宮部 みゆき(みやべ みゆき)
本名:矢部 みゆき(やべ みゆき)
1960年12月23日 東京都江東区生まれ。
法律事務所勤務ののち、小説家に。
1987年、「我らが隣人の犯罪」でデビュー。
以後、『龍は眠る』(日本推理作家協会賞受賞)
『火車』(山本周五郎賞受賞)
『理由』(直木賞受賞)
『模倣犯』(毎日出版文化賞特別賞受賞)
『本所深川ふしぎ草紙』(吉川英治文学新人賞受賞
【 火車 】 |
休職中の刑事さんが、遠縁の男性に頼まれて、婚約者の行方を捜すことに・・・。最後まで、主人公を登場させずに、見事に書き上げた、業界では評価の高い作品だそうです。 山本周五郎賞受賞 お勧め度★★★★★ |
【本所深川ふしぎ草紙】 |
深川七不思議を題材に、7編の短編が書かれています。・・片葉の芦/送り提灯/置いてけ堀/落葉なしの椎/馬鹿囃子/足洗い屋敷/消えずの行灯 何度も読み返したい作品です。吉川英治文学新人賞。 お勧め度★★★★★ |
【堪忍箱】 |
蓋を開けたら近江屋に災いが降りかかる。絶対に中を見てはダメという黒い文箱には・・?下町に住む人達の、それぞれの人生が書かれた、時代小説八篇。堪忍箱/かどわかし/敵持ち/十六夜髑髏/お墓の下まで/謀りごと/てんびんばかり/砂村新田 お勧め度★★★★☆ |
【かまいたち】 |
宮部みゆきさんの、初期の作品です。江戸中期を舞台とした、中短編集が四篇書かれています。最後の作品は、ほのぼのした、心温まる、宮部さんらしい作品です。 お勧め度★★★☆☆ |
【震える岩 】 |
不思議な力を持つ「お初」。時代ミステリーの傑作長編です。読み応えのある作品です。ぐんぐんと、本の中に引き込まれ、ところどころで考えさせられ、奥の深い作品です。百年前に起きた赤穂浪士討ち入りも書かれていたり・・・。沢山の資料を研究されたことも伺えます。 お勧め度★★★★★ |
【初ものがたり】 |
本所深川の岡っ引き、茂七親分が、江戸の下町で起こる魔訶不思議な事件に立ち向かいます。 個性あふれる登場人物たちと織りなす人情捕物話の数々…。茂七親分の人物像にとても好感を持ちました。ほんわかと、暖かい時代小説。 お勧め度 ★★★★★ |