鹸化価と鹸化率

鹸化価


石鹸の出来る仕組みを理解

石鹸は、油脂を苛性ソーダや苛性カリで鹸化という化学反応させて作ります。
(詳細は、石鹸とは?等を御覧下さい)

油脂を石鹸に反応させるのに必要な苛性カリの量のことを、鹸化価といいます。


鹸化価とは

鹸化価とは、

1gの油脂を鹸化するときに必要な苛性カリ(水酸化ナトリウム)の量をmgで示したものをいいます。

固形石鹸を作るときは通常、苛性ソーダを使うのでさらに換算しなければなりません。

換算値 40.0 / 56.1  (計算すると 約 0.713)


油によって鹸化価は変わります。

また、本来は生産年、収穫地域によってもそれぞれ違います。


よって石鹸を作るときに 必要な苛性カリの必要な量の計算式は(固形)、

油脂の量 × 鹸化価 × 0.723 ÷ 1000

という式ができます。

これで作ると、鹸化率100%の石鹸ができることになります。
正確な鹸化価を知るのは難しいことです。
先程述べたように、 鹸化価は生産年、地域によって微妙に異なるため、
それが正確にわかるオイルを手に入れようとすると、高価なものになってしまうこともあります。
また、苛性カリの量が多くなり、鹸化出来ずに石鹸の中にのこってしまうと、
肌に刺激を与えることになり、使うことができません。

そこで、どのくらいの量の油を鹸化させずに残すか=鹸化率、ということを計算します。


 鹸化率とは?

油脂を鹸化させる量を%で決めたもの。(ディスカウントともいいます)
油脂をすべて鹸化させずに残すことでその油脂の特性をそのまま残すこともできます。
鹸化率があまり低すぎると、石鹸にならないこともあります。

通常、85%~95%で作ります。

そこで石鹸を作るために必要な苛性ソーダの量 

油脂の量 × 鹸化価 × 0.713 ÷ 1000 × 鹸化率(例 85%)

となります。

それぞれの オイルの鹸化価 はこちらを御覧下さい。

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