しあわせ子育て日記

しあわせ子育て日記

陣痛のときのこと☆その2~出産へ~


パパさんは病室で待機してもらい、何度も見に来る。
何かしてあげたいけどやりようがない様子。

とな子はもうベッドに腰掛けたまま動けない。
座位の姿勢を保ったまま、腰にくる痛みを指圧で逃し、
うなりまくり。

両親も何かあったら呼ぶから。。と帰ってもらい
ここからは夜勤帯の看護師さんしかいない。

くるたびに『看護師さん、こんな長いの私だけ?』
『息が苦しいけどどうしたらいいですか?』
『どうしたら子宮口が開くのですか?』

などなど聞き、看護師さんは笑って
『大丈夫よ~、苦しかったらその持ってるタオル口に当ててね~』
『動けるなら少し歩くといいわよ』
などなど。。
タオル当ててね~って言われてもねえ。。ちょっとむかついたけど
もう痛みでそれどころではない。

夜中、外は台風でゴーゴーいってる。

パパさん相変わらず来るけどもう相手できない。

親友からも励ましのメールが来た。

長い長い戦い。赤ちゃんも頑張ってるんだ。
この時、『もう後には引けない。』と大実感。

夜中じゅう1分間隔の陣痛。その一分の間寝られるものなんだ。
うとうとして収縮し、痛みで目が開く。
いきみたくなる便が出たくなるような感覚にはなかなかならず。。
朝が来る。
まだ子宮口は6センチ。
お尻に手のひらでつかめるくらいのボールを食い込ませ
持ってる携帯を膣口に当てて
なんだか気持ち悪い感覚を逃す。

まだ、まだ~~??
あっという間に翌日の朝10時。
内診するが8センチ。先生の内診して15分くらいあと
少し立ち上がるとやっと破水。すごい!思ったより量が出た。

そのあとからが全開になりやっといきみたくなった。
分娩台へ!
でも、午前診察もあり、まだとのことで
パパさんと分娩台で待機。
仰向け姿勢痛いよ~~><腰に来る~。

いきみたくなったらいきんでいいとのこと。
11時半頃から何度もいきみ
看護師さんから呼吸のリードをしてもらい、
でも長いいきんで~~の時間だったので
半泣きで『そんなに長くいきめません!』
といいながら痛みに耐え、呼吸しました。

そのうち看護師さんの様子が慌しくなり
先生を呼び始めたので
いよいよ頭がでてきたのだな。。とわかり
パパさんもとな子の大汗拭きながら
『もう少しだよ。』と励まし。。

『ちゃんと瞬間を撮っててね!』と痛みに耐えながら訴える。

先生が来て
会陰切開をしましょう、と言われる。
『先生、これ以上いたいのは嫌だ!』と言うが
麻酔をかけますから、、と説得され会陰切開。
思ったより痛くなかった。もう赤ちゃんを無事に出してよ~。
痛いけれどここまできたら赤ちゃんが楽になって出てくるように
なんでもしてくれ~!って感じでした。

その後、『息をハッハッハッとして』と言われすると
ヌル~っとした感覚。

生まれた!出てきたんだ!

2004年10月21日午後12時56分
小とな、元気な産声をあげて誕生☆

2年半たった今でもあの元気な産声、あの時のうれしさ
忘れてません。ありがとう。

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