飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸

飽和脂肪酸 と 不飽和脂肪酸


 脂肪酸の構造

脂肪酸は鎖状に並んだ炭素骨格を持っています。

一つの炭素原子は他の原子と結合できる4本の腕もっています
この4本の腕が1本ずつ他の原子と結びついているものを、飽和脂肪酸といいます。

不飽和脂肪酸は、炭素同士が2本の腕で結びあう二重結合(不飽和結合)をもつ脂肪酸をいいます。



 飽和脂肪酸の特徴

飽和脂肪酸は、きちんと結びあっているため、酸化しにくく、安定性があります。
常温では固体であることが多いです。

ラウリン酸
ミリスチン酸
パルミチン酸
ステアリン酸

などが飽和脂肪酸です。

油で多くふくまれているのは、 ココナッツ油、パーム油、牛脂、米ぬか、木ロウ などです。

 不飽和脂肪酸の特徴

不飽和脂肪酸は安定性が悪く、酸化しやすい脂肪酸です。
常温で液体のものが多く、人体の皮膚に近い状態性質をもつため、アロマテラピーをはじめ、食用としても様々に利用されます。
食品として摂取すると、コレステロールを下げる働きがあります。

二重結合の数が多いほど、安定感が悪くなり、酸化しやすくなります。
二重結合が1つのものを、一価不飽和脂肪酸
二重結合が2つのものを、二価不飽和脂肪酸
二重結合が3つのものを、三価不飽和脂肪酸・・・と
二重結合の数によって、○価不飽和脂肪酸とよばれています。

さらに、2個以上もつものについては、多価不飽和脂肪酸とよばれています。

一価不飽和脂肪酸・・・オレイン酸・・・オリーブオイルなど
二価不飽和脂肪酸・・・リノール酸・・・ごま油、米ぬか、綿実油など
三価不飽和脂肪酸・・・rリノレン酸・・・月見草油など

 必須脂肪酸

さらに、脂肪酸のなかで、体内で合成できない脂肪酸や、合成できるが、食品から摂取した方が望ましい脂肪酸を必須脂肪酸といいます。

リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、EPA、DHAなどです。

 脂肪酸と石鹸

リノール酸やリノレン酸は、必須脂肪酸であり、皮膚にとっても有効な働きをします。
肌に優しい石鹸にするには有効な脂肪酸ですが、安定性が悪いことと、入れすぎると柔らかく溶け崩れしやすくなるので、硬くするようなオイルや安定性のあるオイルと組み合わせるといいと思います。
また、高価なオイルも多いので、多すぎると負担に成ることと思います。
鹸化率を多くするなど工夫が必要です。



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