すずめ、月へ飛ぶ

すずめ、月へ飛ぶ

ナウなことわざ


言葉。ことば。コトバ。
生まれては消え、また生まれ。
淘汰され、語り継がれていく言葉。
懐かしく振り返る言葉。

伝える、表現するための媒体。
ファッションの手段。
時代を映す鏡。

私は言葉が好き。

中でも。

ことわざが好き。
意味が分からないようなことわざが好き。

例えば。

二階から目薬・・・しないよそんなこと。
棚からぼたもち・・・落ちてきたら怖いよ。
鴨がネギ背負ってくる・・・かわいい、見てみたい。
かっぱの川流れ・・・伝説のかっぱを見られただけで幸せ。
風が吹くと桶屋が儲かる・・・桶屋はないだろうそんなに。

などなど。

現代。
ことわざを使う洒落た人はいるのだろうか。
学校では試験に必ず出て、必ず覚えさせられたし。
たくさん覚えたやつは偉かったけれど。
今。
使う人いるのかな。

「ちょっとさあ、それは虎穴に入らずんば虎子を得ず的だよネ」なんて聞いた事もないし。
「秋の日はつるべ落としサ」と言えば、「つるべって何?笑福亭??」「それは鶴瓶だヨ」なんて大人な駄洒落は通用しないはず。

そこで。
私は現代的な新しいことわざを作ることにトライした。
結局ことわざの中の言葉が、現代の若者の感覚にマッチしない事が、現代人のことわざ離れの一因になっているとの推測からである。

お恥ずかしいがここに記そう。

「立ってでもスタバ」・・・「腐っても鯛」と同義語。近所に空いている喫茶店はあれど、それでも敢えて混んでいてくつろげなくてもいいからスターバックスでコーヒーが飲みたいという若者心理を的確に表現している(つもり)。

「イケてない、スタイリスト」・・・「医者の不養生」「紺屋の白袴」と同義語。他人をセンスよく仕立てるスタイリストでも、自分はあまりセンスよく洋服を着こなしているとは思えない、ドン小西にこそ捧げたい衝撃的なことわざ。

「引田天功、火に包まれる」・・・「猿も木から落ちる」の意。数々のイリュージョンに成功した世界の引田天功でももしかしたら火に包まれてしまうかも知れないという警告。どちらかと言えば「油断大敵」に近いかも知れない。

「無料メールで上玉の彼女が出来る」・・・「えびで鯛を釣る」と同義語。

「宮川花子のしゃべり」・・・「立て板に水」まんまですね(^_^;)

「家のラーメンよりラーメン屋のラーメンの方がうまい」・・・「餅は餅屋」

「顔のアブラで天ぷらが揚がる」・・・「ヘソで茶を沸かす」ああん、絶対意味が違う。

「出不精も外出すればマクドナルドに行き当たる」・・・「犬も歩けば棒に当たる」の意。棒ってなんだろう。電柱?

「ラブレター取り返せず」・・・「覆水盆にかえらず」と同義語。振られた後、どんなに恥ずかしくてもそのラブレターは返ってこない。堂々としていろ。

「合コンも30回行けば彼氏ができる」・・・「石の上にも三年」または「下手な鉄砲数打ちゃあたる」、どちらにも捉える事ができる。

「売れない芸人と結婚する」・・・「一寸先は闇」のほぼ対義語。「自称ミュージシャンとの交際」でも意味は同じ。

「交際前の性病検査」・・・「転ばぬ先の杖」「石橋を叩いて渡る」の意。何事も勢いだけでは続かない。事前の注意深さが後々の安心を生む・・・ハイ、わかりました。


以上、一例にしか過ぎないが、若者感覚のいいことわざが出来たと自負している。

しかし考えてみれば、何故例えなければならない必要があるのだろうか。
日本人はダイレクトを好まないからだろうか。
京都の人が「お茶漬け食べますか?(帰れの意味)」と聞くように、やんわりとした言い方が好まれる土地柄なのだろうか。

いつか私のことわざをポピュラーなものに出来たら・・・。

みなさんもいいのが出来たら教えて下さい☆



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: