詩と映画と日記

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『折れた槍』



監督
 エドワード・ドミトリー

出演
  スペンサー・トレイシー
  ロバート・ワグナー
  リチャード・ウイドマーク

西部開拓時代のアメリカでのこと
牧場主のマット・デブローと、知事は親友ですが
知事は、娘をマットの息子に嫁にはやらないと
断ります

マットの妻は先住民の長の娘だからです
非常に強い偏見が有りました

ある時、牧場の牛がたくさん死にました
調べると川上の精錬工場からの排水が流れています
今なら環境汚染ですが、この頃は知識が有りません
実力行使をしたマットは責められ裁判になり
負けました

マットには先妻との間に息子が3人と
先住民の後妻に生まれた息子がひとり有りますが
先妻の息子達は小さな頃から牧場の為に
休む間もなく働かされて父を恨んでいます

裁判では、末息子のジョーが父を庇って
ひとりで罪を負い3年間刑務所に繋がれました

病に倒れた父に恨みを向ける息子達
頼りのジョーは、牢獄で重労働の日々です

父を名優スペンサー・トレイシーが演じ
当時将来を嘱望されていたロバート・ワグナーと
癖のあるリチャード・ウイドマークが兄弟を演じています

オスカー史上始めて4回も受賞している、
名女優のキャサリン・ヘップバーンが、こよなく愛した
スペンサー、トレーシーが、荒野の狼のような男を
見事に演じています



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