~第2章~席替え


「何々???どした???」
------毎日こんな会話をしている。
だって、他に会話が思いつかないから。
千秋はこんな話し聴かされて飽きないのかな?
私ならすぐに飽きるはず。-----------
「・・ほ!嘉穂!」
『ぇ?』
「嘉穂ってば、最近ぼーっとしてるね。上杉とLove2だからでしょ!!!」
『いや・・』
(やだな。ぼーっとしてるなんて。。。大丈夫かなぁ?)
「今日、席替えだよぉ♪」
『ホントだ!!!正輝と隣になりたい!』
「そっかそっか。頑張れ~」
------くじ運は悪くも良くもない方だ。-------
(あ、正輝は3班か。私は・・・)
『げ!!!!6班!?』(ショック)
「嘉穂、何班?」
『6。。。』
「馬路ー?離れちゃった。」
『何班?』
「3。」
『良いなぁ』
「何が?」
『正輝と一緒』
「良いか?」
『変わって??』
「駄目だろ」
『。。。』
確かに駄目だなぁ。。。どうしたんだろう、私ってば。

------正輝とは席がすごく離れて、普通にしてたら人の頭がじゃまで見えなかった。正輝と千秋は隣で、千秋はよく見えた--------
「きゃ~ww」
(・・・?)
「もぉー!そんなんじゃないってばぁ~ww」
『ち・・・千秋?』
千秋が正輝とすごく楽しそうに話してる。
何で?千秋。何でそんなに高い声で笑ってるの?なんでそんなに上目使いしてるの?・・・・・・・・。
「ぉぃ、嘉穂!!!」
『え?』
声を掛けたのは嘉穂と同じ班で席がとなりの西尾シュンだった。
シュンは前から嘉穂のことが好きで、一度嘉穂に告白してあっさり振られている。
「班長、お前で良い?」
『嫌』
「何で。じゃぁ誰がやんだよ、あ?」
『シュンがやりゃ良いジャン?』
「嫌なんだってばー」
『あたしも嫌。松島さんは???』
「ぇ!!嫌・・です。」
『そんな遠慮がちに言わなくて良いよw』
「じゃぁ俺がやったる!」
『え!?いいの?じゃぁ薫で決定♪』
班長に立候補したのは、後ろの席の東城薫だった。
(正輝と同じ班じゃないけど、楽しくなりそう♪)
そんな中、嘉穂の心を締め付けるのは千秋の甲高い声と間々に聞こえてくる正輝の楽しそうな声だった。



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