「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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青空日記
感染細胞修飾機構分野 1
マラリア・アフリカトリパノゾーマ症(睡眠病)・アメリカトリパノゾーマ病(シャーガス病)リーシュマニア症、腸管原虫感染症の原因となっている病原体の生物学的特徴とそれに基づく疾病を理解する。
流行地域において予防、診断、治療をすることができる。あるいはそれらを指導することができる知識・技術を修築することを目標とする。
行動目標
1、原虫の生活環境を基にした感染ルートを説明できる
2、特徴的な症状と病態を説明できる
3、診断の方法を実施できる
4、治療の方法と適応を述べることができる
5、感染の予防とコントロールを述べることができる。
↑(T-T)えーそんなの全然知らなかったよ・・・・。
ってかできないし・・。
とりあえず、マラリアといきたいところだけど、これは気分が乗らないので
↓からいってみよ!
<アフリカトリパノゾーマ>←眠り病って奴・ツッツェバエの吸血が原因
100年前はスリム病とよばれ、とても恐れられていた(差別されていた)
予防薬は現在もない
コッホ(細菌学の父)が、ビクトリア湖周辺で病原体の研究をしたが、確定できなかった
数年後に、南アフリカトリパノソーマを、ブルースが見つけた(T. brucei)
初めは風邪症状と、むしろ不眠になる。末期になると意識障害から昏睡へ。衰弱してやせ細り、死亡
中・南アフリカに分布。南アフリカには今はない
ザンビアにも今はいないらしい(ツェツェ蠅が)
牛・羊・ヤギなどの家畜に感染する種もある。するとやせ細って、肉もとれず流産を繰り返し、やがて数ヶ月で死んでしまう
アフリカを衛星写真で見ると、緑のあるところと、ツェツェ蠅がいる所は、見事に一致する。だから、そこには動物を持ち込めない
侵淫地域では、ダマ牛(Tripanotolerant cattle)が飼育されている(ある程度は生き延びる)
ツェツェバエの特徴
羽がたたまれていて、家ハエのように三角形にならない。吸血する鼻が長い
ハエは長いくちばしを、吸血するときに皮膚に差し込む。その、ノズルの途中にトリパノソーマが巣を作っていて、体内に注入される
雄も雌も吸血性で、ヒトから血を吸うと、体重が倍くらいになる
Tsetseが刺すのは夕暮れ時。雄も雌も吸血する。虫除けは多分あまり効かない
ジープの中にも平気で入ってくる。刺されると猛烈に痛い
4種類あるが、ヒトに感染するのは、T.bruceiのみ。その中に3種類ある。亜種は動物や植物にも感染する
ツェツェ以外の吸血昆虫で媒介されるものもあり、ツェツェがいなくても、家畜には感染しうる
侵淫度を調べるときは、100匹にハエの中に5匹以上、トリをもっているものがいれば、侵淫とする
服を通して刺す。青い色(Navy blue)に向かって飛んできて、黒い色に止まる。ジーパンは不可
川に入って漁をする時や、田植えでも感染する。中国の田植えプロジェクトで感染者増大↑ツッツェバエが好きなところだから
探検家リヴィングストンが、4回目のアフリカ探検で行方不明になり、スタンリーが1871年に探しに行ったが、見つかったはいいものの、その探検のせいで、病原体がアフリカ全土に広がった
らくだに乗ってアフリカの外へ、中東を経由してアジアに広がった(家畜に感染する腫が)
アジアではほとんどの国で蔓延していて、流産の原因や死亡の原因になっている
患者数
1920年代には70万人位いて、植民地政策に伴うVector Controlで1960年代には患者数が激減したが、アフリカの独立運動によって貧しくなった諸国はトリパノソーマ対策を行えず、患者数は増加に転じ、現在は1920年代レベルに戻っている
どうやってコントロールするか
患者を早期に発見して治療すること
Vector control・・・今はこれが一番有効な方法
免疫学的予防、薬による予防、病気に強い家畜を作る・・・すべて失敗
<診断・症状>
指された場所がおできの様に腫れる(痛みはない)
発疹が出る。局所のリンパ節腫脹
周期的な(あるいは非周期的な)発熱、頭痛、筋肉痛、全身倦怠感
リンパ節腫脹(アメリカの奴隷商人たちは、首に腫瘤のある黒人は、奴隷船の中で死んでしまうことを、経験的に知っていた)
Sleeping sicknessの病態としては、Meningo-encephalitis(脈管炎)
末期には、頭痛~睡眠障害~異常行動(精神病のような)~昏睡~死
慢性の発熱、体重減少、全身のリンパ節腫脹・・・まるでAIDS
<Rhodensian Sleeping Sickness>
5日間から数ヶ月の潜伏期間の後、高熱と原虫血症が3~9ヶ月続き、徐々に傾眠傾向となり、最終的に昏睡上に陥って、衰弱死する。
<Gambia Sleeping Sickness>
数年間の潜伏期間。その後、数ヶ月から数年の経過で慢性的に原虫血症を繰り返し、段々睡眠状態から衰弱死する。
不顕性感染はほとんどない。無治療だと、80%が死亡する。
刺した場所の皮疹があれば、そこから採血したほうが原虫が見つかりやすい。もちろん血中にもいるが、抗原変異がマラリアのように臨床症状とリンクしていないので、(だいたい数日から1週間のペース)原虫血症のレベルが低いときに採血すると、発見できないことがある。標本はCSF(遠沈して)でも末血でもギムザ染色でみる。
このトリパノソーマは、恐らく中枢神経にしか行かない。
<チャンカ>
刺された部位の皮疹。リング状の白斑を形成し、中央部は水泡化する。体のどこにでもできる。約2週間で消えてしまう。(これがないからといって、否定はできない)
<血液検査>
毛細管に採血して遠沈する。貧血を伴うことが多く、Hctが低下している(20%以下は危険:家畜では)血球成分と血清成分の間の層(Buffy code)に原虫が集まっている。そこを検鏡する
血中に原虫がいたら、CSFを採取する。髄液中にいなければ前期、髄液中にも原虫がいれば、末期
その所見によって使用する薬剤が違う
モノクローナル抗体を使った抗原検出用凝集反応(市販化されている
<薬>
治療薬は、数十年前に開発された薬しかない
前期には、Suramine、Pentamidine isethionate(レジスタンス少ない、コントロールは可能)
末期にはBBBを通過する薬剤が必要だが、副作用がとても強い。5~10%が副作用だけで死ぬ。実際は治療を行っても、ほとんどが死の経過をたどる
表面抗原の変異は1000回以上可能で、順番も決まっていない。ワクチン開発は多分無理
トリパノソーマは細胞内には入らない
現在、新薬は開発されていない(DNDiは、しているかもしれないけど
<Vector control>
昔は殺虫剤を空中散布した上、地上にも撒いた。効果はあったが土に残る有毒物質なので、現在は行っていない。
一番有効で現在も行われているのは、Tsetse trap 青の布で虫を集めて、黒の布に止める。ハエは次に飛び立つときに垂直に飛ぶので、上部に網を付けておいて、その中に殺虫剤を入れておく。これを、8個/km3 設置する。一日に6000匹くらい捕れる。現地で生産することで、地元民の雇用にもつなげることができる。
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