さそうに……元上司。手コネ寿しは次回の楽しみという事で、全員伊勢うどんを注文……いや一番若い旗持ちの隊員だけが両方とも注文。……さすが。 麺が凄く太く、柔らかくて、好みの味と食感です…………。麺の優しさは、博多うどんに通じるものがあります。だし汁はほとんどなく、ぶっかけうどんのような感じ……。濃厚な醤油ベース(?)味で、好き嫌いがあるだろうなと、感じましたが、私は、大好きな味。思わず、もう一杯食べたくなりましたよ。(^。^) この、茶店のような落ち着く空間で……、ゆっくりして、再び、旗をかざし、外宮に向かいます。店のおばちゃんが、黄昏隆盛軍旗を面白そうに眺めて笑っています。どこでも、笑いを誘う……軍旗です。(^。^) 外に出てから気が付いたのですが、中に居た若いカップルのふたり。昨日、内宮で出会った二人です。どうりで、我々の方を親しげに見ていたはずです。「女性は美人やったが……男性は、ちょっとな……」皆、見るとはなしに見ているもの……。(ー_ー)!! ひとしきり、二人の関係の詮索で盛り上がりました。神宮は、アベックでお参りすると良くないというからです。女神さまが焼きもちを妬かれるとか……。いよいよ、外宮の入り口にさしかかりました。「豊受大御神」をお祀りしてあるそうで、天照大御神の、神饌のお世話をされていた神様らしいです。 さぁ……、一の鳥居が見えてきました。 どんどん奥に進んでいきますが、内宮と違って暫くすると、すぐに、御社が見えてきました。 ここも、大きな杉に、下の方縄が巻いてあります。お参りに来た人が、記念にと、皮を少し剥いで持って帰るのを防止しているとの事です。(^。^) 再び、あのうどん屋であったアベックに遭遇。今度は、お互いに会釈を交わしました。(^-^)いよいよ、伊勢も最後です。丁寧にお参りをしました。 伊勢駅まで送ってもらい、元上司に別れを告げて……、一路、九州へ帰還した「黄昏隆盛軍」でした。長々と、旅行写真旅日記にお付き合いいただき、ありがとうございました。(^。^) <完> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/02/04
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 懐かしき「黄昏隆盛軍」の思い出 [7] 伊勢の旅路 <五部><Renewal> 一か月ほどお休みしていましたが、再開しまーーーす。◆ ミキモト真珠島・二見が浦 前夜の放蕩三昧で、 二日目は……おおよそ二日酔いです。(ー_ー)!! ミキモト真珠島見学から、二見が浦のお参りを済ませて最後の外宮参拝に行く予定です。一説によりますと、伊勢のお参りは二見が浦の二見輿玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)から、神宮の外宮へと進み、そして最後は内宮に参拝するのが順序のようですが……、今回のお参りは順不同になっています。(^-^) 心を込めてお参りすれば……良いかな。(-.-) ミキモト真珠島は、1893年、御木本幸吉氏が世界で初めて真珠の養殖に成功したゆかりの島だそうで、小さな島が全て真珠の生産場、博物館、美術館、歴史館……てな具合になっています。 島はあっちこっちに松や樫の木などの古木が茂る自然林で、野鳥の住家にもなっているようです。広く立派なお庭で、掃除をしている人の姿があちこちに見られます。 お蔭でお庭はとても綺麗に保たれています。松の木の根っこに敷き詰められた小石の間に散った小さな松葉をひとつひとつ、丁寧に拾っている人にも出会いました。目玉は、海女さんの真珠採取の実演だとか……。館内は絢爛豪華な真珠の宝物です、真珠生産の行程を細かく説明して頂きました。 御木本幸吉翁の立派な銅像の前でみんなで記念撮影です。 作業公開の時間になったので急いで海の方に……。 いよいよ、海女さんの作業の実演です。 海女さんを乗せた作業船が近づいてきました。 ムードがあります。 準備が進められている間も待ち遠しい感覚です。 準備の間も、にこやかでなかなかチャーミング…… いよいよ、海中に……全体の景色はこんな感じです。 いよいよ潜水です。水深は5~6mと放送がありました。……なかなか、上がって来られないので、みなハラハラします。 旗掲げ、固唾を呑んで見守ります。 上がって来ました。採取した貝を掲げます。すぐ、桶に顔を突っ込んで深呼吸です。口笛が聞こえます。深海から上がって一気に呼吸をすると肺に負担がかかるそうで口笛を吹きながらゆっくりと呼吸をすると、放送がありました。 皆、時間と共に、体調も復活して、口数も多くなりました。ジョークも飛び出す車内……二見が浦に向かって移動です。 入口に辿り着きました。 口と手を清めて………… おおっ! 写真でしか見たことのない光景です。 境内には大小様々な蛙の彫刻や置物が沢山あります。 信者からのご寄進と聞きました。 