愚痴日記

愚痴日記

2歳2ヶ月から


待機の子供達を集めて、月に2回親子と
保育士、心理士が一緒に遊んで、アドバイスを
もらう教室に通いはじめました。
(生後3ヶ月のモモも一緒です。折りたためるベビービョルンの
ベビーシッターを持参しそこに寝かせていました。)

また無認可の保育園にもいくつか見学に行き、アオを
受け入れてもらえるか探りました。主治医からは、注意点だけ話し、
診断名は伝えなくていいでしょうとのことでしたので、
そうしました。
結局2つの保育園で受け入れてくれるという返事をもらい、1つに決めました。

ただ入園させるのにすごく気になることがありました。
それは、手をつなげないことと、公園などからふらーっと
出て行ってしまうことでした。
手は2ー3歩はつないで歩けるのですが、すぐ振りほどいてしまいます。
そこの保育園は園庭がないので、大きい道路を渡って、公園に散歩に
いくので、それをどうしたもんかと思いました。
もう2歳の子が赤ちゃんが4人乗れるバギーに乗るのも難しいし、
手をつないで横断歩道を渡るなんて夢の世界でした。

保育園に入園するまでの数週間早朝だれもいない公園へ行き、
モモをA型ベビーカーに乗せて、それを押しながら、
アオの手をとり、ひっぱりながら、公園の中を
ぐるぐる回りながら練習しました。(泣きながら)
でもすぐに手を振りほどいてどこかに
行ってしまう毎日でした。練習したってできるようには
ならないとわかっていながらもやらずにはいられなかったのです。

公園での練習もうまくいかないまま、なかばあきらめかけたある日、
急に、手を振りほどかなくなったのです。「え?」とこちらが
びっくりしてしまいました。でもその日を境に手をつないで
歩けるようになりました。でも私はいまだに振りほどかれるのが
怖くて、手首からぎゅっと握って歩いています。(多動系の母の定番ですね)

アオは2歳過ぎまで手をつないで歩けませんでしたし、
親のことを待っててくれたことはありませんでしたが、
モモが生まれて、1歳すぐに歩行を始めると、数歩歩くと、
親の方を振り向き、待っていてくれて、自分から手を
差し出してきました。「ホーっ」を感動しました。
子供って留まっているものなんだあ。
(健常児ばかり育てているひとにはこの感動は味わえないでしょう)


多動気味なこと、公園での飛び出し注意を
保育園に伝えて、アオも保育園生活が始まりました。
母親のことはまだ道具でしかありませんでしたので、
母子分離は当然スムーズに行きました。

しかし、お昼寝はしばらくうまくできませんでした。
抱っこしたり、バギーに乗せたり、いろいろしてくれたようですが、
なかなか眠れず、でも数週間たつとお昼寝もできるようになり、
保育園生活にもなれてきたようでした。
癒しキャラで先生達にもかわいがってもらいました。

そうしてる間に、2歳4ヶ月頃より単語がポツポツではじめました。
「多動もまだまだピークは越えませんよ。」という主治医の
発言をよそに、待っててというと、待っていられることも
増えてきました。少しずつ言葉の理解が増えていたのだと思います。




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