SOUR BERRY☆

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ししまるメモリアル。


きっかけは前犬、梨紀の死でした。

偶然、自動車免許の更新で実家に帰っていた私は梨紀の死に立ち会っていました。
その後、母はペットロスに陥り、見かねた父がすぐに犬を探し始めました。
そして出会ったのがししまる。

黒のチャウチャウ。
梨紀がチャウチャウだっただけに初めてのチャウチャウではなかったけれど
ししまるには驚きの連続でした。

オスなのに男性好き。
犬なのに果物好き。
電話やインターホンに敏感で我先に反応する犬で超わがまま。
天然と養殖の鮎を嗅ぎわけ、大量生産のパンを拒む。
大好きな人にはしっぽをちぎれんばかりにふるが
一番世話をしていた母には全くふらない。
そのくせ、母の姿が見えないと探しまわる。
シャンプーや嫌うがブラッシングは気が乗ると好む。
水を飲みにきたスズメは無視するがネコには大反応。
雨や雷は大嫌いで、子供も嫌う。

こう書いているとどこにでもいそうでいない犬だったなぁって気がする。
体の小さい犬ではなかっただけに長生きはしないだろうとは思っていたが
こんなに別れが早く突然だとは思わなかった。
梨紀の場合もそうだったがししまるの死に最初に私が気付くだなんて思ってもみなかった。
ししまるを飼い始めた頃、実家をでていた私にとって実家には数えるほどしか帰ってはいなかった。
そんな私が見取ってしまうだなんて…。
もし、あの日病院に残してきていたら?
もし、あの日あの病院に行かなかったら?
もし、あの日ケガをしなかったら?
「もし」と考え始めると後悔ばかりで「これでよかったんだ」とは全く思えない。
人間もそうだけど別れは突然やってくる。
予想されていた別れと予想していなかった別れとつらいのはどちらだろう?
ししまるは我が家にきて幸せだったのだろうか。
その問いに対して母は「できる限りのことはしてきていたつもりだ」と答えた。
でも後悔はたくさんあった。

ししまるはとある本に登場してきた。
その本に作者さんと知り合ったのはあこが小学生の頃。
ししまるがうまれるずっと前の話だけれど
ししまるとは対面していないけれど
ししまるの死に対して会報誌に一言がのっていた。
それからそれを読んだ人から反響があったそうだ。
ししまるの詳しい死については書きたくないので書きませんが普通では信じられないような出来事だったのかもしれない。
ただ、他の人もあこ家族と同じように受け取ってくれたのには救われた気がした。

ししまるはもういないけれど
ししまるにはいろいろなことを教えられた。
ありがとう。

そしてここまで読んでくれた人にも
ありがとう。

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