蛙は、猿田彦大神のお使いをすると伝えられているので、 誰も彼も、苦しい時の神頼みです。 満願蛙という緑色の大蛙がありまして、 水をかけながらお願い事をすると、 蛙が大神に 願いを伝えてくれて成就すると言われています。 蛙ですから「景気が帰るように」とか「若返るように」とか、 拝むのでしょうか……(^.^) 夫婦岩をバックに記念撮影。 結構な時間、二見が浦にいましたのでそぞろ歩きを 楽しんでいると、上空を舞っていたトンビが、 夫婦岩に設えられた鳥居に、とまったでは ありませんか。 何か、劇的な、示唆的なものを感じて、慌てて、望遠で 撮影しましたが……案の定、ボケています。(^_^;) 「たそがれりゅうせいぐんの皆様、帰りにお寄り下さい」と、 声をかけてくれた、土産売り場の旦那の店に立ち寄って、 お茶を頂きました。 「最初は、たかもりぐんと読んで、薩摩の方かと思いました」 ……と……あるじ。 「黄昏をたそがれと読める若者が少ないから、 何やら かっこいい名前の軍やなーと思いますよ」……とも。 (^。^)……結局、三名がお土産購入。お茶で……五割の、 営業達成です。ははははっ……。(^-^) 二見が浦を後に、一路、外宮に向かいます。 <六部へ続く> 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/01/31
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 『男はつらいよ』という作品の歩み <Revival> 映画『男はつらいよ』は、昭和44年8月27日に第1作が上映されたので、もう50周年が過ぎました。昭和57年に公開された第30作『花も嵐も寅次郎』で、世界一の長編映画の記録として、正式にギネスブックの認定を受たそうです。平成7年公開の『寅次郎紅の花』がシリーズ第48作で最終シリーズとなりました。もう……25年前の事です……。『男はつらいよ』のタイトルについては、当時、TBS系列で放送されていた山田洋次監督、渥美清主演の人気テレビドラマ『泣いてたまるか』の最終回が「男はつらい」というタイトルであったことと、その頃の北島三郎が唄うヒット曲「意地のすじがね」の歌詞に「つらいもんだぜ男とは~」という一節があったことから、『男はつらいよ』というタイトルに決定されたそうです。 映画『男はつらいよ(第1作)』は、山田洋次監督によって制作に着手され、昭和44年6月に完成しましたが、諸事情で、同年8月になってようやく放映されることとなりました。 ところがこの第1作が予想外の大ヒットとなりました。松竹では、すぐさま第2作の制作を決定したのですが、同様に第2作も大ヒットを記録し、 第3作、 第4作と、慌ただしいスケジュールから生まれたと聞いております。 『望郷篇(第5作)』は、シリーズ続投の基礎となる明確なテーマとパターン化した内容の定着を決定付けた作品となり、それまでにない大ヒットを記録したのだそうです。 また、翌年末に公開された『寅次郎恋歌(第8作)』では、それまで100万人に満たなかった観客動員数を、一気に150万人という大量動員を果すきっかけとなり、以降の人気を不動のものと決定づけたのです。 これをきっかけとして『男はつらいよ』シリーズは、以来、盆と正月の二回興行されることとなり、その後のシリーズの驚異的な続投が続くことになりました。 <渥美さんの遺作(第48作)>===========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/01/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 男はつらいよ……寅さんを偲んで 誰もが知っている(知らない人は知らない……(^_^;))「フーテンの寅さん」こと、車寅次郎の妹の名は、……知る人ぞ知る「さくら」であります……。女優の倍賞千恵子さんが演じていましたね。 (^-^)この「さくら」という名前、……戸籍上は「櫻」と書くらしいのです……。しかし「車櫻」では、八重桜や吉野桜のような桜の花の一種と間違えられそうなので、ひらがなで書く様にしたという事です。もっともこの話しは、劇中の寅さん本人の弁ですから、……どこまでが本当かは……わかりません…………(ー_ー) また、1969年の「男はつらいよ」第一作で、「さくら」は寅屋の裏の工場に勤めている、諏訪博と結婚しているので、「諏訪さくら」という事になります…………。 面白いのは「男はつらいよ」の歌の出だしの歌詞なんです。これも、ファンなら誰でもご存じように……、「俺がいたんじゃお嫁にゃゆけぬ………………」であります。「男はつらいよ」全48作のうち、さくらは第一作でお嫁に行きますから、その後の47作ではこの歌詞は合わないことになります。 そこで誕生したのが、もう一つの歌詞です……。「どうせ、おいらはヤクザな兄貴………………」ということになります。