裏庭のおしゃべり

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wna

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2024.03.07
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カテゴリ: 映画・俳優


不安定なお天気が続きますね。

寒の戻りはあっても啓蟄も過ぎ、
植物たちの芽吹きは昨年より早そうです。


先日、庭の蕗の薹を採取することを
すっかり忘れてしまい、

気づけば、新芽が伸びきっていました。^^;


残 念。


また、来年ですね。





さて


​今日も1か月前に観た映画のレビューになります。


記憶が恐ろしく怪しいので、

ただのかる~いおしゃべりに過ぎませんが
よかったらお付き合いくださいませ。







でも


マイウェンに対して辛口発言を連発していますので



既にご覧になっていて
良い印象をお持ちの方はどうかスルーしてくださいね。



m(__)m









「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」







詳しい情報はこちらで。





HP





まず、正直に言わせていただきますね。


主演のマイウェン(主演・監督・脚本)がですね、

多くの男性たちを虜にした美女、
ジャンヌ・デュ・バリーを演じるには

年齢的にも完全にアウトだし
不美人で、ちょっとひくわー(失礼)と感じていまして

鑑賞を躊躇していたのです。


でも

衣装やジュエリーはシャネルだし
撮影は本物のベルサイユ宮殿、


これだけでも目の保養、
貧乏神の魔よけにもなるかもしれない。^^;


ジョニデの演技も気になるし・・






もしかしたら


映画を観ているうちに
マイウェンが美しく見えてくるかもしれないじゃない?


という
わずかな期待もあって観てきました。







史実とは多少違うフィクションですが
あらすじをざっと申しますと


時はフランス革命前のルイ15世の治世、

私生児のジャンヌは、
住込みで働く母と暮らしていましたが、


幼少期からご主人に可愛がられ
修道院で教育も受けさせてもらうことになり、


卒業後は、
ある家の侍女として働きます。


しかし

その家の息子たちとの素行が原因で
解雇されパリへ。



その後、
デュ・バリー子爵に囲われるも

彼女の贅沢な生活の代償は

高級娼婦として
貴族や上流階級のお客を取ることでした。






そんなある日、

子爵の思惑通りにルイ15世との謁見が叶い






ポンパドゥール夫人を亡くして久しいルイ15世は
一目でジャンヌに魅了されます。







この夜伽をきっかけに
ジャンヌのヴェルサイユ宮殿での生活は始まりますが


カトリックは一夫一婦制、
そして庶民は宮殿に入ることができないため


ジャンヌは子爵との結婚によってデュ・バリー夫人となり
王の公妾として正式に社交界デビューを果たします。






その後は

王が天然痘で亡くなるまでの5年間、

王の庇護の下で
王宮でのパワーバランスを意識しつつ

孤立しながらも
ジャンヌらしく過ごした日々が描かれていきます。










労働者階級の貧しかった私生児が
娼婦を経て王の公妾となり

ヴェルサイユ宮殿を堂々闊歩するのですから


貴族社会では理解されず
大きな波紋を広げていくのは必至ですよね。


当時の公妾は
王の夜のお相手というより

王に影響力を与え、サロンの女主人でもあり
政治に関与する知的なお仕事をこなすことも
あったのだとか。。
(例えばポンパドゥール夫人)



出自がどうであれ

王女たち(ルイ15世の三人の娘)よりは
影響力のある立場を得るということで


彼女たちはジャンヌの存在を認めたくありません。








このうち、少しまともそうな三女は王宮を去って行きますが


長女と次女は

あまりにも浅はかでして
まるで「シンデレラ」の義姉妹そっくりでした。^^;


​元娼婦が公妾なんて絶対に許せない!!​



ほら、

パパも困っている。^^;








