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2008年06月03日
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カテゴリ: 格差社会
今の日本の最大の懸案・・・それは格差と貧困の問題ではないのだろうか。

問題なのは下の方、つまり貧困層がどんどんと増加していることである。
21世紀の平成の貧困はかっての貧困とは違う。

かっては貧困層といえども家族がいた。
貧乏者の子沢山というように貧しくとも子供の扶養はできたのである。
ところが今の貧困者は結婚もできない。
それどころか親に扶養をしてもらっている人だっている。

独身という生き方を否定はしないが、多くの人が結婚したくてもできないような社会は確実に不安定になる。
急激な社会の変革変動など子供を持っていれば望まないのだが、独身者はそうでもないだろうからである。

そしてもう一つは前述のことにも関係するが貧困層と貧困階級は別ということである。
古来人間の貧困はほとんどの場合「生まれ」とセットになっていた。
賤民の子は賤民、貧乏人の子は貧乏人というように・・・。
もちろん貧困の再生産ということは今の時代にもあるだろうし、それはそれで問題である。
ただ平成の今は、貧困層に落ちるかどうかについて、「生まれ」が必ずしも決定的要素ではないように思う。
ごくごく普通に生きてきた人間が、ある日、失職したりすればそのまま社会の底に沈んでいくような、そんな怖さが現代の貧困にはあるのではないか。
要するに多くの人にとって貧困は他人事ではない。


どうしたらこうした層に訴え、支持を得ることができるか。
簡単なことである。
同じ目線にたって様々なスローガンや施策を検証してみればよいのである。
少子化問題といったって、今後うまれてくる赤ん坊よりも今生活に苦しんでいる人をなんとかしてほしいと思うだろう。それに20代や30代の感覚では結婚もでき、子供もいる人なんてのはある種の勝ち組だろう。
子育て世帯優遇なんてのはありていにいえば勝ち組優遇、高いところに土を盛る施策にしかみえない。

ましてや途上国の貧困や国際貢献などといわれたら、オレの貧困をなんとかしてくれといいたくなるだろうし、宗教のような9条賛美や平和念仏などは遠い木霊としか聞こえないのではないか。

蟹工船がベストセラーになり、貧困問題を扱った本が売れるなど、ゆきすぎた市場原理主義にストップをかけ、真面目に生きている人が人間らしい生活をおくれるような施策を唱える政治勢力に対する期待はすごく高まっている。
そうした意味で次の選挙は蟹・工・選挙。
有権者の期待を担い大躍進するのはどんな政治勢力なのだろうか。





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最終更新日  2008年06月03日 06時29分12秒
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