カラオケで歌うと、原作の歌詞が出て来ますが、映画を見ると変わっているのがわかります。(^。^) ……では、私が大好きな一場面を……再現します。(^。^)< 志村喬と 渥美清の名場面 > 志村喬が演ずる、諏訪飃一郎(大学教授でさくらの夫である博の父)が1971年作の「男はつらいよ・寅次郎恋歌」で妻(つまりさくらの姑)を亡くします。 寅さん……寂しい想いをしている飃一郎を慰めにきて二人で酒を呑んでいる場面です。秋の縁側で、庭のリンドウを眺めながら、飃一郎が寅次郎に語りかけます……。「 あれは、もう十年も昔の事だがね……。 私は信州の安曇野というところに旅をしたんだ。 バスに乗り遅れて……、田舎道を一人で歩いてるうちに 日が暮れちまってね…………。 暗い夜道を心細く歩いていると…………、 ポツンと一軒家の農家が建っているんだ。 リンドウの花が……、庭いっぱいに咲いていてね……、 開けっ放した縁側から、明かりのついた茶の間で食事を しているのが見える………………。 まだ、食事に来ない子供がいるんだろう。 母親が大声でその子供の名前を呼ぶのが聞こえる。 私はね…………、 今でもその情景をありありと思い出す事が出来る……。 庭一面に咲いたリンドウの花……。 明々と明かりのついた茶の間…………。 賑やかに食事をする家族達……………………。 私はその時、それが……、それが本当の人間の 生活ってもんじゃないかと……、 …………ふと、そう思ったら、 急に涙が出てきちゃってね…………。 人間は……、絶対にひとりじゃ生きていけない。 逆らっちゃいかん。人間は……、人間の運命に 逆らっちゃいかん。そこに早く気が付かないと不幸な 一生を送ることになる…………。 わかるね、寅次郎君………………。わかるね…………」「…………。…………。…………(ー_ー)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/01/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 技術は人々を幸せにしなければ……意味が無い <1972年八幡の門田寮 夕刻 > <製鐵業の将来を考える会「雀の会」定例勉強会><新進気鋭の若き掛長 A・H氏を招いての講演会 「製鉄技術の動向と将来像」>…………講演終了後…………。幹事「本日は貴重なお話を聞かせて頂き、 大変ありがとうございました。我々事務屋は、 このような技術の話を聞くことが滅多にありませんので 大変勉強になりました。どうもありがとうございました。 ではここでH先生に何か質問がありましたら、 お願いします……。 ありませんか………………。 何でも良いから聞いて下さい…………。 ありませんかねぇ…………。 Tさん、どうですか。 ……………………。 では、無いようですから私の方からひとつ……。 今日は平炉から転炉への変遷など、 製鋼技術を中心に色々と製鉄技術についてお話頂きまして 感動しております。又、H先生の技術レベルの高さに、 ほとほと感心しております。 こんな素晴らしい技術を持った製鉄所に勤務していて 誇りにも思います。 我が製鐵所の技術水準は、日本でも、いや世界的にも 相当にレベルが高いと思って良いんでしょうね。 勿論、H先生はじめ皆さんの努力があっての事と 思いますが…………」 H掛長「製鉄技術はね。確かに高度に発達して、 昔造れなかったような物も作れるようになったし、 品質も格段に良くなったし、スピーディに造れる ようにもなったし、それから、沢山の現場の人たちを、 高熱重筋作業から開放はしました。 しかしね……。 ……しかし、技術は人々を幸せにする為に 存在しなければ意味が無い訳ですよ。 考えてみるとですね……、 いや、考えてみるまでもなく、 人間は昼働いて夜眠る生活をしているわけです。 そうでしょう……? ……ところが、夜、八幡の構内に行ってみると、 そこには沢山の人が働いています。 夜通し働いています。 勿論、昼間寝て……です。 高炉による製鉄法の為です……。 高炉の火は消せません……。 …………………………。 …………………………………………。 …………………………………………………………。 人間が、 夜眠るという、 普通の、当たり前の生活を、 実現させてやる事が出来なくて、 何が高級技術ですか。 ……奢ってはいけないのです。 ………………鉄鋼技術者は、奢ってはいけないのです」一 同「…………………………………(-_-)」-------------------- H掛長33才の初夏……天を仰ぐ。計り知れぬ教えを頂いた、私が師。ご存命であれば81歳……今なお忘れ得ぬ感動の一夜。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/01/09
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