コロガリ コロガル

コロガリ コロガル

PR

プロフィール

おうじょ

おうじょ

カレンダー

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

コメント新着

おうじょ@ Re[1]:16歳(07/10) マイヒトさんへ 読んでくれてありがとう!…
マイヒト@ Re:16歳(07/10) ただ読んでいるだけのこっちまで笑顔にな…
おうじょ @ Re[1]:再会と告白(07/21) マイヒトさんへ 読んでくれてありがとう!…
マイヒト@ Re:再会と告白(07/21) 久しぶりに読んだけど、改めてすごい文章…
ようこ@ Re[1]:勝敗を越えて(05/05) mayumiちゃん コメントありがとう。ほんと…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2008年02月20日
XML
カテゴリ: 日々徒然
たまには、フツーの日記を。

うちの幼稚園には「謝恩会」というものがある。
卒園時に親が先生への感謝の気持ちをこめて、
いろいろと趣向を凝らした宴を企画する。

昨年までは、それこそ、「出し物」のような
親自作自演の劇なども行われており、
そのために、何日もかけて企画、構成、練習をする
という恐ろしいパワーが注がれていたようだ。

理由に、今年からは企画ものは外注(ちなみに
今年は風船太郎さんのバルーンパフォーマンス)に
する、ということになった。

そもそも、こういう会は他の園では、行われているのだろうか。
それより、そもそもこういう会は必要なんだろうか。
必要なら、どうすれば「感謝の意」は伝わるんだろうか。

行事を運営する、各クラスの委員(小学校で言うPTA役員)
さんたちの集まりでは、きっとそういうことは論議されない
んだろう。

何年も行われてきた、慣例となった行事を根本から見直す
といった大胆な意見は、女の人ばかりの集まりでは、

あ、ここからまた、私の「女の集団嫌い」節だな。

そういう、言ったことにより、具体的責任が生じる類の
発言は、ほとんどの幼稚園ママはしない。
俗に言う「言いだしっぺ」にはなりたくないからだ。
だから、慣例、と慣習に則って、その慣例慣習には

批判は向けず、大きなゆるい流れに沿って、物事を
運ぶ。
このママたちの間に横たわる「大きなゆるい流れ」は
いったい誰が作っているのかが、はっきりとわからない
仕組みになっているのだが、そのくせ、「大きく」て
大概のママたちを呑み込んでいく。
私は、どうしてもその流れにうまく乗れず、いつも気がつけば
波打ち際で、見事な波乗りをこなすママたちを、
協力的でもなく、かといって冷ややかでもなく見ている。
時々、我慢ならなくなると、強引に船など持ち出して、
何人かのママを乗せて勝手な航海に出たりもするのだが。
もちろん、小さい船ながら、船長は自分とちゃんと名乗り出て。
少なくとも、発生源の見えない「大きなゆるい流れ」を作り出す
ことは、とてもじゃないけど私にはできない。

話を戻そう。
今日は、謝恩会のプログラム表を作る作業のお手伝い
を要請されて(強制ではなくて)、行って来た。
色画用紙を折って、葉書を挟む
きれいにカラー印刷された葉書には似顔絵ソフトを使った
各担任の似顔絵。
表紙にはパンチ式のカッターで均一に切り抜かれた、花や葉をのりで
貼る作業。葉の向き、花の位置はきっちり指定で。
表紙の子供の名前も、パソコンでシールにしてある。
どこかの披露宴のプログラムのように、きっちりと均一で
立派なプログラムが、人数分出来上がった。
どこかの印刷屋に発注したような、仕事の正確さ。

確かに、切ったり、貼ったり、はさんだり、
たくさんの手作業を介してできたものだったけど、
残念ながら、「心のこもった」ものには見えなかった。

そして、その仕上がりが、異様なまでにきちんとしていたのが、
私にはどうしてもどうしても、違和感が残った。

「何のために」


あのプログラムをみて、先生たちはおそらく
「すごーい」と確実に言うだろう。

でも、そのために??

謝恩会って。感謝の気持ちを伝える会なのでは。

感謝の気持ちってどうしたら、伝わるんだろう。
心のスタート点をうやむやにすると
到達するものも、ぼんやりとしたものになってしまう。

沢山のママ達で一人ひとりの気持ちはバラバラで、だからこそ
まとめるのは難しいんだろうけど、
その一人ひとりが自分の中の気持ちをちゃんと
確認してから行動にでないと、なんだかもったいない。

出来上がったものが、あまりにも立派だったので、
その時間と労力をもっと違う力に変えられたら・・
と思ってしまう。
やっぱり、私の偏見でしょうか。

なんだかヤな日記。

でも、いいこと一つ。
息子がサッカーで生涯初ゴール。それも2得点。
二年近くかかって、やっとこさ。

とにかく、ボールに対する執着心がなくて、
いわゆる闘争心もなくて、
いつ見てもサッカーしているというより、
勝手にグランドに降りてきた試合を見ているサポーター
のように、ボールとともにあっちへ走り、こっちへ走り。
それって、サッカー?と親の私は思ってしまうのだけど、
本人曰く「楽しい」から、まあそれでいいかと思っていた。

でも、何で急に2得点??
一応訳を聞いてみた。
やっぱり、急に闘争心が芽生えたわけではなくて、
彼曰く「先回り」を思いついたらしい。
それで、「先回り」を実践したら、簡単に2得点取れたと。
まあ、そういうレベルのお遊戯幼稚園サッカーだということだけど。

ちょうど、ケーキを焼いていたので、初ゴールのお祝いにして
ろうそくを立てて、ふーっとやってもらった。

いい顔。

それで、今日一日はめでたしめでたし。

以上、フツーの日記でした。















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年02月20日 21時39分11秒
コメント(2) | コメントを書く
[日々徒然] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: