詩と映画と日記

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マイ・ボディガード


『マイ・ボディガード』
監督
トニー・スコット

出演
デンゼル・ワシントン
ダコタ・ファニング
クリストファー・ウォーケン
ラダ・ミッチェル
マーク・アンソニー
ミッキー・ローク


酒浸りで笑顔も希望も捨てたような
クリーシー(デンゼル・ワシントン)が
仕事を求めてメキシコのエル・パソにやってきました

ここは毎日平均して4件もの誘拐事件が起こるという
治安の悪さです
クリーシーは子供の通学などの
ボディガードとして雇われます

ビタという天使のような子供を
ダコタ・ファニングが演じていますが
まだ口元は乳歯のままの幼さながら
相変わらず素晴しい演技と
宝石のような青い目で惹きつけます

友達になろうとするビタに
クリーシーは
自分は友達ではない。仕事をしているのだ。
と心を閉じてつれなくしていますが

ビタに水泳を教えるうちに
気持ちがほぐれていきます

一緒に何かに取り組むと
心が通じるものなのだなと思います

前半は
かわいい少女と自閉症気味の男の
友情が描かれてほのぼのとしていますが

事件が起こり
後半は全く違ったハードな展開が待っています

ビタの母を演じた
ラダ・ミッチェルの品位に
グレイス・ケリーが偲ばれて
懐かしくなりました

ミッキー・ロークも適役です

デンゼル・ワシントンの映画は
つまらないものがないように思いますが
この作品もとてもよかったです



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