<一絨毛膜一羊膜> ママと双子の一日

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妊娠後期


もしかしたらへそがきつく絡まっているのかもと言われました。

いよいよ、そのときが来たのかと思っていると、主治医からまた不安な一言が。


「一人の子の心臓が気になる、一度循環器の先生に診てもらおうね」


「え・・」


「穴が開いているとか、その程度ならいいんだけど、なんかおかしい」


「・・・・・」


また、不幸の波が私を飲み込んでいました。
やっと、ここまで来たよね、どうして。


その後すぐに循環器の先生数名に囲まれながら何度も診てもらいました。
単心室に、肺動脈閉鎖に・・・いろいろ問題が見つかりました。

一人の子だけに集中していました。

34wで帝王切開の予定でしたが、生後の心臓病の処置のため、もう少し大きくなるまでお腹に入れておいてほしいということになりました。
「生死も産まれてみないとわからないが、精一杯救命する」と言われました。

精一杯救命してくれるなら・・・その医師の頼もしい言葉を聞いて、
落ち込んでいてはいけないと思えました。



へそが絡まっている今、お腹の中も双子にとって安全ではありません。

今外に出るのも、一人の子にとって良くありません。

もう、神に祈るしかありませんでした。



一人で泣きました。あと少しなのに。
でも、きっといい方に行くと、なんとなく信じていました。
信じることしか、他に何もできなかったんでしょう。


私がこの高リスク妊娠を乗り越えられたのも、「必ずうまくいく」と一途に信じていたからかもしれません。
だめだった時の覚悟はしていたけれど、あきらめたことは一度もありませんでした。

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