Akashic Records

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精神疾患は人ごとではない/2割の法則


精神疾患の援護寮や病院のデイケアに行ったときに社会復帰前の精神疾患の方に言われました。

ドキッとしませんか?私はしたんです。
「違って見えるか」と聞かれたら、違って見えないこともないんです。どこか脆そうな、張りつめた雰囲気が、みんなじゃありませんが、多くの人に共通してあると感じます。
でも「いえ、違わないですよー」としか言えませんでした。
そう見えても、普段、街で見かけても「違う」とわかるほどのものじゃありません。きっと、わからない人が大多数。

17歳の少年は「世界で一つだけの花」を聞きながら、
「この曲、良い曲だと思わない?俺たちもそうなんだよね!?」
と聞いてきました。いや、青春ドラマじゃないですよ。真剣なんです。すごく、真剣な顔で聞いてきます。
そのとき、だいたいジャニーズ系の音楽を聴かない私はまた適当に「そうだよね」と、適当に合わせるしかありませんでした。
後で、ゆっくり曲を聴きました。
きっと、この子は親からも、周囲からもつまはじきにされてきたに違いありません。

精神疾患に罹ってしまった多くの方は、人より一生懸命行き過ぎて、周囲と協調できず、少しずつ、ずれてしまった方です。
特別な存在ではありません。遺伝も殆どしない。

集団力学だか行動学だかに「2割の法則」と言うのがあります。
例えば
幼稚園の園児50人に、おもちゃで遊んでもらい、その後、片付けをしてもらいます。すると、ほぼ2割の10人の人間しか片付けをしません。
そこで、今度は片付けてくれた10人を、部屋からだします。
残りは、さぼった40人ですね。
でも、その中の2割の8人はちゃんと片づけを始めるんです。

「この実験では、自分がする必要がなかったからしない」という行動がわかるんですが、
しかし、見方を変えると2割の人は精神疾患の方になるんです。

ナチス・ドイツ時代、ヒットラーはユダヤ人の虐殺以外にもう一つ、精神疾患の人間の虐殺もやってました「優良なゲルマン民族を残すため」に。
ドイツでは、ほぼ根絶やしにされました。
しかし、今のドイツで精神疾患の方がいないかと言えばそうではありません。人口あたりの比は、全世界共通なんです。

まじめだった2割の人間。
今、精神疾患に罹っている方々。

もし、その方々がいなくなれば、発病するのは 「あなた」 かも?

社会復帰、就職、精神の疾患を患うとすごく難しい。
私たちと、普通の人、どこか違って見えますか?」
今な質問をしなければならないほどに、壁が高いんです。
みんな、犯罪を起こす人達ではないんですよ?

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