また、オーストリアからは

マリー・アントワネットが(ルイ16世に)嫁いでくるんですね。







史実でも、よく知られているように


マリーと王女たちが
結託してジャンヌを見下し、いじめる様も

ジャンヌ目線で描かれます。











痩せてひょろっとした、この長身の男性、
なんとルイ16世でした。


?? ルイ16世って小太りのほんわかした感じでは
なかったでしょうか~ ^^;



ま、マイウェンのための映画、と言っても
過言ではないので

ちょっとぬぼ~とした印象でしたが 
彼女の息子だったのね。










ということで

忖度なく申し上げますと


​個人的にはキャスティング以外(ジョニデは省く)が
豪華なだけの普通の映画でした。


もちろん、私見です。


インタビュー記事にもある通り
ジョニデの役作りの提案を

マイウェンは「これは私の映画よ」と一蹴したため
彼とは多少の葛藤があったのだとか。


彼女はジャンヌに深く感情移入し
彼女なりの理解を深めていくことによって

これを演じるのは 自分以外にない
確信したようですが​


監督としての能力を発揮したかったのなら

裏方で「自分にしかできない」
その手腕を見せていただきたかった。



豪華な衣装に身を包んでも
オーラを全く感じられないヒロインってNGです。


描かれたジャンヌ・デュ・バリーは
朗らかで屈託なく自由奔放、

宮廷内のおかしな作法も笑い飛ばし、男装もするなど
魅力的に描かれましたが


史実をもとにした
予想できるストーリーなだけに、


シャネルやヴェルサイユ宮殿だけでは
カバーできない要素、


つまり



ビジュアルを含めた
ヒロインのパーソナリティが如何に観客を惹きこみ 

理解してもらえるほどの魅力を放てるか、



それが最も重要だと思ったのですが・・・。


惹き込まれなかったですね。



ただ、


日本でも評判は、さほど悪くないようなので


残念ながら
私の好みではなかった、それだけかもしれません。



だって、


彼女が微笑む演技をする度に、
スクリーンから視線を逸らせてしまいましたので。^^;


もっと広い心で受け入れたかったのですが、

彼女のビジュアルが気になりすぎて
映画に集中できませんでした。


まだまだ修行が足りませんね。




でも


ラ・ボルド役のバンジャマン・ラヴァルネさんは、

印象に残りましたわ。スマイル

















舞台がヴェルサイユということで

名香「ヴェルサイユの舞踏会」というパルファンを
思い出したので


検索してみると中古が色々と出てきました。





濃厚そうで使ったことはありません。


ただ

350種類の自然香料のみを使用し
合成香料を使用していないことには興味があります。


アルコールで薄めたらどうなる?

とか

精油と混ぜ混ぜしたらどうなる?

とか


好奇心は絶えませんが
そろそろ、このクラッシックなマダ~ムな香りを

試してみようかなと思っています。











さて

少し、オタ系の雑談をします。


今年のジェイ・チョウ(台湾)のワールドツァー、
日本では16年ぶりの開催(4月、kアリーナ横浜2DAYS)となりました。





彼が2007年、26歳の時に
主演・監督、脚本、音楽を担当した

映画「言えない秘密」の日本リメイク版も
6月に公開されるそうですね。





「言えない秘密」



日本のアイドルに疎いので言及はしませんが、
主人公はピアノが弾ける人にやってほしかった。。
(ファンの方、スミマセン)




オリジナル版はこちら


「言えない秘密」(2007 台湾)


ジェイの母校での撮影でしたね。
ヒロイン役のグイ・ルンメイも魅力的でした。


彼は幼少期からピアノを習っていたので
ピアノバトルシーンは見ごたえがありました。


DVDもサントラも持っていますが、
いまだにジェイに聞いてみたい疑問があるのよね。


「結局、お父さんはどうなったの?」



^^;





そう言えば、

韓国リメイク版もあるんですよね。
公開については存じませんが。。





懐かしくなったので
オリジナル版のサントラから

「路小雨」(ヒロインの名前)を。


やはりジェイの作る曲って癒されます。

















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Last updated  2024.03.09 12:55:43
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