井上陽水・・・5月の別れ

風邪の言葉に諭されながら
別れゆくふたりが5月を歩く
木々の若葉は強がりだから
風邪の行く流れに逆らうばかり

鐘が鳴り花束が目の前で咲きほこり
残された青空が夢をひとつだけ
あなたに叶えてくれる

いつか遊びにいきたいなんて
微笑みを浮かべて5月の別れ
月と鏡はおにあいだから
それぞれにあこがれ夜空をながめ

星の降る暗がりでレタスの芽がめばえて
眠りから醒めながら夢をひとつだけ
あなたに叶えてくれる

果てしなく星達が訳もなく流れ去り
愛された想い出に夢をひとつだけ
あなたに残してくれる



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