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日記で激怒されてます

国(法務省)がプライバシーを守らないなんて困りますよね Wed. 06.09.2004


法務省から、子供たちの国籍・戸籍に関する情報が流されたことに、大変、驚いています。
私たちのプライベートとは、一体、何なのでしょう?
高田や私は顔や名前を出して仕事をしている人間ですが、子供たちはまったくの一般人です。しかも、まだ生後6ヶ月の未成年なのです。
国がこういった個人情報を、本人(あるいは保護者)たちに一言の断りも連絡もなく公表しても構わないということなのでしょうか。

私たちが犯罪を犯したのなら、もしくは「関東在住の40歳前後の夫婦」というような匿名を使っての発表ならともかく、これは忌々しき問題でしょう。
私たち夫婦が発表するのと、国が勝手に発表するのとでは、まるで意味が違います。

法務省の担当官とやりとりをしている間も、ずっと感じていたことがあります。
それは、「私たちを国民として、人間として、扱ってくれてはいない・・・」というやりきれなさでした。

電話をしても取り次いでもらえない(他の電話に出ているとか、会議中なのでとか、伝言を残したにもかかわらず、もう帰りましたとか・・・)、FAXを送っても返事がもらえない、面談を申し込んでも、「一度、会ったので充分です。二度と会うつもりはありません」と拒否され、「代理人を差し向けるのなら、口頭にて答えてもいいですよ」と注文され、「しかし、文書による説明は絶対にできません」と突っぱねられ、文書を作成しない理由ひとつ教えてもらえないという対応をされてきたのです。

私たちは、まだ出生届不受理の経緯を聞いていません。
区役所から連絡があり、「提出されていた書類を返却したいのですが、いつがいいでしょう。区役所に取りに来ますか。自宅へ届けましょうか。郵送もできますよ。え? ご主人が海外出張から帰ってからにしてほしい? 10日間も待てないのですが・・・」と、告げられたところまでの状況です。
もちろん、強引に待ってもらっていますよ(笑)。
私もこう見えて身体が弱いので、いつ命尽きるかわかりませんし、こういった大切なやりとりは夫婦2人でひとつひとつ確認していくことにしていますから。

昨夜、高田がブラジルから帰国したので、これから区役所へ連絡し、今後の手続きについてアポイントメントを取ろうと思っています。
区役所かどこかで区役所戸籍課の人と会うときに、不受理証明書が手渡されるのかもしれません。
不受理証明書には、その結論へ至った理由について一行のみの説明が書き添えてあるらしいのですが、まさか、無言で渡されるわけではないでしょう。
夫婦2人で、いろいろ説明を聞いてきたいと考えています。

それまでは、お話できることが少なくてすみません。
いつか、きちんと、ご報告したいと思います。

なお、自宅での取材は本当に本当にできません。
子供を抱っこする関係上、ファンデーションも何もつけていない私の顔は、普段にも増してお見苦しい限りでございます故、是非ともご了承くださいませ。

それでは、失礼します。

                                    高田 亜紀 



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