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府教委-知的障害支援へ4校新設




09年度に仮校舎整備「豊能・三島地域」基本計画

大阪府教育委員会は、知的障害のある児童・生徒が増加していることから、2009年度から新たな府立知的障害支援学校の整備事業に着手する計画だ。
全体で4地域への新設を見込み、4校ともに09年度に仮設校舎・仮校舎を整備する予定。
また、「豊能・三島地域」の新設校に関しては新校舎の基本計画を行う。
基本的に各地域の府有施設を活用。
既存施設を改修・増築することで新校舎に充てる方針。
事業費を09年度予算編成の知事復活に要求している。

新設4校はいずれも、従来の「支援校」と「高等部だけで就労支援を目的とした「たまがわタイプ高等支援学校」の併設で計画している。
府有施設(閉校した高校跡など)の活用を基本とし、転用までに時間がかかるため、新校整備までの間は仮設校舎か既存施設を利用した仮校舎で対応。

第1弾となる「豊能・三島地域」には仮設校舎整備費7,575万円とともに新校舎の基本計画費2,150万円(既存施設の耐震診断を含む)を要求。
予算が認められれば、10年度は設計作業に移行する予定。

「北河内地域」には仮校舎整備費7,472万円と用地交換費など242万円を要求。

「中河内・南河内地域」には仮校舎整備費9,418万円を要求。10年度に新校舎の基本計画の着手を見込んでいる。

「泉北・泉南地域」には仮設校舎整備費7,601万円を要求。
10年度以降の新校舎の基本計画着手を見込む。



4校とも10年度から仮施設で生徒を受け入れる予定。
13年度までに全校で正式な校舎を整備する考えだ。

09年度予算への要求では当初3校の基本計画費を要望していたが、財務課長査定、総務部長査定でゼロ査定となったため、知事への復活要求で、「豊能・三島地域」のみに絞った。
教育委員会は、「これを認めてもらわなければ、現状の学校がパンクしてしまう。」と危機感を募らせている。


知的障害児童・生徒の増加は全国的な傾向で、各都道府県でも学校施設の整備が進んでいる。
府内では、08年度までの10年間で1.4倍に増加(1,032人増加)している。
今後10年間でさらに約1,200人増加する見通しだ。




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