SMAPに溺れてる人々の部屋

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バレンタインデー



といってももうこの年令になると特別ときめく事もなく、

一日が過ぎていった。

夕方友人とテーブルでお茶を楽しんでいると

どたどたと階段をあがってくる音がした。

「おかえりー」

『ただいま!!!!!!!お。。おかあさんっ!チョコレートもらったあ』

え?

ええええええ?!!でかした!我が息子!!よかったねええええ

で、「誰から?????」

わくわくする私と友人。

『えっとね そこ帰ってたら ○○さんから!!』

え?○○さん?○○さんって。。。。 

おばちゃんやん!!!!!!

がっかりしながらもあたしたちは、気を取り直して

「よかったねえ。。。」と素直に喜びを分かち合う。

ピンポ~~ン

次々近所の(私の)友人達からチョコレートが到着。

「よかったねえ。B」はげますあたしたち。

『でも全部おばちゃんやん』

意外と冷静な宇宙人B^^

それから私達は友人を送っていくため外出。

30分後、うちに帰って門をあけると

かきねの下に赤い箱が。。。

(おおおおおお!今度こそ正真正銘の女の子じゃああ!!)

それは同じクラスのちいちゃんだった。

箱にはへったくそな可愛い文字で

「B君 いつもありがとう。 もうおむかえこなくていいからね」  

???????

どゆこと?お迎え?

「お迎えって、どゆこと?」

理解できず質問するあたしに 宇宙人Bはすまして答えた。

「あのね、朝ね ちいちゃんを迎えにいってるの」


いつも姉宇宙人Aと その友達と一緒に出かけていくB。

でも女3人に囲まれて、いじわるされ、おいてけぼりをくらうことも

多々あるらしく、そういう時にどうもちいちゃんちに寄ったらしい。

それにしても知らなかった。

彼が女の子を誘って学校に行ってたなんて!!

それも、あたしにひとっこともそれを言わないなんて!!!!



やつは生まれつきのやり手である。

脱帽。

可愛いエクボをくぼませて

すました顔でさらりとそういう事をやらかす。

姉がいるせいで、女心をこころえている。

さすがあたしの息子じゃあ。

ちょっと尊敬しちゃったりする。

にやにやしながら 嬉しそうにチョコを並べるB。


でも。。。。

でもこれって振られたって事じゃない?

こなくていい、ってさ。

チョコレートを嬉しそうに並べて、数えて喜んでるBを横目で見ながら

小さい頃もてる人は大人になってもてない、

という雑誌で見た言葉を思いだしたりしたバレンタインデーでした。

                         完





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