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欲望に弱く、モラルが崩壊している。
人間の欲望、とくにお金儲けしたい欲望については、「人というのはお金を集め始めると必ず不必要なお金まで持ちたがり、退蔵する。物神礼拝で、お金という金色の神様にぬかずいてしまう。」
日本では、
品質より金儲け、姉歯耐震偽装。リコール隠し。談合の続発。
安全よりも金儲け。整備しないで飛行機を飛ばすエアーライン。
会社や組織の利益より個人の利益。銀行員が正規航空運賃で精算し格安チケットで差額を得る。
勝ち組の代表になる。らくに金儲けしたい。日現総裁も村上ファンドに投資して桁外れな利益を得ていても総裁の座に居座る。
モラル崩壊の理由は何か?
1、戦後、経済的発達が国の至上命令、一生懸命働いてお金儲けすることはいいことだ。戦後の復興のためなら弱い国をけ落として戦争特需も大歓迎し、経済を立て直せた。
2、官僚の率先した堕落
官僚政治が利益誘導のため企業を護衛船団のように率いていった結果、許認可から始まる絶大な権力を官僚が持った。
江戸時代からお上のすることに疑問を抱かない習性のある庶民。
官僚は内密に事を進める悪代官のように事を進め、身内の保身仲間内の金儲けのためなら何をしてもかまわないという体質が強化されていった。
お金があれば何でも出来るというホリエモン的なものが花開く土台は出来ていたのです
3、日本人の心から緊張感を完全にぬぐい去ってしまった。
働く方向や目的も失いなんとなくぼんやりする時代が続いている
こういう状態で抑えがなくなり、人間の根源的な欲望だけが肥大化し、自分の欲求を熱心に、堂々と追求するようになった。
昔はお金儲けをしたいと思っていても、その本音を建て前で包み隠そうとする羞恥心があったが、今はそれも失われた。
みんながやっているから、このくらいいいや。バレても大丈夫だよ。
もっとあくどいことをやっている政治家でも、目がくらんだ田舎の選挙区での選挙で勝てば禊ぎは済んだとか言って何度でも繰り返せるし、官僚も天下りで美味しいめにあえる。・・・そう思っているから、社会のモラルは壊滅状態、企業のトップから子供まで、物神礼参の拝金主義者の横行する情けに国になってしまったのである。
賞味切れの肉を総菜に加工して売るスーパー、いい加減な耐震強度の建物を売る社長
農薬まみれの野菜や産地偽装の牛肉を・・・。
お互いにだましあい何が生きていく本物があるのかが分からないのではないかと思う
『和をもってとうとしとする』(~協調性を重んじて個性をなくす)と『個性の尊重』(~個性個性とはき違えて利己主義になる)の相反する生き方が、結局はうまくいかなくなると崩壊の危機を進んでいくのである。