アン・わたしの部屋

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剣客商売シリーズ


剣客商売シリーズ
剣客商売:
剣術ひとすじに生きる白髪の粋な小男・秋山小兵衛と浅黒く巌のように逞しい息子・大治郎の名コンビが、剣に命を賭けて、江戸の悪事を叩き斬る。吉川英治文学賞受賞。シリーズ第一作。
剣客商売: 江戸に出たまま帰らない息子を探しにきた信州の老剣客へ温かい手をさしのべる秋山父子・・「老虎」。暴漢にさらわれた老舗の娘を助ける男装の武芸者・佐々木三冬・・「三冬の乳房」その他・・「鬼熊酒屋」「悪い虫」「妖怪・小雨坊」「不二楼・蘭の間
剣客商売: 男装をした佐々木三冬が、裸身を湯槽に沈めた時に突然襲いかかる無頼の浪人たち。しかし三冬は悲鳴もあげず、迎え撃った。男装の武芸者・三冬に芽ばえた秋山大治郎へのほのかな思いが書かれています。全7編。
剣客商売: 音もなく小兵衛の前に現れ、「秋山先生に勝つために」、八年ぶりに帰ってきたとうそぶく役者のような若侍の正体は? 次々と道場を襲い相手を一撃のもとに殺していく魔性の天才剣士と秋山父子との死闘を描く表題作。愛弟子に〔なれ合い試合〕の許しを求められ、苦衷を察して許可を与えた小兵衛が、皮肉にもその試合の審判を引き受けることになる「雷神」など全8編。
剣客商売: 秋山小兵衛の若き日の愛弟子が斬り殺された事件と、江戸市中の三か所で女が殺され、陰所と左の乳房が抉られていた事件。二つの事件の接点に浮かび上がった異常な殺人鬼の正体を、復讐の念に燃えた小兵衛が追う「白い鬼」。試合に負けたらその相手の嫁になるという佐々木三冬の話にうろたえる大治郎を描く「三冬の縁談」。もう一人の女剣士「手裏剣お秀」の登場など・・。
剣客商売: 秋山大治郎のことを思いながら夕暮れの根岸の里を歩んでいた佐々木三冬は、背中を斬られて逃げてきた女に小さな品物を託される。それが密貿易に係わるものだったため、三冬はその一味から狙われ、捕らわれて地下蔵に押し込められる。鬼神のごとくなって探し回った大治郎が奇蹟的に三冬を救出すると、父・田沼意次は、いきなり三冬を嫁にもらってくれと頼むのだった。
剣客商売: 盲目の武士をやさしくいたわる托鉢僧―旅の途中で出会った、年老いた二人連れが何故か秋山大治郎の心に残った。江戸に帰った大治郎は、偶然試し斬りされかかった件の老僧を助け、二人が二十八年におよぶ仇討ちの敵同士であることを知る。人知をこえたその絆の不思議さを描く「隠れ蓑」。小兵衛が小金持ちの隠居と見られて盗賊に狙われる「徳どん、逃げろ」など、シリーズ第7弾。
剣客商売: 足軽という身分に比して強すぎる腕前を持ったがために、うとまれ、踏みにじられ、孤独においこまれた男。秋山小兵衛はその胸中を思いやり声をかけてやろうとするのだが、一足遅く、侍は狂暴な血の命ずるまま無益な殺生に走る…表題作「狂乱」。ほかに、冷酷な殺人鬼と、大治郎に受けた恩義を律儀に忘れない二つの顔をもつ男の不気味さを描く「仁三郎の顔」など、シリーズ第8弾。
剣客商売: 親の敵と間違えられた大治郎がその人物を探るうち、秋山父子と因縁浅からぬ男の醜い過去が浮かび上る表題作など、シリーズ第九弾。
剣客商売: 10 わざわざ「名は秋山大治郎」と名乗って辻斬りを繰り返す頭巾の侍。窮地に陥った息子を救う小兵衛の冴え。シリーズ初の特別長編。
剣客商売: 11 相手の仕官がかかった試合に負けてやることを小兵衛に促され苦悩する大治郎。初孫・小太郎を迎えいよいよ冴えるシリーズ第十一弾。
