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by お花の写真
こんにちは。
今日は朝からとても蒸し暑いです。
多分、明日は雨
肌は湿気で潤ってますけどね~。。
今夜はソーメンにしようかしら、青しそ入れて・・・と
サッパリ系がほしくなりますが
こってり系も食べないと夏バテしやすくなるんですよね。
本日は日本のハーブシリーズです。
よろしくおつき合いくださいませ
オトギリソウ
全国各地に自生し、中国、朝鮮半島にも分布する
オトギリソウ科の多年草
野原、丘稜、山林などで生育する
別名 オトギリ、タカノキズグスリ、ヤマセンブリ
この植物の漢名が決まるまで時間を要したらしいですが
「和漢三才図会」(1713)には
弟切草
とあるようです。
その由来は
花山院の時代に晴頼という鷹匠がいて
鷹の怪我の治療に
この植物を使って治療をしていたそうです。
人々が薬草の名を訊ねても
それを秘密にして決して口外しませんでした。
しかし、ある日
実弟がその秘密を漏らしたのを知って怒り
弟を切った
(漢文からの意訳が元の逸話)
ということから。
ん? 狭量な兄に問題があるのか
正直者で性格の良い弟?
それとも
弟は買収された?
なんて妄想が・・・ ^^;
そういえば
随分前に「弟切草」という怖そうな邦画もありましたよね。
(観てないけど)
薬 用
生薬名 小連翹(しょうれんぎょう)
主成分はタンニン
6月から8月にかけて全草を採取して日干しにする。
止血・はれものに
乾燥した全草10~20gを煎じて
その汁で患部を洗う。
月経不順・鎮痛に
乾燥した全草2~4g(1回量)を
水300ccで半量になるまで煎じて服用する。
タンニンの他にも
ヒペリシン
という 特徴的成分
を含みます。
この成分をつけて紫外線に当たると
ひどい炎症を起こします。
オトギリソウの切り口から滲出する赤い汁には
気をつけて下さいね。
草食動物が
この植物を食べて酷い皮膚炎や脱毛を起こしたのは
ヒペリシンの作用だと言われているようです。
また
死んでしまうとか。。
名前だけでなく、成分としても
コワイ映画にこじつけられそうな植物ですね。
花言葉も暗いイメージばかりなので
省略します^^;
でもね
このオトギリソウのお仲間はたくさんいるのです。
金糸梅もそうですね。
大ぶりの黄色いお花がきれいですよね。
園芸種ってたくさんあるのではないでしょうか。
セイヨウオトギリソウもきれいです。^^
花後の赤い実は
よくフラワーアレンジメントにも使われていますよね。
ちょうど、今が花期。
夏の間、あちこちで黄色い花を見かけます。
お仲間の中でアロマで馴染み深いものは
同じ属名でも学名が違う
セントジョーンズワート(ハイペリカム)
この植物の
インフューズドオイルを使用します(浸出油)
中世ヨーロッパでは
十字軍が止血や打撲の薬として使用していたらしい。
今でも
打撲や筋肉痛、関節炎、捻挫、神経痛、リウマチ など
皮膚から 深い部位の痛み
などの緩和に
局所的に使うようです。
スポーツ選手のトリートメントなどにも良く使われます。
赤い色をした、ちょっとお高いオイル。
また
オイルの他に ハーブティ
としても有名ですよね。
こちらは 「こころ」
に作用します。
抗うつを緩和するハーブティとして有名です。
何種類かとブレンドするのがおすすめ。
(参考)山野草カラー百科
では、また
温度が22度なのに、なんでこんなに暑いのーー!!
と思ったら
湿度が94% !!
みなさま、熱中症に気をつけてお過ごし下さいね。
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