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2008年07月18日
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カテゴリ: 格差社会
よいとか悪いとかではなく…人はその人それぞれの立場で価値観や政治信条を形成する。
だからこそ一億総中流などといわれた時代には多くの人が政権党を支持し、政治の方も極めて安定していたのではないか。
逆に少数の富者と多数の貧困層を擁するような国では民主主義とは無縁の強圧政治が行われている例が多い。
そうしないと体制がもたないからである。

現在の日本で貧困層が増えているということがいわれる。
福祉とか治安の関連で論議されることが多いのだが、この問題は政治にも少なからぬ影響を及ぼすはずである。
日本は民主主義国で、これは後戻りできない。
となればセレブも一票、プカレタリアート(住所があれば)も一票である。

となれば格差拡大や貧困層の増大が、近い将来大きな政治変動をもたらす可能性だってあるのではないか。
デモや政治的テロで世の中が変わることはあまりない。
実際に政治、そして世の流れを変える最大の要因は民主国家では選挙である。
たしかに「貧困者の自己責任」や「能力差ゆえの格差の正当性」を唱える人は多い。
そうした人の多くは能力もあり、裕福な生活をおくっている人々のようにみうけられる。
問題は、そうした人々が考えることと、貧困者自身が考えることとはあくまでも別であるということ、貧困者自身がそうした人々と同じように考えるとはかぎらないということである。
マルクスが再評価され、蟹工船がブームになっている昨今の状況をみると、こうした自己責任論に異議を唱える流れが形成されてきているのではないか。

年収200万円以下の雇用者は1000万人を超えている。
これにその親族や失業者、無業者なども加えると、身近な問題として貧困や格差をとらえている人はかなりの数になるのではないか。
こういう人々がこれからも市場原理主義をおしすすめる現政権に投票しつづけるとも思えない。

たぶん近い将来に大きな政治変動が起きることだろう。
それを考えると将来が楽しみのようなおそろしいような。





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最終更新日  2008年07月18日 07時02分25秒
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