つれづれなるままに

つれづれなるままに

ある日の出来事



 長いこと音沙汰なしだった君と、なぜかメールで連絡を取り始めた。

 何から話していい解らなくて、ブログのアドレスを教えた。
 この半年の僕の時間・・・
 僕の言葉で説明するよりも、僕の半年を説明できる。
 いろいろ話すよりも、解ってもらえるような気がした。

 よく会っていた頃、うまく言葉に出来なくて、景色を見てるフリをしてた。
 やっと言葉にした時には それは君には伝わらなかった。

 一年前の大事件。君の言葉に傷つくよりも、
 君に僕の気持ちが伝わっていなかった事が つらかった。
 君が一瞬で・・・僕の前から消えた。


☆☆ ≪ 二月 ≫ ☆☆

 短いメールのやり取りは隣にいるかのような 言葉で過ぎさる。

 『 そうか 』『 そうだね 』
 遠く離れているけれど、そこにいるかのような言葉でつづる。
 それは、のんびりとしていて心地いい。

 だけど、どうとも取れる君の中途半端な返事に確信はない。


☆☆ ≪ 四月 ≫ ☆☆

 あおうと言われたわけではないが、
 『 GWあたりに会おうと思っているのかな 』 と取れるメールがきた。
 だからといって誘ってくるわけでもなし。
 僕からいうのは まるで罠にはまるようで、ふにおちない(笑)

 なにやら、いいように扱われている・・・ 


☆☆ ≪ 五月 ≫ ☆☆

 GWは何事もなく終わった。
 どうやら適当に扱われているようだ。
 女々しいので、もうそろそろあきらめようかと思う。


☆☆ ≪ 六月 ≫ ☆☆

 あきらめようかと思っていたら、連絡があった。

 『18日は?』って?
 予定を聞いてるかと思って『いいよ。あいてるよ』と返事したきり、
 18日 になった。
 あうのかあわないのかさえ、わからずに、当日まで連絡はなかった。
 その日 本当に会えるまで 話すのが怖かった。
 会ってみると、なんのことはない一年前の君だった

 帰り際、触れた手から伝わってきたものは あたたかさだった。
 僕からは何が伝わった?
 君を信じられるか・・・そう自分に問いかけてギュと握りかえした。
 ≪ 離したくない ≫ と思いながらも、発車のベルに指の力を抜く。

 いつ会える?・・聞けないまま手を振ると
 君は 新幹線のしまったドアの向こうで小さく手を振った。


☆☆ ≪ 七月 ≫ ☆☆

 中途半端な君と 中途半端な気持ち
 その気持ちをもてあましながら、夏がいく


☆☆ ≪ 八月 ≫ ☆☆

 君にもう一度、恋してしまった。


☆☆ ≪ 九月 ≫ ☆☆

 口ベタな君が 自分を精一杯話そうとする姿に 君を信じれると思った


☆☆ ≪ 十月 ≫ ☆☆

 君の一番は 僕ではないようだ・・・

 一年前は、いきなりすぎて、次に好きになる候補に出会うのが怖かった。
 だから、この三ヶ月はすごい意味のある時間だったのだと思う。
 だって、今は怖くない(笑)
 いくら僕の事、思ってくれていても、
 君に 僕以上に好きだと守るものがあるのなら、
 僕たちは一緒にいる意味がない。


☆☆ ≪ 十一月 ≫ ☆☆

 僕の気持ちで 僕の時間がめぐる。
 僕が時間を取り戻す時、僕の時計が動き出す・・・

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