パン作り豆知識 ・・・パン作りQ&A ★Q1 家庭用のオーブン発酵機能を利用してもいいのですか? ★A オーブン発酵機能は38℃前後に設定してあるのが 一般的です。 一次発酵は26℃程度が最適なので、使用はおすすめ できませんが、二次発酵は適温で温度が安定するので便利です。 ただし、クロワッサンやデニッシュなど、折り込み生地 で作るメニューは、高温で発酵させると油脂が流れ出し、 うまく層が出来なくなるので、オーブンを使わず 30~32℃で二次発酵させましょう。 (*「冷蔵発酵・クロワッサン」を作った時は、25~26℃で 二次発酵をしました。)★Q2 発酵に失敗したらどうすればよいですか? ★A 発酵しすぎでぼそぼそした生地は、焼き色がつきにくく、 きめの粗いパンに仕上がります。 一次発酵後、平べったく伸ばし、表面が白く乾く程度に 200℃で5分ほど焼き、その後具をのせてさらに5分程 焼き上げ、ピザにするのもおすすめです。 ★Q3 こね方が足りないとどうなるのですか? ★A こね方が足りないとガスがたまりにくく発酵不良の 原因となり、堅いパンになります。 最初はぼこぼこした生地が、こねるうちにやわらかく なめらかになり、生地にツヤがでてきますからそれまで 頑張ってこねましょう。 ★Q4 時間どうりに焼いたのに焼き色がつかない場合は? ★A 焼き色が薄く、表面がシワシワなら発酵のしすぎです。 焼き色をつけるには、長時間焼くより、10℃温度を 上げましょう。低温で長時間焼くと、堅いパンになり がちです。また、ガスオーブンと電気オーブンでは、 室内温度に差があるので、焼き温度に注意しながら 焼きましょう。 ★Q5 朝一番にパンを焼き上げる方法は? ★A 朝食に焼き立てを食べたいときは、八分通り浅く焼き、 冷めたら密封袋に小分けし、冷凍しておきます。 たべる、前には天板にのせ、残りの焼き時間に5分ほど プラスしてオーブンで焼くと、焼きたてと変わらない おいしさになります。 ★Q6 パンのおいしい保存方法は? ★A 一度に食べきれない場合は、冷ましたパンをラップに 包んで冷凍保存しておきます。 冷凍パンは、室温で自然解凍するか、アルミホイルで 包んでオーブンで焼いた後、はずしてさらに焼くとより おいしくなります。 千趣会「焼きたてパン曜日」パン作りQ&Aより