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連日の猛暑、夏バテなどなさってませんでしょうか。
居住地域の気温は32℃ですが湿度が80%。。
内陸部の気温はもっと高いはず。
しんどいですね。。
さて
夏休み中は上映メニューが大人にはしょぼいのですが
ちょっと気になる映画があったので行ってきました。
ロシアでは上映禁止
になったそうです。
◆
Story
舞台は1953年の旧ソ連今夜も「リスト」を片手に命令を下す独裁者スターリン。
「粛清」という恐怖政治でソ連を支配していた彼はある夜、自室で笑いをひくつかせたまま昏倒してしまう。
翌朝、○○まみれで発見され
ただちに駆けつけた中央委員会の側近たち。
さて、どうする。
医者を呼ぼうにも有能な医師たちは
スターリンが毒殺を恐れ粛清してしまったので
一人もいない。
とりあえず
ヤブ医者たちを拉致し診断にあたらせるが
スターリンはあっけなく死去。
喜ぶ側近たち。
ここから、後継者をめぐりブラックすぎる椅子取り合戦がはじまります。
暫定的なスターリンの代役には
補佐役の、ちょっと頭の鈍いマレンコフ(右)
第一書記のフルシチョフは
ベリヤに葬儀責任者を押し付けられ
外務大臣、貿易大臣、労働大臣、国防大臣たちの他に
勲章がめちゃくちゃ自慢の
陸軍元帥ジューコフまで政権バトルに介入してくる。
お互い嘘をつき、足を引っ張り、脅迫するも
全員が「後ろめたい過去」の共犯者なので
脅しにもならない。
そこに
スターリンを憎むピアニストのマリヤや
スターリンの息子、娘たちが絡み、
フルシチョフの大どんでん返しもあり
まさに狂想曲
さて、どうなる?
◆
イギリス映画です。
監督は政治風刺作品がお得意な方らしいですね。
詳しくはこちらで。
HP
上のリンク先にある予告編の他にも冒頭の5分間動画もあります。
私にはコントのようでした。^^;
スターリンの側近たちによる後継者争いなのでやり方もスターリン式
可笑しくて笑いが出るけれど
やはり、お腹の底からは笑えないですわ。
恐ろしすぎるもの。
だって
あれも、これも全て「事実」だったらしいので。
実にシニカルですね。
◇
監督の意図ではなかったらしいのですが
この映画を観ると
いまだ現在進行形の
某大国の大統領や半島や様々な国や地域の
独裁者たちが思い浮かぶのではないでしょうか。
少し残念だったのは
スターリン時代やNKVD(秘密警察)のことを
少々知っていた方がより楽しめたかなと感じたことでした。
映画の帰りに「小腹がすいたね~」と
冷やしうどんをいただいたのですが
カボスのまあるいスライスが8枚、スープに浮いていて
とっても爽やかで目にも楽しい
(写真は撮り忘れました^^;)
外は炎天下。
この時期の酸味の利いたうどんは美味ですね。
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