お種の徒然なる日常

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2007年11月29日

調律

(24)

テーマ：今日のピアノ♪(725)

カテゴリ：アッキンのピアノ（幼児）

今日はグランドピアノを買ってから半年ぶりの、調律。

ヤマハグランドピアノ C3
我が家はこれのリニューアル前のＣ３Ｌがあります。

実は、梅雨の頃から音が狂ってるのはわかっていたんです。
最初は高音部にかなりの違和感。
でも最近はどの音も狂っていると感じて、以前ほど高音部の狂いがそれほど気にならない状態。

やはり、かなり全体的に音が狂っていました。
全体的に音が下がっていたそうです。
最初おそらく高音部から狂いだして、徐々に全体が狂ったので、上記の私の感じ方になるそうで。
私が、「梅雨時分に高音部が狂ってるなという違和感はあったんですけど、連絡しようと思いつつ今までほったらかしで。」

すごいです～。

ピアノの話もいろいろ聞けて、面白いです。

「ピアノ」の正式名称は「ピアノフォルテ」。
これで私の長年の謎が解けました。
ピアノは強弱記号で弱くの意味で、楽器のピアノは弱い音も出せるけど、強い音も出せるのにバランスの悪い変な名前だなと思ってました。
フォルテは強弱記号で強くの意味なので、それが付くことにより私が納得できるバランスの良いネーミングになります。
「ピアノフォルテ」では長いので、いつしか「ピアノ」と略されるようになったようです。
ドイツでは「ピアノ」のことは、「クラビィーア」と言うそうで。
ヤマハの電子楽器の「クラビノーバ」は、ピアノ風、ピアノチックの意味を込めて付けられたネーミングだそうで。

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弦を張る枠は、昔は木製だったそうです。
そうすると長い弦を張ることはできないそう。

イギリスの産業革命で真鍮技術が登場し、それにより型に合金を流し込んで枠を作り、長い弦を張れるようになったとか。
そうすることのより、今日のような大きな音の出る８８鍵のピアノが作れるようになったそうです。

ピアノは弦とかの部品は、取り替えが可能だとか。
しかも他社の部品でも可能で、今よりグレードアップした部品に変えることも可能な物らしいです。
そうすると自分だけのオリジナルのピアノが完成できるそう。

でもかなり夢があります。

調律は平均律で、していただきました。
平均律の調律法を考え出したのは、バッハだそう。
作曲だけでなく、調律法も考えだしたなんて、多才な人だったんですね。
この方法が考え出されるまでは、各調ごとにそれにあう調律をいちいちしないといけなかったそうです。
そうすると、違う調の曲を続けて弾いたり、転調のある曲を弾くことは不可能だったそうです。
バッハに感謝です。

仕上げてもらったピアノの音はびよよぉーんとちょっと揺らぎのある音に仕上がってます。
別の調律法だと、揺らぎのないストレートな音に仕上げることも可能だそうで。
でもそういう音だと単音だと綺麗だけど、重音になると、場合によっては聞き苦しくなるそうで。

うちのピアノは優しい良い音がでるそうです。
上手い具合に部屋にも響いてるそうです。
調律師さんがちょっとした曲を弾くと、このピアノってこんなに良い音が出たんだなというぐらい素敵な音色。
私が弾いていてもそれなりに良い音と思いますが、更に艶っぽい音が。
良い音を鳴らす技術、私はまだまだです。

調律後のピアノを弾いてみました。
音がまともです。
違和感がありません。
今まで何となく感じていた違和感は、音の狂いだったのです
すごく弾きやすいです。

調律師さんは、２時間弱の滞在でした。

午後からの調律だったため、アッキンは幼稚園の延長保育にお世話になってました。

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