愚痴日記

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娘モモが生まれて


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   わが娘モモは兄アオが2歳の時に生まれました。モモが生まれた時には
   親の中ではアオの障害は(診断前でしたが)確かなものになっていま
   したので、生まれたばかりのモモを抱えて表面上は平静を装いながらも、
   アオの病院にもいけず、悶々とした日々を過ごしていました。



   アオ2歳1ヶ月、モモ1ヶ月の時にアオの診断がつきました。それからは
   通園の申し込み、月2回の待機グループへもモモは首も座らない頃から
   連れまわされることになりました。



   通園が始まってからも、最初2ヶ月は母子通園なので
   モモをおんぶしながら通園しました。
   今も母の勉強会、面談、行事などすべてモモも一緒に通園しています。
   勉強会や療育の内容によっては、兄弟児も保育してくれたり、行事にも
   参加できるので、モモはアオの通園施設、先生が大好きです。



   そうやってアオの療育に夢中になっているうちに、モモは1歳0ヶ月で
   歩行を始め、単語を話し始め、アオがしなかった親の目をはっきりと
   見つめながらいたずらをしたり、模倣を始めました。

   アオとはあきらかに違うと安心しながらも、この子も自閉傾向があったら
   どうしようと小さい事も気になったりして、夢にうなされたり、
   アオの通園の言語聴覚士に相談したり、母の妄想は尽きません。
   モモの自閉症だったとしても勿論かわいいわが子に変わりありませんし
   アオと同じように育てていくつもりではいるのですが、
   いろんな意味でもっと強くならなければならないと思います。


   アオの保育園入園に伴い、モモも母が仕事の日(週2日)は
   保育園(アオとは別の無認可保育園)に通っています。
   アオの事に意識が向きがちなので、アオがいなくて、モモと過ごす
   時間を大切にしようと思っています。

   でもモモは親の振り向かせるためなら手段を選ばないという感じなので
   実は今は年齢的にもモモに手が予想以上にかかり、訴えの控えめな
   アオの方が我慢させられている気がします。
   普通の兄妹でもそうでしょうが、バランスが難しいです。
   アオの主治医からは「アオくんの事は気にしてくれる人が大勢いるので
   意識してモモちゃんに手をかけてやるぐらいで丁度いい」と
   言われています。


   今のところモモはお兄ちゃん大好きです。
   アオもモモの事をすごく意識するようになってきました。
   兄妹がいることはよい点、悪い点両方あると思いますが、
   アオにとってはよかったのではと思っています。
   将来的にモモにとってはどうなのかわかりませんが、
   基本的にはアオの事を好きでいてくれたらいいなあと思っています。










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