天使の羽根

天使の羽根

No Reason(土沖)


庭の木々で暑苦しく蝉が鳴いている。

自分の部屋の前の縁側で、庭に足を投げ出しブラブラさせながら、

仰向けに寝ていた。と、突然立ち上がってどこかへ歩き出す。

ほんの僅かな距離を歩きすぐ別の部屋に入る。

足音や物音を立てないよう中に入り襖を閉める。

部屋の持ち主は文机に伏せとても静かに眠っていた。

そっと近寄り脇に置いてあった羽織りを肩に掛ける。

僅かな重みに体が微弱に反応し、いつの間にか膝の上に居て顔を見下ろされて
いた。苦笑しながら小さく声を上げた。



「やだなぁ起きてたんですか?土方さん。」

「...部屋で寝てろと言ったはずだが?総司」

「ええ、だから寝に来ました。此処も『部屋』ですから」



ニコニコとして笑う。

心の笑わない偽りの笑顔をする総司。

笑う程にそれが酷く弱く痛く感じる土方。

それでも何も言わずただやり過ごす。土方の優しさ...。



「揚げ足取りめ。」

「良いじゃないですか、一人は嫌なんですよ。」


(あなたがいないと)


「何故だ?」

「何故なんでしょう...」


(貴方の横を歩きたいから、ずっと離れたくないから...)


「何か言いたそうだな」

「そんな事ないですよ、少し...眠くなってきただけです」


(口にしたいけれど、声にならない言葉・・・。)


『貴方と一つになりたい』


そんな夢のような事を考えていた。気付くと瞳は既に開かなかった。

「そのままで許してやるから寝な」

優しい声が遠くで聞こえ、唇に暖かさを感じた気がした。安心した・・・。


静かな規則正しい寝息を立てる総司。



「お前は本当の俺を知らなさすぎだぞ・・・。」



総司の顔を眺め長い黒髪を指でそっと梳く。

もう一度静かに口付けて、自分も横になるべく、膝の上に乗っている総司の
首下に左手をいれゆっくり後ろに倒れた。

総司と顔を合わせるようにし、寝顔を見つめる。



お前はとうの昔に気付いている。

俺の奥底にある闇に包まれた止めることの出来ない欲望という想いを・・・。

が、それは言う事はない。

お前が根負けして泣きついてくるのを待つから・・・。





「お前何を考えてんだ?」


寝顔を眺めながら一人愚痴ていた土方は半時もすると何時の間にか
そのまま眠っていた。













キリリク小説~

ごめっ!司しゃん;;ラブを目指したお昼寝目指したつもりが訳わかんなく
なっちゃった~(>_<)ラブを目指した私がオバカだった;;

難しいよラブ(>_<)ラブの指定はなかったけどお昼寝だったので何となく

ラブにしたかったんです;;

別のキャラの事考えながら書くもんじゃないっスね(:_;)

こんなんでゴメンネ司しゃん(はぁと死)
長月司サマに捧げます。


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