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2008年01月26日
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テーマ: ニュース(99935)
カテゴリ: 時事問題
あたりまえのことであるが、人はいつかは死んでいく。

ところが昨今はその運命すら誰かのせいにしたがる人が増えてきたようだ。
癌検診の見落としで病院を提訴。
大腸癌検査でチューブが腸壁を破り死亡したのは医療ミス。
人工呼吸器が外れたのは過失致死。
こんな見出しのニュースをみると、患者はいずれも70歳代や80歳代だったりする。
よほどのことでもないかぎり、かっては高齢者が亡くなることを「寿命」と読んでいたのだが、昨今ではその寿命という言葉は死語になったのだろうか。
診断技術や延命技術が発達すればすれほど、医師の判断の幅は大きくなり、患者が高齢化すればするほど検診や医療行為の身体にかかる負担は大きくなる。


救急医療で搬送先の病院が決まらないということが問題になっているが、これだって医師の立場にたてば当然であろう。
同意書も治療方針もゆっくりたてる暇もない状況で、しかも生死にかかわるような救急患者をあつかって後で責任でも追及されたらたまらない。
後知恵でああしておけばよかった、こうすれば助かったなんていうことは、なんとでもいえる。
和歌山砒素カレー事件ですら、被害者の死亡は医師の責任であるかのような本が書かれており、ああした言論は救急現場の医師を大いに萎縮させたことだろう。
「医療ミス」で家族を失った人の涙をマスコミが大報道する。
医療関係者が謝罪し、損害賠償が行われる。
はては産婦人科医が逮捕され、その映像が放映される。
患者としてよりよい医療を求めるのはよいが、それがむやみやたらに医療関係者の責任を追及する方向にばかりいくと、結局は救急医師の不足や医師の質低下につながり、そのつけは社会全体ではらうことになろう。
※※
さらにいえば同じような問題は看護や介護の現場にもたぶんある。





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最終更新日  2008年01月26日 08時50分37秒
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