arisize room

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情けない顔 +3




            情けない顔があった

            見たくなかったけど
            出かけなくちゃならないから
            最後の身だしなみに
            情けない顔を見直した

            相変わらず
            情けなかった

            無理矢理に笑ってみた

            余計、情けない顔になった

            笑うんじゃなかったと後悔しながら
            出かけた

            そして、僕は
            この情けない顔で

            最高の笑顔を送った






            『自由』


            自由が私を束縛しています。


            自由は自由なんかじゃない


            この世の中で

            自由という言葉が1番自由じゃないのです。


            自由というなの不自由な鎖が

            私の足に絡みつき

            ガラスの階段が上れません。


            その鎖は私が自分にかけた

            自由という名の枷だから

            いつまでも外れないのです。


            既に、鎖は錆びていて

            外れかけていても

            私はそれに気が付かないでいます。


            誰か・・・

            鎖が頑丈になる前に

            私に外れかけている事を

            教えて下さい。






            『太陽に晒されて』


            大地の上を駆け回り

            雲1つない空の下


            仲間に囲まれて

            笑いの絶えないフィールドで

            あなたの声だけが私に届く


            太陽に晒されて

            私は強くなる


            想いは募るばかりに

            懸命に走り抜く


            あなたの笑顔に晒されて

            私は優しくなる


            あなたという名の

            太陽に晒されて・・・






            『雲の隙間』


            空一面の雲が流れていた
            その隙間に光があった
            光に吸い込まれるように
            雲は上っていっていく

            その先には何があるのか

            空だ
            掛け替えのない空だ

            雲の隙間の果ては
            きっと、きっと、きっと
            孤独と無縁の世界だろう

            思考回路を壊すかのような
            鮮やかさな白さと
            金色の夕焼けと
            染まりきらない群青は
            私を1人にしていく

            あの雲の隙間に行きたいと
            私の思考は固まったまま

            私は空から目が離せなくなってしまった


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