剣客商売: 12 無頼者一掃を最後の仕事と決めた不治の病の孤独な中年剣客。その助太刀に小兵衛の白刃が冴える表題作など全7編。シリーズ第十二弾。
剣客商売: 13 大治郎の頭上を一条の矢が疾った。これも剣客商売の宿命か--表題作他、格別の余韻を残す「夕紅大川橋」など、シリーズ第十三弾。
剣客商売: 14 波川周蔵の手並みに小兵衛は戦いた。大治郎襲撃の計画を知るや、波川との見えざる糸を感じ小兵衛の血はたぎる。第十四弾、特別長編。
剣客商売: 15 恩師ゆかりの侍・井関助太郎を匿った小兵衛に忍びよる刺客の群れ。老境を悟る小兵衛の剣は、いま極みに達した。シリーズ第十五弾。
剣客商売: 16 小兵衛が関わった二十六年前の敵討ちを機に、運命を分かった二人の男。シリーズ最終巻。小兵衛は今も時折、二十六年前、門弟滝の仇討ちに立会った際の、相手方の助太刀山崎との死闘を思い出す。「生きていれば名ある剣客になっていたろうに」。そんなある日、蕎麦屋で見かけた崩れた風体の浪人は、敵討ちを成就し名をあげたはずの滝だった。そしてその直後、奇しくも小兵衛は、清廉に生きる山崎の遺児に出遇う。老境の小兵衛が人生の浮沈に深く思いを馳せる、シリーズ最終巻。
剣客商売番外編 秋山小兵衛を、おはるを、大治郎を、三冬を、愛する皆さんへ--。彼らを「事件」に当面させたとき、私は彼らの血が命ずるままに、ペンをすすめて行くよりほか、仕方がないのである(作者)--江戸・田沼時代。大川のほとりに、孫ほどの年の妻おはると融通無碍に暮す、老剣客・秋山小兵衛、体格も性格も父小兵衛とは対照的な大治郎、男装の武芸者佐々木三冬らが大活躍する、ご存じ〔剣客商売〕の魅力を徹底解剖。経験者も初心者も、大満足間違いなしの一冊。
剣客商売庖丁ごよみ
若き日の秋山小兵衛に真剣勝負を挑んだ小野派一刀流の剣客・波切八郎。対照的な二人の剣客の切り結びを描くファン必読の番外編。祖父の代から目黒に道場を構えていた小野派一刀流の剣客・波切八郎は、御前試合の決勝で敗れた秋山小兵衛に真剣勝負を挑み、小兵衛は二年後の勝負を約した。それを待つ身でありながら八郎は、辻斬り魔に堕ちた門弟に自首を促すことができずに成敗してしまう。道場を出奔し浪々の身となった八郎は、想いを通じた座敷女中のお信にそそのかされるまま、お信の敵、高木勘蔵を討つ。
剣客商売読本新装版 彼らを「事件」に当面させたとき、私は彼らの血が命ずるままに、ペンをすすめて行くよりほか、仕方がないのである(作者)--江戸・田沼時代。大川のほとりに、孫ほどの年の妻おはると融通無碍に暮す、老剣客・秋山小兵衛、体格も性格も父小兵衛とは対照的な大治郎、男装の武芸者佐々木三冬らが大活躍する、ご存じ〔剣客商売〕の魅力を徹底解剖。経験者も初心者も、大満足間違いなしの一冊。
江戸切絵図にひろがる剣客商売仕掛人・藤枝梅安
尾張屋坂江戸切絵図三十舗と細見京絵図大全及び大坂細見図に、「剣客商売」、「仕掛人・藤枝梅安」の舞台となった場所をプロットとしたもので、大名武家屋敷、町名、通り名、寺社、著名な料理屋が多数記載されている江戸案内ガイド。
ないしょないしょ 越後、新発田の剣客・神谷弥十郎の道場で下女として働いていたお福は、主人が暗殺されたため、下男の五平と一緒に江戸へ出る。が、新しい主人の御家人・三浦平四郎も、そして五平も、神谷を殺した無頼浪人の凶刃に倒れる。三浦に手裏剣の手ほどきを受けていたお福は、三浦の碁敵・秋山小兵衛の助太刀をえて、見事、仇を討ち果たす。数寄な運命を背負った女の波瀾にとんだ成長の物語。

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